ロンドン野郎

カナダのオンタリオ州ロンドン市で4年半暮らしたロンドン野郎。 この度本家大英帝国ロンドン市(近郊)へ参上。

NYグランドセントラルのクリスマス

2011-02-28 07:59:10 | ニューヨーク街歩き②

2007年末のクリスマス。 カナダのオンタリオ州ロンドン市から車でニューヨークに出張った話は、当時『2007クリスマスNY観光隊』というシリーズで集中連載したのですが、その時に紹介できなかった年末のニューヨークの風景を少しアップしたいと思います。 先日のタイタニックの灯台やSouth Street Seaportの写真もその一部です。

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マンハッタン島のミッドタウンにあるニューヨークの陸の玄関口Grand Central Terminal(通称グラセン)。 この駅のことは以前も紹介したことがありますが、これはクリスマス近辺の夜の風景。 StationではなくTerminalというところがミソです。

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ちょうど雨が降った後で、こういう雰囲気の写真って撮ろうと思ってもなかなか撮れないんですよ。 今見ると建物全体がライトアップされていたんですね。

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電車のガードではないのですが、駅前のこの鉄橋。 何か雰囲気があるんです。 映画のアイアムレジェンドでは、この鉄橋の上のある出来ごとのシーンがありましたね。

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こういうガード下のタクシー待ち。 駅前の風情は東京と同じかも知れません。

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80年代この界隈の治安は最悪となり、この素晴らしい建物も取り壊しの話があったそうなのですが、1998年に完成したリニューアル工事で駅の中も外も生まれ変わりました。 今はこういうところを夜歩いても、常識の範囲以上の危険はありません。


South Street Seaport in ニューヨークの風景

2011-02-23 07:38:07 | ニューヨーク街歩き②

前回のタイタニックの灯台で少し紹介した、港町ニューヨークの昔の姿を再現した都市型ミュージアムSouth Street Seaportサウスストリートシーポート

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ちょうどこの日はクリスマスイブ。 いつもはもっと賑う場所なのですが、静かな佇まいです。

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こういう古い帆船も桟橋に係留、展示されています。 レプリカなんかじゃありません。

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港の後ろはWall Street 金融街の一部になっています。

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Pier 17。 この桟橋がSouth Street Seaportの中心に当たります。 桟橋の建物の中にはショップやレストランが。

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その向こうには有名なブルックリン・ブリッジが。 日本でいえば明治16年完成のこの橋は、まだ自動車も存在しなかった時代に、片側三車線の巨大橋。 いまでも十分現役です。

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本当に真っ青な清々しい空ですね。

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昔のニューヨークの港はこんな雰囲気だったのでしょうか。 クリスマスイブのこの日、本当に静かな風情のSouth Street Seaportサウスストリートシーポートでした。


タイタニックの灯台

2011-02-19 15:29:39 | ニューヨーク街歩き②

話はいきなりニューヨークに飛んでしまうのですが、マンハッタン島の南端のイーストリバー側、ウォール街の裏側あたり一帯には、昔の港町を再現したSouth Street Seaportサウスストリートシーポートと呼ばれる街全体が博物館となっている一角があります。

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そのサウスストリートシーポートの入り口に、小さな白い灯台が設置されています。  この灯台は本来はもう少し離れたイーストリバー沿いの旧船員教会の屋上に、1913年から1967年まで建っていたいたそうです。

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ロンドン野郎が訪れたこの日はクリスマスの頃でした。 壁にはSouth Street Seaport Museumの名前が読めますが、実はこの灯台は1912年4月15日に多数の乗客、乗組員と共に処女航海の途上大西洋に沈んだ豪華客船タイタニック号の慰霊碑でもあるんです。

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銘盤には『この灯台は氷山との衝突後タイタニック号が沈没した際に英雄として亡くなった乗客、乗組員を慰霊するものである』と記されています。 当たり前の話ですが、その日タイタニック号はニューヨークを目指して大西洋を航海していました。

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普段はあまり気にも留めることもなさそうな建物ですが、ニューヨーク観光の際には、こういうところでも是非足を止めて貰いたいと思います。 以前、タイタニック号の救助に向かったカルパチア号が遭難者を乗せて接岸した桟橋も紹介したことがあるので、良かったらこちらもクリックしてみてください。 これクリックね⇒Pier 54 カルパチア号の桟橋


冬場のキノコ

2011-02-13 17:44:02 | ロンドン周辺の街歩き

話は全然脈絡は無いのですが、12月に入ったある日のカナダのオンタリオ州ロンドン市から少し離れた某所(ま、知っている人はすぐに分かると思いますが・・・)。 雪こそまだ積もっていませんが、かなり寒くなって木々の紅葉も終わり、葉っぱも落ちつつある頃です。

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広い芝生に何やら白い点々が・・・

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これ、突然の様に生えてきたキノコなんです。  日本でも昨年の秋はキノコが大豊作で、毒キノコが混じったりの事件がありましたよね。

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ここまでくるとかなりの不気味さです。 こんなの間違って食べたら、神経毒で全身しびれまくって、呼吸も心臓もあっという間に止ってしまいそう 。 なーんて見かけで判断してはいけませんけど、やっぱり誰も食べる勇気、無いですよね~。 

これ、なんだか分かる人がいたら教えてください。


カナダの映画館 SILVERCITY

2011-02-10 00:09:30 | ロンドン街歩き⑪

話はいきなりオンタリオ州ロンドン市に戻るのですが、街の北のモールMasonville Placeの中に、映画館がありました。 名前はSILVERCITY - FAMOUS PLAYERS。 多分ロンドンの中では一番小ぎれい且つ設備の整った映画館だったんじゃないかと思います。 ロンドン野郎はたまにフラッと見に行ったりしていたんです。

基本的に中身は日本の東宝シネマズなんかと同じのシネマコンプレックスの方式です。 劇場内には多数の中小規模のスクリーンが並んでいて、状況に合わせてこまめに入れ替えを行っていました。 料金は確か10ドルくらいだったように思うのですが、飲み物食べ物持ち込み禁止なので、何となくコーラとかポップコーンとか買ってしまうと、結局20ドル近くになってしまうこともあったような気も・・・。 日本と違ってビールなんかは映画館内では売ってませんでした。 こういう点は北米は日本以上にストイックな部分があるんです。

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お客さんの様子は、というと、日本の映画館よりも画面に対するリアクションは大きかったような気もしますが、アメリカの映画館みたいに観客がスクリーンと一体になって大騒ぎ。 果てはポップコーンまでぶちまける、なんてことはありませんでした。 日本人でも快適な環境で安心して見られるのがある意味カナダらしいのかも知れません。

とは言いながらも、実は映画の英語って本当に難しいんです。 だから、ロンドン野郎が見る映画っていえば、極力アクションものとか、背景がある程度分かっているものが限界。 映画はまだましで、一応お話の起承転結がはっきりしている上に、登場人物の紹介もストーリーの中で順を追ってされていくので、集中していればある程度理解できます。

一方、連続もののテレビドラマなんかを途中から見るのは、英語的には最高レベルくらいやっかいでした。 だって、視聴者は登場人物の背景とか、ストーリーの流れとか、分かっている人が前提ですから・・・我々日本人にはいきなりセリフの行間のニュアンスを察しろといったって無理な話。

要は勉強が足りないんですね。