今月は、映画祭ネタばかりだった
PIFF、HIFF、TIFF と続き、へぇ~なんて思うことも沢山あったし、TIFF はお膝元だから、ちょっと覗いてみることもできたし。一旦映画を観続けると、なんか中毒状態で、次の映画を観ずにはいられないような気分。明日は何を観にいこうかと考えている。
TIFF のチラシ類
TIFF もHIFF も週末に閉幕。「甘い人生」は HIFF の Golden Maile 賞逃したけど、映画祭自体を盛り上げるのに十分貢献した。
それにしても、HIFF での Brian ファンの熱狂ぶりは、業界関係者を驚かせたようだ。Chicago Sun-Times (Link to Chicago Sun-Times) に HIFF の意義に関する記事が載っているが、「甘い人生」上映館前では、上映前に、ファンが気を失って、救急車が出動したとか。
まぁ、要するに欧米ではまだ知られていないアジアのスター がやってきて、ファンが取り囲みキャーキャー嬌声を発するなどという光景は、かつてこの Festival にはなかったということらしい。しかも、キャーキャー騒いでいたのは、Brian ペン達だけだったのだろうけど、この光景が相当奇異に映ったようだ。
HIFF はかつて、ホテルのバンケットルーム1つで事足りたようなイベントだったが、今回は、200作品が参加し、大勢の人が訪れた。Festival の名にふさわしい大イベントになり、Festival 自体がターニングポイントに来ていると、関係者はおおむね満足していると見受けられる。
確かに、ハワイは、アジアとハリウッドの真ん中に位置するわけであるから、2つの大陸をつなぐ何らかの橋渡し役なのかもしれない。
ちなみに、「甘い人生」のプロットの説明で笑ったのは、「(ソヌは)出会った人間のほとんどを殺していく」というところ。ほんと、一体何人殺したのだろう?DVD が届いたら、今度数えてみようっと。あらためて言うまでもないけど、この映画の主題は、ノワール でありバイオレンス ってことなのね。
別にお化け が出てくるホラーじゃないんだからさ・・・