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最近とりつかれたようにひたすらK-Movieに走っているけど、良い作品に当たると、小躍りしてしまいたくなるぐらい嬉しくなってしまう。
この『小さな恋のステップ』(2004年)は、『拍手する時に去れ』のチャン・ジン監督の作品。『拍手・・・』ですっかりこの監督びいきになった私としては、もう無条件でお勧めしたいところだけど、ええ、個人的にはかなりお勧め品。
チャン・ジン監督の作品にはほとんど出演しているチョン・ジェヨンssi がいいのよね。劇団出身俳優ならではの、ちょっと濃いめの演技が、妙に「美味しい」のよね。彼とイ・ナヨンssiがずっとでずっぱりなのだけど、このコンビ、まったく噛みあわないところがまたこれ、いいのよね。わざとやってるのか、天然なのか読めないけどね 。
最初はね、余命3ヶ月の宣告を受けるところから始まって、おや、どこかできいた事のあるストーリー。来年はもうないとか言ってるし・・・。出たよ!さすが韓流エンターテインメントには不可欠のエレメント、「病気」。宣告を受けても、感情を押し殺したチョン・ジェヨンssi の演技が胸に迫ってくると思ってたら・・・ええ、確かに「病気」なのだけど・・・これ以上は言えない。そして、ちょっとウルっと泣かされるのだけど、こんな風に泣かされるとは想像だにしなかったなぁ。
劇中劇の映画などがあって、伏線があちこちに張り巡らされた凝ったつくりで、『拍手・・・』の時同様、自分の貧相な発想では展開が読めないし、思い切り裏切られるところがこの監督作品の面白いところ 。
邦題『小さな恋のステップ』って、誰が考えたのだか、『小さな恋の物語』みたいで、いかにもマーケティングの意向で作られたようなタイトル。原題は、『아는 여자(知り合いの女)』。英題は、『Someone Special』。この3つのタイトルに共通するものがないよ(爆)。もちろん原題がこの作品を最も端的に表しているのだけど、それは見ないと分からないからタイトルとしてはインパクトに欠けると判断されたのかしらね。
いつも、読み逃げ(?)ばかりだったのですが、この映画がでたからには、黙っちゃいれませんでした。
この映画、大好きです!2人が噛みあわなすぎて。
壁に人の形書くところが大好きです・・
ソウルで観て、日本で観て、とどめはDVD探しに行きま~す!
あの空き巣は、監督さん??って本当ですか?
コメントありがとうございます。
この作品、面白いですよね~ 私も気に入っています。
この作品のレビューってあまり見かけなかったもので、観た方はどう思っているのかなぁなんて、少し不安だったのですが、同じような感触を持っていらっしゃるというコメは嬉しいですー。
チャン・ジン監督の脚本による『トンマッコルへようこそ』も楽しみです。
ウチは読み逃げ歓迎ですので、黙っちゃいられなくなったら、また出てきてくださいね~
今頃ですが今日コレ見ました
チャン・ジン監督って韓国のクドカンって言われてるの(笑)?村の予告にそう書いてたからびっくり
ちょっとした笑いのツボ(缶とか鼻血の原因現場のとことか)を笑わせますって気負いがないし、本命の彼の自由自在な風貌(と申しましょうか・爆)と彼女の無表情さのバランスが可笑しくとても楽しめました
実はこれを見たのは先週グン様の新作を試写会で見、過去作品を見て確かめたいことがあり。。。それと比較するために違うコメディを借りたのが偶然これだったのです。。。(選んだ相手がグン様には悪かったかも)偶然ですが出会えてよかったです、これで偽装結婚できるかしらー
>チャン・ジン監督って韓国のクドカンって
三谷幸喜と言われることもあるようですが、あまりよくわかりません。でもきっと、3人とも「一緒にしないでくれー」と言いそうだわ(笑)。
「品行ゼロ」vs「恋ステ」ですか・・・そりゃまた無謀な比較でしたね。面白さの種類が違いすぎませんでした?
この「恋ステ」を見た時はほんと楽しくて小躍り
心の準備が整い次第どうぞ(爆)ところで相手は?「自由自在な風貌のカレ」はダメですよ