2週間前のL.B.H.来日で、ハタと思い出した。数ヶ月前に mxxx さんからお借りしていた『バンジージャンプする』Collector’s Box版。どうしてこれをお借りしたのか、理由さえ忘れてしまって・・・たぶん韓国版にはない特典映像が見たいとか言ったに違いなく。早くお返しせねば・・・
さすがスターのCollector’s版ともなると、L.B.H.1人のインタビューだけで Disc1枚分を占拠。韓国版にはないインタビューだが、韓国版にあったキム・デスン監督のインタビュー&コメンタリーがまったくないのも、なんだかなぁ・・・
メイキングシーンで、一番笑ったのはイ・ウンジュが無邪気に話す「ポッキーvsコアラのマーチ」の小話。どこかで使おうと思ってネタ帳(?)にメモしておいた(なんだかオヤジみたいだ・・・)。
音量が小さくてよく聞こえなかったのだけど、お菓子の名称は韓国のお菓子の名称だった。コアラのマーチは「(コアラ)マチ」、ポッキーは「ペペロ」、ポポロンは「ホムランボウル」と言っていたように聞こえたけれど・・・
せっかくなので、ついでに本編も見てみたら、「あれっ、何か違う?」
映画館で上映されたときはあまり気づかなかったけれど、なんだかとってもメロウな仕上がりになっている・・・。
私の持っている韓国版は、日本語字幕付きの韓国版で、何が違うって、それは字幕。
比較すると面白いのですが、韓国版の方はいわゆる日本の字幕制作ルール(文字制限)をあまり気にせず直訳風のさばさばした表現なのに対し、日本版はきっちりルールに従いつつ情感あふれるセリフになっているような・・・。どちらが良いとか悪いという論議ではなく、語感の問題。
でも、決定的にニュアンスが違うと思ったのは、ジャンプ後の最後のインウのモノローグ・・・
<Collector's日本版>
人生の絶壁を飛び降りたとしても
それは終わりではないと あなたは言いました
何度でも出会い、愛します
愛するためではなく
愛さずにはいられない
あなたを永遠(とわ)に愛します
<韓国版>
人生の絶壁から飛び降りても
その下にまだ終わりはないと あなたは言いました
また出会い、愛し合うことでしょう
「愛している」からではなく
「愛するほかない」ので
あなたを愛します
「何度でも」ではなくて「もう一度(また)」としか言ってないし、「永遠に」とは言っておらず、シナリオにもない。これって、字幕屋さんの本に書かれてあった「売る」ための字幕に近いのかなぁと思えた。
Collector's版は、最後の「永遠に」の一言が、いかにも「純愛」を昇華させた感があり、私が抱いていた「因縁的」なイメージから、ちょこっとずれた感じがしたので、あれっ?と思ったのだと思う。人によって、受け取り方はさまざまでしょうけれど・・・
ともあれ、L.B.H.いわく、イム・グォンテク監督のお弟子さんのキム・デスン監督は、立ち姿まで師匠に似ているそうで、キム・デスン監督のインタビューまたはコメンタリーが字幕付きであったら、もっと良かったのになぁ~
そういえば、邦題を一般公募していたキム・デスン監督の『秋へ』の邦題は、『ノートに眠った願いごと』に決まったそうで、これもまたメロウな匂いのするタイトルだけど、11月日本公開予定 。
(ぱくりましたー)
これを押し売りしたのはまさに
ウンジュさんのポッキーネタ見る?と言った気がします(笑)
お菓子勢ぞろい・・ご自宅ストックですか?
活字でイメージ変りますね。
言語を聞いてもわからないだけに書かれてること
そのままに感じるから比べる余地もないワタシ。。
このセリフ・・・そこまで噛み締めてなかったし。。
映像と声の響きで十分だった気が・・
ポッキー,ドイツではMIKADOっていう名前で売ってました.しかもロゴのアルファベットがなんというか中国風?なフォントでした.
ポッキーネタにだけくいついて……あとで,バンジーの記事をちゃんと読ませてもらいます~
ポッキーネタがこの特典版のハイライトだったのですね(爆)
ソウルではコンビニで必ずお菓子チェックしてますが、我が家にストックはありません。
私も別にセリフを噛み締めていたわけでもないのに、なんだか違う匂いがしたのです。単に、DVDパッケージの違いかもしれません(笑)。韓国版は、もちろん紙製ですから・・・
この記事書くときに、ネットで調べたのですよ~
まず、イ・ウンジュが「ポッキー」とは言っていなかったので、何だろうかと・・・で、どうやら韓国では「ペペロ」が一般的らしいと・・・
ヨーロッパで市販されているMIKADOは、グリコのライセンス供与でフランスで製造されているのだそうですが、ペペロはちょいと怪しいシロモノかも(笑)。
確かに『秋へ』ではインパクトがないのかもしれませんが、私はDVD持っているのですが未見でして、もう公開までそのままにしておこうかと・・・