Addicted To Who Or What?

引っ越しました~
by lotusruby

DVD鑑賞 ~『8人の女たち』~

2006-05-20 22:54:06 | Cinema な時間
(Image source: discas.net)
この作品、見たかったのに見逃していたことを思い出した。
20代の新進女優から80代の大ベテラン女優まで、フランスを代表する8人の女優が競演したことで話題になった。制作2002年、監督フランソワ・オゾン。

フランス映画はあまり観ていないのでほとんど語れない。その割には、私がこれまで観た映画の中で好きな映画の5本の指にはいるのが、カトリーヌ・ドヌーブ主演『インドシナ』(1992年)。若い頃の彼女もとても美しいが、歳をとっても艶やかなドヌーブが好き

さて、この作品、これってミュージカル映画だったの? カトリーヌ・ドヌーブだって歌って踊っているし・・・ 映画というより、舞台を意識したような演出。

雪の日の朝、8人の女たちが、ある家に集まる。そこで、女主人(カトリーヌ・ドヌーブ)の夫が部屋で殺されていることをメイドが発見する・・・ 雪に閉ざされて警察にも連絡がとれない。一体誰が彼を殺したのか  ・・・・ という謎解きで話が展開する。

8人の女たち、それぞれが抱える「女の人生」が暴かれていくのだけど、作品の中では10代から80代まで、女といっても年齢層は幅広いのに、お互い言いたいことを言い合って、傷つけ合ったり理解し合ったり・・・

言いたいことを言い合う女たちの迫力は、さすがフランス女性という感じがする。恋することに真剣で、それぞれが放つ「女」の匂いが強烈なのだけど、異なる匂いでもバラバラにならずに、オクテット(八重奏)を聴いているような感じがした。

出演者が歌って踊っているのも、音楽の力を借りて、このストーリーを上手く構成しているような気がした。個人的には結構楽しめた作品


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