ロンドン野郎

カナダのオンタリオ州ロンドン市で4年半暮らしたロンドン野郎。 この度本家大英帝国ロンドン市(近郊)へ参上。

冬のナイアガラ - その①

2008-02-29 11:56:31 | ロンドン周辺の街歩き

以前にも一度書いたネタなんですが、オンタリオ州ロンドン市から車で約2時間の距離にあるナイアガラ。 そうあの世界?大観光名所、大瀑布ナイアガラです。

この冬は妙に寒い日が続いていますが、冬も深まると滝も凍ります。 正確に言うと、滝も川も流れているのですが、その周りが凍るんです。 滝が落ちると、水しぶきが上がる。 そして外気温は氷点下10℃! 滝の水しぶきがあっというまに氷の粒になって、周りにどんどん堆積して行くんですね。

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その辺の木々は樹氷状態になっています。

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滝は壮大に流れ落ちて水煙を巻き上げてゆきます。  虹が出ているの見えますか?

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そして滝の先のナイアガラ川はこんな大氷河のような様相を呈しています。 これも水しぶきが凍った氷の粒が堆積しているんです。

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これは拡大写真。 南極の氷河が崩れ落ちて氷山になりかけている姿みたいです。 この川は夏になると有名観光船『霧の乙女号』が大勢の観光客を乗せて滝の真下まで来て、天然シャワー?で観光客をキャーキャー言わせるところです。

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カモメは元気。 滝に落ちて気を失ったお魚でも狙っているのでしょうか。

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街灯にからみついた氷もスゴイね!

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外はこんなんでも、ナイアガラ観光の中心、テーブルロックのお土産屋さんはしっかり営業中です。


つわものどもの夢の跡 - R.C.A.F Technical Training School

2008-02-27 11:49:03 | ロンドン周辺の街歩き

オンタリオ州ロンドン市からエリー湖岸のリゾート、ポート・スタンレーへ向かう街道4号線の道すがら、セント・トーマスの外れでいつも気になる建造物群がありました。 先日紹介したアイスクリーム屋さんの手前です。

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道路を挟んでELGIN郡の庁舎と、芝生に囲まれた広大な敷地に2階建ての病院の建物群が広がっています。 病院といっても、長期療養を前提とした心の病の病院です。

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病院にしても、ELGIN郡の庁舎にしても、何からしくない雰囲気があって、以前から気になっていたのですが、最近ようやくその訳がわかりました。

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道沿いに小さな看板がありました。 ここは元々は病院として出発したものの、第二次世界大戦中の1939年~1945年にかけて、『王立カナダ空軍』の整備士を養成する大規模な飛行技術学校『R.C.A.F. Technical training School』が置かれて、2000名もの学生を有していた時期があったそうです。

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歴史を紐解くと、第二次世界大戦中、カナダは英連邦の一員として連合軍の後方基地の役割を持っており、オンタリオ州ロンドン市のロンドン国際空港はパイロット養成、そしてここは整備士養成の役割を担った学校でした。   

この飛行技術学校には当然飛行場が付属していたと思うのですが、その辺を走り回ってみてもそれらしい跡は見当たりませんでした。 尤も、当時は滑走路といっても、舗装もしてないのが一般的ですから、今はただの原っぱに戻っているのかも知れません。


トロント、冬の朝

2008-02-25 13:02:26 | トロント街歩き

先日たまたま早朝の飛行機に乗るお客様をトロント・ピアーソン国際空港にお送りした後、冬の明け方のトロント市内をフラフラと散策してみました。

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Yonge Street。 この通りは世界一長い同一名称のStreetとして有名。 北は北極圏まで続いているそうですが、 南の端はトロントのダウンタウンに面したオンタリオ湖で行き止まりになるところで終点です。 恥ずかしい話、ロンドン野郎は実はかなり長い間、"Young Street"だと思い込んでいました。

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トロントの金融街の高層ビル群も朝日に輝いています。

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屋内野球場Rogers Centerと我愛車SUZUKI XL7。 この日、Rogers Centerの中では、トロント自動車ショーが行われています。

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今はトロントの地ビールSteam Whistleの醸造所になっている昔の機関車の操車場。 このあたりも一面白い雪に覆われています。 操車場のターンテーブルの前には、ビニールで覆われた一群の機関車がありました。 以前は何も無かったので、往時の姿を復元しようというプロジェクトが進行中、と思われます。

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冬でも、寒くても、カモメは飛びます。

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キツツキ君も? 残念ながら、こちらはイミテーション。 オブジェです。


コメントが送信できない状況

2008-02-24 22:58:34 | ブログ

                          至急!重要なお知らせ

最近、トロント・マミーさまなど、このブログにコメントができない旨の苦情を複数の方から頂いています。 プロバイダーのOCNのメンテナンス工事の関係だとばかり思っていたところ、不正な宣伝目的等でコメントやトラック・バックを機械的に大量に流す輩に対する対策として、日本時間の深夜帯のコメントの送信に何らかの形の制限を加えているらしいことが分かりました。

OCN側に調査を依頼したところ、状況について色々細かい質問があったので、万一そのような状況が発生してる方がおられたら、コメント欄にご一報頂けると助かります。 理屈からすると、日本時間の深夜(具体的な時間不明)ということなので、カナダ在住の方が影響を受けているのではないかと心配しています。 逆に、日本時間の”深夜”以外の時間帯であれば、コメント送信の問題は少ないのではないかと思います。

->トロント・マミーさま

送信できなかった状況について、以下の点、もし分かれば追加で情報を頂けないでしょうか。 OCNからの質問です。

・コメント投稿を行なうおうとした記事のタイトル

・コメントが送信できなかった状況

・表示したエラー内容

・エラーの発生日時

 (可能であれば、日本時間でお知らせいただますと幸いです)

■コメントができない方のご利用環境について

 セキュリティソフトの有無:(有の場合はソフト名)

 ご利用パソコンOSWindows Vista等)

 ご利用ブラウザ(Internet Explorer7等)

読者の皆様、本当にご迷惑をお掛けしますが、何とぞよろしくお願いします。

ロンドン野郎


冬場の乾燥要注意

2008-02-22 11:25:11 | うんちく・小ネタ

先日の火事騒動のお話に関係して、Mapleさまとたぬき嫁さまからコメントいただいた乾燥について、ちょっと一言。

実はロンドン野郎、幼少のみぎりより乾燥肌で悩んでおります。 オンタリオ州ロンドン市に来てから、特に冬場全館暖房のアパートメントの室内の乾燥は本当にすさまじいです。 スナック菓子やクッキーを封もせずにその辺にほかっておいても、全然湿気ません。 お肌の調子もすこぶるよろしくありません。 すぐにのどが渇くので、自分の意志には全然関係なく、ビールがぐいぐい体に吸収されてゆきます(そりゃ関係ない?)。

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そんなわけで、こちらの生活で日常欠かせないアイテム#1は、ドライスキン用ローション、ビタミンE&ミネラル入り。 600ml入りの大型サイズです。 この手のローションはどこのドラッグストアでも山ほどいろんな種類のものが置いてあります。

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アイテム#2はお肌にやさしい、ニベアのシェービング・ジェル。 敏感肌用。 さすがにニベアが作っているだけあって、なかなかの逸品です。

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そして、アイテム#3はリップク・リーム。 ”リップ・クリーム・ホルダー”に取り付けて、いつも持ち歩いているルーツのバッグにぶら下げています。 ”リップ・クリーム・ホルダー”なんてものが、この世の中に存在するということをこちらで初めて知りました。

冬場は、寒くなると、部屋の中はますます乾燥してきます。 そして体の中の水分も知らず知らずに蒸発してゆくので、汗をかかなくても水分補給は本当に重要です。