( Image Source: impawards.com ポスター 左から、US、Japan、Korea)
またまたちょっと噛み付きたくなるタイトルだけど、以前から気になっていた『美しい人』(2005年制作 監督:ロドリゴ・ガルシア)を見た。この邦題、一体誰が考えたのか(配給:エレファント・ピクチャー)。センスなさすぎ。原題は『Nine Lives』。
出演: キャシー・ベイカー、エイミー・ブレネマン、エルピディア・カリーロ、グレン・クローズ他
この作品に登場する人々の「美しさ」を感じろとでも強要されているようで、苦肉の策なんだかどうかわからないけれど、ベタなタイトルにしたばっかりに、オリジナルの持つ映画の雰囲気が台無しになりそうで、何が「美しい人」なのか、さっぱり 。
と、噛み付いてみても私には目の覚めるような代替案はないのだけど(笑)、無理やりな言葉でいじくるより、オリジナルのままででいいのではないの? と思ったり。韓国版ポスターだって、「ナインライブス」になってるのに・・・
噛み付き事が長くなってしまったが、単に個人的にこの映画が好きだから、もったいないなぁと思って・・・。
この作品は、9人の女性のそれぞれのある瞬間をとらえたもの。押さえ切れない感情があふれ出す瞬間だったり、過去と現在がひとつにつながった瞬間だったり、人と人が結ばれる瞬間だったり、縛られていたものから解放される瞬間だったり、それぞれが自分自身の「何か」に気づく瞬間。
1話10~14分のショットを、ワンシーン、ワンテイクで撮るという試みの作品だそうで、撮影期間は9人の人生それぞれに、2日ずつを要しただけのわずか18日間だったらしい。
1話ずつが短いのに臨場感に溢れているなぁと思ったら、それは「ワンシーン、ワンテイク」という手法だったからかと、後からわかった。ある女優が舞台演劇のワンシーンを演じたら、照明が落ち、また別の女優がワンシーンを演じたら、照明が落ち・・・と繰り返されるうちに、別々の人生を歩む人のバラバラな瞬間が、ひとつの人生を構成しているようにも思え、女優たちの息遣いまで聞こえてきそうな作品。
そんなわけで・・・「美しい人」というタイトルが、ますますもって薄っぺらに思えてしまった。
新作キャスト決定おめでとー↑(上には書けないワタシ、前作みてないからー)
↑映画はル・シネマで見ました。
この監督の「彼女を見ればわかること」は面白かったので期待して行ったのですが、1作目以上のものではなかったのでちょっと残念。。
タイトルもポスターも日本版イケテナイです。
US版ネットで見たときあまりに違ってびっくりしました。ただこれチラシははけなさそーな感じ。。
タイトルはヒネりすぎ、美化しすぎ。
誰にでもある腹黒い内面との葛藤な内容なのに・・と
。
これみて1番はさすがダコタちゃん!と
彼女の演技に感心したのとアマンダ・セイフライトの目の美しさです。。
じゃあやっぱり「美しい人」でもいいのか~
「彼女を見れば~」は未見です。この作品よりイイのですか? そのうち見てみます。
イチオシは、天才子役のダコタちゃんときましたか。
アマンダ・セイフライトは確かに「美しい人」でしたが、でもダメです、そのタイトル(笑)
何かいいタイトルないかしら・・・って考えるのも変ですね。
私的には、ロビン・ライト・ペンが良かったなぁ。
何かこう、溢れ出てくるものあって・・・