話はちょっとだけオンタリオ州ロンドン市に戻ります。 別にどうってことのないチェーンレストランのお話です。 EAST SIDE MAEIO'S。 A Taste of Little Italyってサブタイトルも付いていますが、基本コンセプトはAn American Italian Eatery『アメリカ風イタリア料理軽食堂』。 だんだん訳が分からなくなってきます。
ロンドンの街の中に4軒お店があります。 『アメリカ風』と言っても実はこのお店、カナダのチェーン・レストランなんです。 確かに純粋なイタリア料理ではないけど、本当にアメリカナイズされたアメリカのイタリア料理よりはまあまあ美味しい気がします。 一度アメリカ風になってから、また更にカナダ風にアレンジされたイタリア料理って、なんか変な感じですよね。
誰もが言うのですが、やっぱりお料理はカナダの方がアメリカより全体的にレベルが高いように思います。 それになんといっても量が違いますね。 大抵の場合、多少量が多くても日本人が理解できるレベルなのがカナダです。 アメリカは?っていうと、アメリカ人自身が持て余すくらいの量で出てくることがよくあります。 やっぱり質より量?
この日は屋外のパティオで、決起大会(何の?)ディナーでした。 トロントにもLITTLE ITALYはあるけど、やっぱりニューヨークを意識してるんですね。 でも、なんかちょっと違うような気もします。
これはイタリアンでも何でもない、典型的な北米料理チキン・ウィング。 タレが色々あるのですが、HOTなんて頼むと、あまりにも酢っぱ辛くて、ロンドン野郎は泣きが入ってしまうので、せめてMIDIUMくらいでご勘弁です。 他にもバーベキュー味とか、ハニーガーリックなんていうのもあります。 個人的にはちょっと甘いハニーガーリックが好き。
なんかちょっと手を加えすぎて、変になったイカリング・フライのカラマーリ。 単純に揚げただけだと、お金を取りにくいのかな?
少し乱暴っぽく焼いて切った四角いピザ。 見た目より美味しかった。 暖かくなればこうやって、レストランのパティオでこんなものをつまみながらビールを片手に騒ぐのがまた楽しいんですよね。
自由の女神を模ったエントランスが、またなんかマガイ物っぽくって笑えます。