***吉井和哉的日常生活***

アリ地獄に嵌って14年半 吉井和哉のない生活は、たぶん考えられない

秋の夜長の過ごし方

2009-09-22 21:27:16 | 映画



なんだかんだ言っても予約済みです、モンキー3点セット(凄い略し方w)

もちろん、宇宙一周旅行のDVDはとっくに予約済みです



THE YELLOW MONKEYと吉井和哉は過去と現在。

THE YELLOW MONKEYは、懐かしいアルバムを目を細めながら
見ている、そんな聴き方になっている今の自分がいます。


吉井和哉は現在進行形。

重いの好きですから(笑)



そんな、昨日、今日は何の予定もないし、車も無いしで(泣)、
ずっと家に籠もってケーブルTVの映画を観てました。

『エディット・ピアフ 愛の賛歌』
『ホワイト・オランダー』
『フォレスト・ガンプ』
『レインマン』
『クライシス・オブ・アメリカ』
『インサイダー』

以上、6本。



『エディット・ピアフ 愛の賛歌』は、以前、吉井さんが泣き死んだという映画ですよね。
私の場合、泣き死ぬ事はなく、エディット・ピアフ役の女優さんの演技というか、
演技と思えない演技にただただ見惚れてました。
単なるスーパースターの伝記としないよう、時系列をバラバラにして
断片的に描いていたため、感情移入がしづらく、至極客観的に
観せられてしまう映画ですね。
もう少しエピソードや登場人物を絞って描いたものだったら
吉井さんほどの感性の持ち主でない私も泣き死ねたかも。
愛の賛歌バラ色の人生はやっぱり鳥肌が立ちますね。
そしてNon,je ne regrette rienがまた素晴らしい。
でも、邦題が“水に流して”ってどうよ、と思うのは私だけ?



『ホワイト・オランダー』は、全然期待しないで観たんですが、
これが意外や意外、面白かったです。
お話しは、美しく強い母親に支配されていた少女と、
殺人を犯し塀の中からも尚、娘を支配しようとする母親の葛藤を描いたもの。
はじめは母親に依存していた娘が、逆境に翻弄されながらも力強く成長し、
やがて母親と対峙するまでになり支配から解放されていく、、
その過程は重いけれど、娘役の子の演技がしなやかで清々しく、
また、ミッシェル・ファイファー演じる母親の憎たらしいまでの強さと、
レニー・ゼルウィガーの里親の脆さが対照的で、それがどちらもはまり役で、
とても見応えのある映画でした。


『フォレスト・ガンプ』と『レインマン』は言わずと知れた感動の名作。
何度観てもフルフルします。


『フォレスト・ガンプ』はたった15年前の映画なのに、今見ると
トム・ハンクスがメチャクチャ若い、というか15年で老けすぎでしょ(汗)
それと、どうでもいいとこかも知れないけど、
ダン中尉がアジア系の女性を結婚相手としてガンプ達に紹介する場面、
あそこってガンプもジェニーもほとんど女性を無視してないですか?
そういう時代背景をも描いたってことなんですかね。


『レインマン』は1988年だから21年前。
トム・クルーズのハンサム度が半端無いですわ(今より歯並び悪いけど)。
って、こんな感想でスンマセン。
だって今更何を書けばいいの?ってくらい良い映画ですもん。


『クライシス・オブ・アメリカ』『インサイダー』は国家やら企業やらの陰謀もの。


『クライシス・オブ・アメリカ』は、企業と組んで科学的に人を洗脳し
息子をアメリカ大統領にしようとする恐ろしい母親と哀れな息子、
そして、その陰謀に利用され、それを暴こうと孤軍奮闘する元少佐のお話。
デンゼル・ワシントンの元少佐役、あんまり面白くないです。
その代わりメリル・ストリープの母親が凄い。現実にいそうだから余計恐い。



巨大なタバコ産業の不正を描いた『インサイダー』は実話を元にした映画です。
これは凄かった。2時間38分と長いけど全く飽きません。
報道者としての誇りを失わず使命を貫いたTV局プロデューサーと
不正を暴くために告発者となった企業の元重役の2人が主役の話。
TVプロデューサーを演じたアル・パチーノも骨っぽくて良かったけど、
告発者の葛藤と苦悩を繊細に演じたラッセル・クロウが素晴らしい。
ヒーローじゃない人間臭さが滅茶苦茶リアルです。
しかし、ラッセルの奥さんたら、ダンナが巨大な不正を暴こうとしているのに
メソメソと逃げ出しちゃう?誇りに思わない?支えてあげようと思わない?
と苛つくも、これはアル・パチーノの奥さんとの対比なのかな、と。
なんにせよ、観て損は無い映画です。

吉井さん、秋の夜長に『インサイダー』、お薦めですよ。


これ見て禁煙してみませんか?












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