(Image source: nkino)
観たかった映画『拍手する時に去れ』(2005年 監督:チャン・ジン)をシネマコリア 2006 で上映するというので、早速出かけた。プログラムには当初なかったが、上映後に田代親世さんのトークショーでは、チャン・ジン監督と交流がある田代さんの裏話や映画の話が聞けて面白かった!
いや、もう、めちゃくちゃ面白かった。最近観た韓国映画の中では、ぶっちぎり No.1 。こういう作品が配給されないのは残念だけど、こういう作品に出会えると、小躍り してしまいたくなるほど嬉しくなってしまう。だから、やっぱり K-Movie プチフリークはやめられない。
物語は、ホテルで女性の刺殺死体が発見されるところから始まる。ところが、すぐに容疑者(シン・ハギュン)が逮捕され、殺人事件捜査TV番組と連動して、チェ検事(チャ・スンウォン)を中心に捜査が進められる。
チャン・ジン監督に関しては、『ガン&トークス』の監督ぐらいの予備知識しかなかったけど、韓国では才人と呼ばれて評価が高いそうだ。
『拍手する時に去れ』の作品のオリジナルは、演劇作品でそれを映画化したものだそうだ。手がけたのは、もちろんチャン・ジン監督。ちなみに、演劇版では、主人公の検事役はチェ・ミンシク、容疑者役がチョン・ジェヨン、ホテルのベルボーイ役がシン・ハギュン。チョン・ジェヨンは映画でも特別出演している。チャン・ジン監督は、『ウェルカム・トゥ・トンマッコル』の原作&脚本を書いている。こちらも演劇が先だったそうだが、なぜか映画のメガホンは取らなかったところが、この監督らしいとか。
確かに物語は、「尋問」「証言」「伝説」「魚」などとタイトル付きで一幕ずつ話が進んでいく感じなので、演劇が原作だったということが頷ける。
ストーリーは単なるミステリー劇ではなく、コメディ的は色合いも濃く、笑える場面も多い。田代さんの解説にもあったが、チョン・ジン監督の特徴は、さまざまな人物視点&カメラ視点から撮ることなので、ひとつひとつのシーンに深みがあり、次のシーンへ紡いでいくようなそんな感じがした 。
シン・ハギュン目当てで見に行ったようなものだけど、登場人物が多いのにキャラ設定がしっかりしているせいか、演技者たちはみなよかった。人物同士のかかわり方も無理がなく、盆(回転舞台)を観ているようで淀みもない。
最後の最後で真実がわかるのだけど、真実に気づいたチャ・スンウォンssi のあの切なげな表情にすっかり堕ちそうになった・・・
いいないいな。羨ましいなぁ~
ムチャ行きたかったんだけど・・しがらみグルグルで泣きながら諦めたのよ。これ。
やっぱ・・面白かったんだ・・・
面白そうだったもんな・・・
チャさん落ち?
それは・・実にエキサイティングなご体験。
DVD出たら見ることにします。
楽しまれたようでよかったよかった!
私はトンマッコルの試写会に賭けてます
これ、見逃しちゃったなんて~
haru さんには見てほしかったなぁ。絶対好きだと思う。
まぁ、いろいろグルグルありますからね~
楽しみは先延ばしということで・・・早くDVDにならないかな。
ええ、スウォン半落ちです。実は、映画の冒頭で、こりゃ堕ちそうだなぁという予感はしていたのですが、最後の潤んだ瞳がぁぁーーー。最近浮気相手が増えちゃって、へへへ。
トンマッコルの試写会(29日だっけ?)ね、チョン・ジェヨン、シン・ハギュン、カン・ヘジョンの3人が舞台挨拶に来るって、言ってましたよ。行けるといいですね。