***吉井和哉的日常生活***

アリ地獄に嵌って14年半 吉井和哉のない生活は、たぶん考えられない

梅見&富士屋ホテル

2011-02-28 20:34:28 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

ババ様がショートステイに入ったので、私ら夫婦は昨日今日と、
梅見&温泉のプチ旅行へ行ってまいりました。

 

梅見で訪れたのは、湯河原梅林

山の斜面一帯に広がる梅林。広大です。

この日は風が強かったのですが、7部咲きの花たちは
健気にやさしい香りを漂わせていました。

 



花びらの縁がほんのり白く立体感のある紅梅。
名前は見忘れました(汗)



後ろ姿が可愛いこちらは"一重緑萼(ひとえりょくがく)"という
野梅系園芸品種だそうです。
野梅(やばい)系って、言葉だけ聞くと「え?」ですよね(笑)

 

梅林の先にそびえる岩山にはロッククライマーがたくさん。



桃や桜と違って、梅は派手さがないですが、
そのほんのりとした様子は、ひとあし早い春を感じさせてくれますね。

 

 

園内の売店で売られていたゴールデンオレンジ。初めて食べました。

大きさは蜜柑のSサイズくらいで、皮が硬くて剥くのがちょっと面倒なんですが、
味はとってもgood!
果肉がしっかりと噛み応えがあり、ワイルドな酸味と甘味で本当に美味しかったです。
1000円の大袋入りを買ってくれば良かったと後悔。

 

 

宿泊は、去年の秋、お茶をしたときに次はぜひ泊まってみたいと
思った箱根宮ノ下の富士屋ホテル

富士屋ホテルには、本館、洋館、花御殿、フォレスト館など、趣の異なる館がありまして、
今回は館お任せのプランで少々不安だったのですが、
案内されたのは上の写真の本館でした。

国登録有形文化財にもなっている、明治24年建築の本館、
めっちゃ素敵です。

 

部屋はフロント脇の階段を上がってすぐ横、写真のドアのところ。
ええ感じでしょ?

 

レトロ満載(笑) こういうの大好きです。

このホテル、昔は外人さん専用のホテルだったそうで、
そのためかドアが異様に大きく、ドアノブの位置も普通よりずっと上にありました。



古い洋服タンスは引き出しを開けるのに一苦労(笑)
でもそれが楽しいし、

 洗面台の蛇口もええですわ~♪

 

   

バスルームのドアが木製なのにはビックリ(笑)
呆れるくらい飾り気のないバスルームですが、
ちゃんと温泉が出るんです。
シンプルなだけに、他の何にも気を取られることなくて、
それも乙なもんでありました。

 

 

天井がまた高いのなんの、4mくらいあるでしょうか。
照明も素敵です♪
 

窓からは中庭が望めます。


レトロなだけではなく、部屋には吉井さんも絶賛するプラズマクラスター搭載の
空気清浄器や、大型液晶TVもありました。
加湿器もあったら更に嬉しいところでありますね。

お風呂については、共同の温泉浴室もありました(あまり表面には出てきません)が、
露天があるわけでも、趣向を凝らしているわけでもなく、
正直パッとしません(汗)
強いて言えば、床が疑似畳になっているのが面白かったかなぁ、と。

あ、それと、共同温泉には(テ○コムだけど)マイナスイオンドライヤーが置いてあって、
それは凄く有り難かったです。
有名どこのホテルでもなかなか置いていないんですよね。

 

 

夕食は、いつもながら、ホテルでは高いので、すぐ近くの"じゅらく"という
天ぷら屋さんにて。

 

いつぞやの伊東の天ぷら屋さんと違って、とってもシャイで穏やかなご主人が
揚げる天ぷらは、ちょっとピカタっぽい食感で、それは好き嫌いが分かれる
とこかもしれません。

コースの最後に登場したのが梅干しの天ぷら(笑)
これ、意外だったけど、酸っぱいのとサッパリで天ぷらの〆に合うんですわ。
カウンターにいた外人さんが食べるとこを見てみたかったです(笑)

 

朝食は富士屋ホテルの顔とも言えるメインダイニングの"THE FUJIYA"で。


一番乗りです(笑)

 

写真では見たことありましたが、ホント凄いですわ、ここ。

広いスパンの隅々まで施された装飾の見事なことったら。

天井見たり、欄間見たり、柱見たり、床見たり(笑)
どこを見ても普通じゃないものが目に映るんですもん。

 



そして、窓の外には小雨にけむる花御殿。これもまた素晴らしい。

これは葉の落ちた冬だけ楽しめる景色ですね。


メニューは奮発して『伝統のアメリカンブレックファースト』、

といっても基本メニューに800円プラスしただけね(笑)


 

ホテルのオリジナルレシピと思われる、
クレープみたいなパンケーキや揚げてあるフレンチトーストも
美味しく戴きましたが、


 

それより何より、ポーチドエッグ2種(チーズ&ほうれん草、カレーソースがけ)が、
どっちもとっても美味しくて、ダンナも私も大満足。
800円プラスして正解でした♪

 

あいにくのお天気なので、館内をあちこち散策。

 

このホテル、どこから見る景色も絵になるし、

 

トイレなどの工夫を凝らしたタイルの意匠も面白いし、

 

  

ロビーにさりげなく鎮座している尾長鶏や、ダイニングルームのユニークな柱飾り、
(これは2代目社長の顔をデザイン化したものとのこと)


  

日光東照宮を模したという眠り猫&犬、等々、
何時間かかけて館内ツアーをしたいくらい見飽きないです。


前回利用したとき感じたように、スタッフの方は、誰もが笑顔と気配りを絶やさず、
本当に良く教育されているなと感心した次第です。

が、上記の眠り猫や柱飾りなどは、部屋に置かれている
『FUJIYA STORY』という本に掲載されているにもかかわらず、
由来や場所などをちゃんと説明できず、
その辺はもうちょっと勉強すべきじゃないかな、と思ったりもしました(汗)

 

 

そして〆は、前回お茶をしたティーラウンジのオーキッドで。

 

 

案内されたテーブルには、1978年にジョン・レノンがこの席を利用した旨の
説明書きがありました。
ジョンはホットアップルパイと紅茶をいただいたそうです。

軽井沢万平ホテルのティーラウンジにも、同じようなことが書かれていたけど、
そういえば、ふたつのラウンジは雰囲気がよく似てますね。

 

 

ダンナは、前回食べて感動したフレンチトースト オーキッド風
(コーヒーまたは紅茶付きで1,900円)を、
私もそれにしたかったけど、二人同じじゃ勿体ないので(この辺が貧乏くさいw)、
新作のフェリーチェ(同1,600円)を。

フェリーチェも美味しかったけど、フレンチトーストを半分奪って食し(笑)、
やっぱりここではフレンチトーストを戴くべきだと痛感。

メープルシロップとバニラアイスを塗りたくったフレンチトーストの
美味しさったら、それもう至福以外の何ものでもありませんぜ。

 

 

ちなみに、今回のプラン(1泊朝食付き)は、ひとり9,850円でございました


富士屋ホテルさん、ありがと~~

 

 

 

 

 
 

 

 
 

 

 
 

 

 

 

 


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