オンタリオ州ロンドン市中心部のDundas St.沿いに建つ高級ホテルの一つDelta London Armoriesを紹介したいと思います。 なかなか歴史を感じさせるユニークな建物です。
決して、形だけお城の真似したというものではなく、1905年に伝統ある『王立カナダ歩兵連隊 Royal Canadian Regement』の施設として建設された建物をホテルに改装したものなんです。
『王立カナダ歩兵連隊』のお話は、ロンドン市内に博物館もあるので、また別の機会に書きたいと思いますが、こうやって古い建物を現代に生かす技術は本当に素晴らしい。 日本と比べて地震が無いというのも大きな理由ですが、やっぱり当たり前のように歴史と伝統に対して敬意が払われていることがひしひしと感じられます。
オンタリオ州ロンドン市の図書館が選ぶ史跡にもちゃんと指定されています。 日本的には市指定の重要文化財ってとこでしょうか。 日本だったら間違いなく明治村ものですね。
この歴史的建造物を活用する形で、ホテルの客室フロアは別棟の近代的な高層建築のタワーの中に入っています。
某所からの噂によると、このホテル内のバーがなかなか趣があってGoodらしいので、今度密かに潜入してみようかと思っています。 別にそんなややこしいことせずとも、単にこぎれいなカッコをして、お金を払えばいいだけのことなんですけどね。
このDelta London Armoriesへの潜入記はまた後日。