このブログに度々登場するかつてのメイン・ストリートDundas Street。 別名2号線です。
ロンドンの街からさらに東に進み、Hightbury Roadを越えたあたりになると、急に街道 っぽい雰囲気になります。 実際ハイウェー401号線ができる前は、みんなこの街道2号線を通って車やバスの旅をしたのです。
言ってみると日本の東名高速に対する東海道、国道1号線みたいなもんでしょうか。
昔の旅行者は、ロンドンの町に差し掛かると、この辺で宿を取ったようです。 その名残が、この古いモーテル街。
今でもこんな形で6軒ほど、映画に出てきそうな所謂”モーテル”が並んでいます。
モーテルの他にも旅人を相手にしてきたレストランなんかの名残もあるんですよ。
多分値段はすごーく安いんだと思いますが、映画ではシャワーカーテンの陰でグッサリやられたり、ターミネーターがドアを蹴破って追っかけてきたり、色々な場面の舞台になりますよね。
中にはチェーン店のモーテルもありますが、ほとんどが地場の独立経営。 中にはかなりのうらぶれ系もあります。
ここなんかは別の意味でちょっと雰囲気が怪しい?
こういうモーテルって、ある意味ではアメリカの自動車文化の象徴みたいなものだと思います。 予約は不要。 街道沿いにVacancyの看板を見つければ、即宿泊OKって訳です。Holiday Innだって、Best Westernだって、こういう街道沿いのモーテルが進化したチェーン・ホテルです。