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働き方コンサルタント 椎葉怜子のブログ

株式会社ルシーダ代表。理性と感性のキャリアカウンセラー。
テレワーク、女性の働き方、起業が専門。

【テレワーク】一般社団法人 日本テレワーク協会の客員研究員に就任しました

2014年10月21日 | 【テレワーク】
10月20日付で、一般社団法人 日本テレワーク協会
客員研究員に就任いたしました。

本協会の理念は、
ICT(情報通信技術)を活用した場所や時間にとらわれない
柔軟な働き方であるテレワークを、広く社会に普及・啓発することにより
個人に活力とゆとりをもたらし、企業・地域が活性化できる
調和のとれた日本社会の持続的な発展に寄与する。
ことです。

わたしは、理事を務める一般社団法人 情報システム学会でも
ICT(情報通信技術)活用による女性の働き方研究会」にて、
テレワークをはじめとする柔軟な働き方についての研究を行っており、
今回の日本テレワーク協会の客員研究員への就任を機に、
より一層、働き方の研究とその発信に力を入れていきたいと考えています。

このブログでも、テレワーク等働き方に関する発信を増やしていく予定です!


【テレワーク】「テレワークの段階的な導入で、女性の活用を!」研究会メンバー名の追記

2014年08月08日 | 【テレワーク】
先日、 ICT(情報通信技術)活用による女性の働き方研究会から発表した、
 「テレワークの段階的な導入で、女性の活用を!」(PDF)について徐々に反響が出てきました。

色々なご意見をいただきながら研究を深め、次の提案に活かしていきたいと思います。

学会サイトにアップされている中間報告書(PDF)に、研究会の紹介や研究会メンバーについて追記しました。

【ICT(情報通信技術)活用による女性の働き方研究会について】
一般社団法人情報システム学会の分科会として2012年に発足。大手・中堅・ベンチャー企業の
経営者をはじめ、大学教授、社会保険労務士、子育て中の女性社員で構成され、
ICTの活用により働く女性が妊娠や子育て期間中も安心してキャリアを継続でき、企業の
競争力も同時に高めていけるような働き方について研究している。
http://www.issj.net/kenkyuu/2012_josei/2012_josei.html

【研究会メンバー】
椎葉怜子(株式会社ルシーダ代表取締役社長)
柿澤晋一郎(三和コムテック株式会社代表取締役社長)
伊藤重光(BRIGHTWORKS代表)
荒川達雄(日本アイ・ビー・エム・サービス株式会社執行役員)
岡田章子(AZX Professionals Group社会保険労務士)
魚田勝臣(専修大学名誉教授)


現在の研究会メンバーは30代~70代の経営者、子育て中の働く女性、大学教授という
ユニークなメンバー構成です。

一般社団法人情報システム学会では、「人間中心の情報システム」を理念に掲げ、
様々な研究・研究発表の場が用意されています。学生さんでも社会人個人でも
申込みが可能です。ぜひ学会への入会をご検討いただければと思います。

情報システム学会入会の手続き
http://www.issj.net/nyuukai/index.html

【テレワーク】メディア掲載「テレワークの段階的な導入で、女性の活用を!」

2014年08月04日 | 【テレワーク】
 ICT(情報通信技術)活用による女性の働き方研究会からの提案、
 「テレワークの段階的な導入で、女性の活用を!」(PDF)のニュースリリースが以下のメディアに掲載されました。

 CNETニュース
 http://japan.cnet.com/release/30077293/

 zdnetニュース
 http://japan.zdnet.com/release/30077293/

 朝日新聞デジタルニュース
 http://www.asahi.com/and_M/information/pressrelease/CNRAI30077293.html?iref=andM_kijilist

【テレワーク】「テレワークの段階的な導入で、女性の活用を!」を執筆しました

2014年08月04日 | 【テレワーク】
5月、6月に根詰めて執筆していた企業の経営者、マネージャー層向けの提言、
「テレワークの段階的な導入で、女性の活用を!」(PDF)がようやく公開されました。

これは、2012年に発足させた一般社団法人 情報システム学会の分科会
ICT(情報通信技術)活用による女性の働き方研究会」の研究成果を中間報告書としてまとめたものです。

主に椎葉が執筆し、研究会メンバーの意見をもとにアップデートを重ねました。

この提言は、企業におけるテレワーク導入の意思決定権をもつ企業の経営者やマネージャー
層向けに書きましたが、「働き方」に興味のある方ならどなたにでも読んでいただきたい内容です。

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執筆にあたっては、以下の点を意識して書きました。

○他の先進国と比べて日本では子育て期の女性が仕事から遠ざかる原因として、
 多くの女性が出産前から無意識のうちに刷り込まれているであろう「三歳児神話」について触れました。

○「テレワーク」は新しい働き方として度々話題にはなるものの、言葉だけが先行し、
 議論が空中分解しやすい傾向にあります。本稿では、企業に雇用されてテレワークを
 利用する場合の働き方の分類を明確にした上で、提案を展開しました。

○テレワークによって子育て中の女性が仕事を継続して働く企業として、
 ボッシュ株式会社様と日本IBM様の事例を取り上げました。
 両社とも、テレワークの利用対象者を子育て中の女性社員に限定していないこと、
 子育て中の女性社員であれば、誰でもテレワークを利用できるというわけではなく、
 各自の業績や業務内容などによるスクリーニングが入る点が重要なポイントと考えています。

○中小企業がテレワークを導入する場合に利用できる、厚生労働省の助成制度も紹介して
 いるので、ぜひご覧ください。

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本稿に対するお問い合わせは、研究会主査 椎葉怜子(株式会社ルシーダ)までお願いします。
info★lucida.jp(★を@に変えてお送り下さいませ)


【情報システム学会(Information Systems Society of Japan)について】

2005年に設立。2010年7月1日より一般社団法人として活動を開始。
情報システム学会は、人間中心の情報システムを志向し、ビジネス・研究領域の融合や
情報システム人材の育成を目的とした学会。日本学術会議が認定した「協力学術研究団体」。
URL:http://www.issj.net/

【ICT(情報通信技術)活用による女性の働き方研究会について】

一般社団法人情報システム学会の分科会として2012年に発足。
大手・中堅・ベンチャー企業の経営者をはじめ、大学教授、社会保険労務士、
子育て中の女性社員で構成され、ICTの活用により働く女性が妊娠や子育て期間中も
安心してキャリアを継続でき、企業の競争力も同時に高めていけるような働き方について研究している。
http://www.issj.net/kenkyuu/2012_josei/2012_josei.html

【テレワーク】第四回「ICT(情報通信技術)活用による女性の働き方研究会」

2013年05月24日 | 【テレワーク】
5月19日(日)に「ICT(情報通信技術)活用による女性の働き方研究会」の
第4回研究会を開催しました。





今回会議室を貸して下さった三和コムテック様の玄関前では
こんなにもきれいな花が出迎えてくれました。

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今回のテーマは「在宅勤務の是非~フリーディスカッション~」

今年2月に米国Yahoo!のCEO が「在宅勤務禁止令」を出したことが
話題となりました。日本では自民党が参院選の公約の目玉として
育休中の「在宅勤務」の規制緩和を打ち出す方針を固めたとの報道があり、
「在宅勤務」がにわかに話題となっています。

しかし、「在宅勤務」という言葉だけが一人歩きし、「一部在宅勤務」と
「完全在宅勤務」が混同されたままになっているような気がしてなりません。
必要な時だけ自宅で仕事をする「一部在宅」と基本的にオフィスに
出社しない「完全在宅勤務」では大きく違います。

第4回の研究会では「在宅勤務」について深掘りするべく、
「一部在宅勤務」と「完全在宅勤務」について切り分けをした上で、
「在宅勤務の是非」について議論を行いました。

特に「一部在宅勤務」を導入する上での適切な条件について、
各企業の事例をもとに具体的な話ができたことは大収穫でした。

また、今後研究会として社会に提言していく内容についても
メンバー間で方向性を共有できて一安心です。

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<これまでの研究会開催内容>

第一回研究会
 「日本IBM(株)モバイルワーク見学会」
 -人事.ダイバーシティ&人事広報部長 梅田様による日本IBM社の
  モバイルワークの取り組みに関するご講演
  -社内のモバイルワーク環境の見学

第二回研究会
  -【IBM ユーザー研究会】関東研「企業も社員もハッピーな、
   ワークライフバランス時代の次世代ワークスタイルとは」の
   研究会メンバーの皆さまによる研究発表・質疑応答
-米国McGrawHill 社出版「Managing the Mobile Workforce」サマリー発表

第三回研究会
ワーキングマザーに聞く! モバイルワークへの期待と課題」
  -ワーキングマザー4名への公開インタビュー
  -参加者全員でのフリーディスカッション

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18(土)の学会理事会にて、2014年度の理事の1人(全15名)として
末席に名前を連ねさせていただくことが決まりました。
大変恐れ多い状況ですが、大先輩方にサポートしていただきながら
マイペースに研究会運営と情報発信を続けていきたいと思います。

【テレワーク】「ワーキングマザーに聞く! モバイルワークへの期待と課題」レポート

2013年01月16日 | 【テレワーク】
12月9日(日)に第三回「ICT活用による女性の働き方研究会」を開催しました。
今回のテーマは「ワーキングマザーに聞く! モバイルワークへの期待と課題」

異なる業界・業種で働く4名のワーキングマザーにお集り頂き、公開インタビューと
フリーディスカッションを行いました。

★第三回研究会の詳細はこちらに掲載しております。

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研究会の開催レポートは、研究会FBページに掲載していますが、アクセスできない
方もいらっしゃると思いますので、サマリー部分のみ抜粋して掲載します。



研究会全体写真。前列が協力して下さったワーキングマザーの皆さまです。


【①在宅型モバイルワークを利用しても仕事とプライベートの両立は可能!】


在宅型のモバイルワークを利用中のワーキングマザーからは、
「現在利用しているモバイルワークなくして仕事と子育てを両立することは難しく、
モバイルワークには大変満足している」
という意見がありました。

一方で、在宅型のモバイルワークを利用したことのない方々からは、
「自宅で作業することで仕事とプライベートとの区別ができにくく
なってしまうのではないか」
という懸念も寄せられました。

それに対して、利用中の方々からは、「早朝や夜間など、自宅で作業する場合は
子どもが寝ている間に作業をこなし、子どもが起きている間は子どもの相手を
するのでバランスが取れており、これについては特にストレスを感じていない」

という心強いコメントがありました。

【②早朝時間はワーキングマザーのミカタ!】


ワーキングマザーは保育園へのお迎えや子どものお世話で夕方以降は
仕事をしづらいけれど、朝は早起きをすることで時間が自由になりやすい
という共通点が見えてきました。

2名の方が、早朝を業務時間として最大限に活用されていることから、
【早朝の在宅勤務の整備や出社後の早朝残業を実務時間としてカウントすること】
の意義を感じました。

ワーキングマザーにとっては、夕方以降に業務ができない(または業務をしても
残業代がつかない)ことのストレスを軽減できるだけでなく、早朝を使えることで
働き方の自由度が上がり、仕事へのモチベーションがアップするはずです。

もちろん、企業にとってもワーキングマザーが前倒しで業務をこなし、
任せる業務量を増やすことができるのは間違いなくプラスになるでしょう。

【③パートナーの育児への関わりは女性のキャリアを大きく左右する】

共働き夫婦の中には、子どもが出勤日に病気になったときの預け先として
両親の力を借りるケースが少なくありません。
しかし、夫婦双方の両親が遠方にいる場合、パートナーの協力度合いが女性の
キャリアを大きく左右します。

今回協力して下さったワーキングマザーの中でも、パートナーが保育園の
お迎えを週の半分は担当しているという方と全く分担してもらえないという方に
分かれました。

保育園の送迎も子どもが病気の際に会社を欠勤するのも100%妻、という方の場合、
自分で自由にコントロールできる時間が少なくなり、キャリアの選択肢も狭まれます。
働き方に柔軟性が求められているのは、男性も同じなのです。


【④モバイルワークはこれからの働き方にはマスト!】


従来の日本企業で美徳とされる「会社に長時間いる人ほど評価が高くなる」という
考え方があるかぎり、子育てで自宅での滞在時間が多くなるワーキングマザーには
不利な状況が続き、実力を発揮してもらうことが困難になります。

また、無意味・無目的に会社に拘束されることを嫌う若い世代にとっても、
個人の生活を尊重しない、非合理的で固定的な働き方は憧れとは程遠いものです。

これからの日本では、災害時の危機管理対策と合わせて、男女問わず、モバイルワークに
象徴される柔軟な働き方の実現が必須
となるでしょう。

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公開インタビューに協力して下さったワーキングマザーの皆さまのプロ意識の高さや
無駄のない効率的な働き方に、研究会メンバーは一同感嘆。

モバイルワークを中心とするICTを活用した女性の働き方を考える上で、
大変有意義な研究会となりました。

協力して下さったワーキングマザーの皆さま、本当にありがとうございました!
ママさん達が研究会に参加している間、子守りを担当して下さったパパさん達にも
感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。ありがとうございました!

★情報システム学会内 研究会詳細ページ
http://www.issj.net/kenkyuu/2012_josei/2012_josei.html

当研究会では、引き続きモバイルワークを中心としたICT活用による女性の働き方に
ついて研究、提言を続けて参ります。

【テレワーク】ICT活用による女性の働き方研究会 第三回研究会

2012年11月15日 | 【テレワーク】
いま力を入れているのが、情報システム学会で立ち上げさせていただいた
ICT活用による女性の働き方研究会」の活動です。

日本の現状を見てみると、モバイルワークや在宅ワークと呼称される
会社の外で仕事をする働き方は、まだごく一部の企業でしか認められていませんが、
あと5年もすれば、男女関係なく「出勤とモバイルワークを組み合わせた働き方」が
もっと普及しているものと思います。

12 月9 日(日)開催する第3回研究会では、4名のワーキングマザー
(モバイルワーク利用者2名、未利用者2名)にご協力いただき、
モバイルワークへの期待や課題について公開インタビューを行います。

学会非会員の方でも、わたしと直接知り合いの方にはご参加いただけます☆
(男性大歓迎です! もちろん女性も)

★第三回研究会詳細(PDF)
http://www.lucida.jp/ISSJ/20121209.pdf

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【第三回研究会のご案内】
ICT活用による女性の働き方研究会では、12 月9 日(日)に第3回研究会を開催します。

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第3回研究会では、異なる業界で働くワーキングマザーにお集まりいただき、
モバイルワークへの期待や課題についてインタビュー形式で本音に迫ります。
後半には参加者間でインタビュー内容に関するフリーディスカッションを行います。
ぜひご参加ください。

■ 研究会タイトル:「ワーキングマザーに聞く! モバイルワークへの期待と課題」
■ 開催日時:2012 年12 月9 日(日)14:00~16:00
■ 開催場所:日本アイ・ビー・エム株式会社 豊洲事業所 4F
 (東京都江東区豊洲5-6-52 NBF豊洲キャナルフロント)
 http://www-06.ibm.com/ibm/jp/about/office/map/toyosu.html
■ 集合場所
  13:50 にNBF豊洲キャナルフロント建物内のタリーズ前にお集まりください
■ 当日のプログラム
14:00~15:00 ワーキングマザーへの公開インタビュー
15:00~16:00 フリーディスカッション
■ 費用:無料
■ 参加対象者:情報システム学会の会員及び会員からの紹介があった非会員の方
■ 備考:当研究会は情報システム学会の会員が対象となっておりますが、
非会員の方も2回まではゲストとしてご参加可能です。3回目以降は、情報システム学会に
ご入会の上、研究会メンバーとしてご参加いただきます。

※情報システム学会へのお申し込みについて
http://www.issj.net/nyuukai/index.html

■ ワーキングマザープロフィール

金咲もと子さん
神戸大学国際文化学部卒、1997 年株式会社ゼクセル(現 ボッシュ株式会社)入社。
2000 年より親会社であるドイツのロバート・ボッシュ社 事業部人事に海外赴任、
2004 年に帰国。現在は人事部門人材開発グループ・マネージャーとして日本ボッシュ
グループの人材育成全般(育成プログラム企画・導入など)および
ダイバーシティ推進に取り組む。
子供は小学生と保育園児の2 人。

森洋子さん
1978 年生まれ、慶應義塾大学環境情報学部卒、新卒でプライスウォーターハウス
クーパーズコンサルタントに入社。現在の日本IBMに至る。企業の基幹業務・システム
コンサルティングを専門とする。現在はプロジェクトマネージャをつとめることが多い。
趣味は料理、ヨガ、コスメなど。
子供の人数・年齢:1人(1歳7ヶ月)

柏原梨世さん
1978 年生まれ。上智大学理工学部化学科卒。2001 年旭化成工業株式会社に入社。
大学時代に培った化学の知識を生かして、技術に強い営業を行っている。
入社から3年間半は末端商品の工業用洗浄剤の営業を担当。
その後は、化粧品原料の営業を担当している。
ルートセールスである為代理店の管理・指導を積極的に行っている。
大手化粧品会社や重要ユーザーとは、共同開発の話を纏め、新規原料の開発に力を入れている。
又、化粧品用途ではない新たな用途開拓にも注力している。
挑戦能力、新規開拓能力、周囲を巻き込むコーディネイト能力に長けている。
趣味はスポーツ全般、旅行、読書。
子供2人(娘6歳3か月、息子3歳10 か月)

K.Y.さん
1974 年生まれ。大学を卒業後、東京海上火災保険株式会社(現東京海上日動
火災保険株式会社)に入社し法人営業の業務に従事。
その後、三菱商事株式会社で派遣社員として働きながら、
ファイナンシャルプランナー(CFP(r))の資格取得を目指す。
2004年、株式会社FPインテリジェンスに入社。ファイナンシャルプランナーとして
コンサルティング、資格取得テキストや雑誌の執筆、企業のライフプランセミナーや
401K 導入研修の講師業務に従事。
2011 年より三菱UFJ リサーチ&コンサルティング株式会社にて、
途上国の森林減少・劣化の抑制と炭素クレジットメカニズム開発のプロジェクト
アシスタントの職に就き現在に至る。
子供1人(男児、5 歳0 ヶ月)


■ お申し込み:下記の申込みフォームよりお申し込みをお願いします。
  http://goo.gl/muu9r

キャンセルを希望される方は、開催3日前までに info■(@に置き換えてください)lucida.jp までご連絡をお願いします。

【テレワーク】第二回「ICT活用による女性の働き方研究会」を開催しました

2012年10月12日 | 【テレワーク】
いま力を入れているのが、情報システム学会で立ち上げさせていただいた
ICT活用による女性の働き方研究会

ワークライフバランスや人事・労務・会社経営のプロにお集まりいただき、
「ICTを活用した柔軟な働き方」を社会に提言するための研究を行っています。


★第一回目研究会「日本IBM(株)モバイルワーク見学会」のご報告はこちら


そして9月28日に、第二回研究会を開催しました。
この会には【IBM ユーザー研究会】というIBMのサービスを利用する企業で成り立つ
50年の歴史をもつ老舗研究会からゲストをお呼びし、研究結果を共有していただきました。

発表して下さったのは、【IBMユーザー研究会】関東研、
「企業も社員もハッピーな、ワークライフバランス時代の次世代ワークスタイルとは」
の研究会メンバーの方3名。

ワークライフバランスの阻害要因や実現方法、真のワークライフバランスとは何かについて
深い考察がなされた示唆に富む素晴らしい研究発表でした。
研究会の運営方法についても、情報をご提供いただき、大変参考になりました。

発表内容に対して、参加者からは以下の意見がありました。

●ワークライフバランスは常に一定ではなく、仕事を思いっきり頑張る時期や子育てに
 比重をおく時期など、時々によって変化するものと実感しています。

●これからは(会社人間の時代は終わり)個々人が社外の活動に参加して人脈を広げたり、
 家族や遊びを大切にすることで、人間力を高めること(自分自身が魅力的な人間になって
 いこうとする姿勢と行動)が重要だと思います。



2部では、研究会幹事の三和コムテック社長の柿澤さんが、
米国McGrawHill社出版の、経営者向けモバイルワークの教科書ともいえる
「Managing the Mobile Workforce」( Sub Title:Leading, Building and Sustaining
Virtual Teams)の要約発表をして下さいました。

この本は、ワークライフバランスやワークライフインテグレーションという概念を飛び越え、
「これからはモバイルワークが当たり前である」という前提で書かれており、
日本企業での働き方を柔軟にする上で大変参考になる情報が詰まっています。

今後、当研究会でこの本の原書講読(1章ごと担当して要約を発表)も検討中です。
わたしも英語に大苦戦しながら読み進めているところです…。



今後は、ワーキングマザーの方にモバイルワークへの期待や課題についてリアルな声を
聞かせていただくインタビューなども予定しています。

社会への提言につなげていけるような研究会のコンテンツを考えるには、自分自身、
もっともっとインプットが必要だと痛感しています。(人間力のアップも><)
頼りになる研究会メンバーの方々に甘えつつ、がんばりたいと思います。

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第二回「ICT活用による女性の働き方研究会」については、以下のサイトに
ニュースリリースとして掲載していただきました。

★朝日デジタル
http://www.asahi.com/business/pressrelease/CNT201209260075.html

★zdnet
http://japan.zdnet.com/release/30027780/

★CNET
http://japan.cnet.com/release/30027780/


【テレワーク】「日本IBM(株)モバイルワーク見学会」を開催しました

2012年07月30日 | 【テレワーク】
2012年7月27日(金)に第一回「ICT(情報通信技術)活用による女性の働き方研究会」として、
日本IBM(株)モバイルワーク見学会」を開催しました。

オフィス内の見学の前に、日本アイ・ビー・エム株式会社 人事.ダイバーシティ&
人事広報部長 梅田様より、社内に設置された「こがも保育園」をはじめとした
柔軟な働き方を可能にするための様々な取り組みについてご説明いただきました。



梅田様のお話は、企業組織内に柔軟な働き方を取り入れるためのノウハウがぎっしり
詰まっており、気付いたら9ページ分メモをとっていました。

日本IBM様で、モバイルワークや短時間勤務など柔軟な働き方を男女関係なく選択できる
ようになった背景や企業としての価値観を知ることができ大収穫でした。

細かいメモは省きますが、女性活用や柔軟な働き方を推進する上で、
以下のことがヒントになるのではないかと感じました。

-ワークライフバランスではなくワークライフインテグレーション
-柔軟な働き方を推進するのは、もっと質のよい働き方をしたい人のため
 (”柔軟な働き方”と”生産性”が比例しないと意味がない)
-柔軟な働き方を実現するにあたって、当事者自ら課題を洗い出し、
 解決するための仮説を立てて経営陣に提案
-女性のみを対象とした制度は極力作らない(女性が遠慮して使いにくいから)
-オフィス内は、無駄が出ないよう合理的に設計
-業務評価がしっかりしており、モバイルワークでも問題ない



最後に、暑い中お集まりくださった参加者の皆さまと。

まだ始まったばかりの研究会ですが、様々な分野でのプロフェッショナルに支えて
いただき、研究会を運営できることを大変ありがたく思っております。
社会への提言につなげられるよう今後も様々な研究、イベントを行って参りたいと
存じます。


「ICTを活用した女性の働き方研究会」Facebookページ
 https://www.facebook.com/ICTWW

【テレワーク】「日本IBM(株)モバイルワーク見学会」を開催します

2012年07月06日 | 【テレワーク】

今年、情報システム学会にて「ICT活用による女性の働き方研究会」を立ち上げました。
★研究会設置趣意書はこちら(PDF)

第一回目の研究会として、モバイルワークの先駆者である日本IBM社様にご協力いただき、
「日本IBM(株)モバイルワーク見学会」を開催することになりました。

当日は、日本IBM 人事.ダイバーシティー&人事広報マネージャー梅田様より、
社内に設置された「こがも保育園」の取り組みや、柔軟な働き方を支援する制度に
ついてお話をうかがいます。

さらに、モバイルワークが実践されているオフィス見学も行う予定です。
社内見学をさせて頂ける滅多にない機会ですので、モバイルワークやテレワーク、
女性の柔軟な働き方についてご関心のある方はぜひご参加ください。

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●研究会タイトル:「日本IBM(株)モバイルワーク見学会」

●開催日時:2012年7月27日(金)15:00~17:00

●開催場所:日本IBM本社 東京都中央区日本橋箱崎町19-21
 15F 1504会議室
 http://www-06.ibm.com/ibm/jp/about/office/map/hq.html

●集合場所:日本IBM本社 ロビーに5分前までにお集まり下さい

●参加費:無料

●対象者:情報システム学会の会員及び会員からの紹介があった非会員の方
 ★学会入会のご案内はこちら
  (個人としても法人としてもお申し込み頂けます)

●備考:当研究会では、三ヶ月に1回程度開催される研究会のメンバーを
 募集しております。当研究会の趣旨にご賛同いただける方で、学会会員の方は
 ぜひご参加ください。研究会の開催は、平日の午後または夕方以降を予定しております。
 研究会への入会をご希望の方は、下記の申込みフォームよりお申し込み下さい。

●お申し込み:下記の申込みフォームよりお申し込みをお願いします。
 http://goo.gl/WmlkL

★キャンセルを希望される方は、開催3日前までに 研究会事務局
 info■(@に置き換えてください)lucida.jp までご連絡をお願いします。

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