lie to me 3

映画(海外メイン)・洋楽(HR/HM)など日々徒然のハマっているものごとの覚え書き

ベン・ハー@みゆき座 08/31/11

2011-09-01 07:11:31 | 映画・ドラマ
ベン・ハー、スクリーンで観てまいりました。
ありがとう「午前10時の映画祭」ちなみに銀座みゆき座では終日やってくれていて便利♪
しかしベン・ハー、TVで観たことはありますが記憶はブツ切れ、多分編集もガンガンされていたことでしょう、何せ223分の大作。インターミッション有りの映画は久々。
私の子供心では、昔のローマあたりのお話でベージュの画面で競争とかやってた男っぽいスリリングな映画、でした。
大体合ってたけど全然違った…!

あらすじはこのサイトが一番しっくりときました。
チャールトン・ヘストン演じるジュダ=ベン・ハーの波瀾万丈な生涯とイエス・キリストの生涯がリンクする映画だったんですね。全てにおいて見応えのある大作でした。大満足です。
以下、雑感。

子供の頃の感想、ローマは合ってます。
基本的にイエス・キリストの生涯とリンクしている映画なので(全然知らなくてここに一番ビックリした)いわゆるパックスロマーナの頃ですね。
映画では冒頭にキリストの誕生シーンが描かれています。あざといくらいに輝く星がベツレヘムに導いてくれてます。ちなみに厩のメインは牛でした。モーモー啼いてました。
ベージュは砂埃のシーンが多かったからかな…画面は黄青赤が良く出てましたね。特に赤の色出しの鮮やかなことったら!ローマ軍の正装時の布が赤いのでもう派手派手で素敵です。
競争やってましたね。
もっとも有名なシーンであるチャリオットレースではメッサーナが黒馬に赤と金の馬具、ジュダが白馬に青金の馬具だったんだけど、もう綺麗でカッコ良くて…このシーンはほんっっとうに大迫力!スクリーンで観て良かった!もっと大きいスクリーンで本当は観たいけど!
なんとつべがあったので貼っておこう…コチラ。画像が良いのでフルスクリーンで観られます。
1959年の映画なので当然CGなどはなく、色々どうやって撮影したんだろうというところ満載のすごいレース。
他にもガレー船でオールを漕ぐチャールトン・ヘストンの肉体美や、海戦において司令官アリアスの命を救うドラマなど、それはもう見所たくさんな映画。私はアリアスが好きでした。

キリストを「顔を一切出さない」という表現方法にしたのは本当にステキでした。
ゆるいウエーブのかかった亜麻色の肩にかかるほどの髪、緩いシルエットのたっぷりした白い布の服をまとう長身の若い男。なんとイメージどおりのナザレのイエスなんだー。
これを後ろ姿やパーツのアップ、正面から映すときはかなり引いて表情は影になって見えないという、徹底した顔NGっぷりで、観ている人の心の中にいるキリストがイメージできて素晴らしい手法。私の中では相当なイケメンで再現されましたが…w

覚えていないことやTVで放映したのかな?と思うようなシーンもいっぱいありました。
私が一番びっくりしたのは、ナザレのイエスの十字架の場面…そして奇跡が起こっちゃうところ…うーん、信じればハンセン病が治るのか…キリスト教の人の考えることがわからない。。
前半の血湧き肉踊るスペクタクルなストーリーと、最後の宗教チックな部分がどうしてもしっくりこないのですが、西洋の人たちは気にならないんだろうなあ。
コメント
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