もう一つニューヨークのお話を。
マンハッタン島を海(川?)から眺めるクルーズ船は、いくつもコースがあって定番の観光ルートとしても有名ですが、実はちゃっかり無料でクルーズが楽しめてしまう船があるのです。 勿論、夜は夜景も綺麗だし、ちゃんと自由の女神の横も通ります。
実は、これはロアー・マンハッタンからスタテン島を結ぶフェリーなのです。 自由の女神のリバティー島へ行く観光船乗り場のすぐそばにあるサウス・フェリーポートから30分に一便くらいの頻度で出航します。 スタテン島は他のニューヨーク市の地域に比べるとあまり有名ではありませんが、 住宅地になっていて、そこからマンハッタン島へ通勤する市民が大勢います。 本来はそのための乗り物なのですが、観光客だってOKです。
マンハッタン側のフェリー乗り場。 その日の朝、フォード元大統領が亡くなったニュースが流れ、星条旗が半旗になっている。
ロアー・マンハッタンの高層ビル群。 夜は夜景が綺麗。
ロアー・マンハッタンの遠望。 この中心にかつてはツインタワーがそびえていた。
今でも沿岸警備隊のエスコートが全てのフェリーに付く。
ニュージャージー側の高層ビル群。
自由の女神のすぐ近くを通る。 マンハッタンからだと、船の右舷側。
かつてヨーロッパからの移民が最初に船から降り立った、巨大な入国審査施設の島、エリス島。
さすがにデッキからの観光は冬場は寒いので、相当の防寒装備が必要。 キャビン内には売店もある。
すれ違う僚船。 決して小さな船ではない。
スタテン島へ到着。 スタテン島は特に観光の対象になるものはなさそうなので、そのままマンハッタンへ折り返す。