ロンドン野郎

カナダのオンタリオ州ロンドン市で4年半暮らしたロンドン野郎。 この度本家大英帝国ロンドン市(近郊)へ参上。

2007クリスマスNY観光隊 ③五番街の夜

2007-12-31 22:18:24 | ニューヨーク街歩き

やっぱりクリスマスの五番街は風情がありますね。 結局、ショッピングのメッカのこの通りを歩いたのは、店が閉まった夜中だけだったような気がします。

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クリスマスのディズニー・ショップはかき入れ時だね。

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左のライトアップされている建物が、超高級ホテルThe Peninsura。

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Cartierもいつもとちょっと違った雰囲気。

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Tiffany & Co.。 朝食じゃなくて、もうお夜食の時間ですけど。

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五番街の魔の三角地帯にぶら下がる恒例のBaccaratの巨大なオーナメントが光り輝く。

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超高級デパートBergdorf Goodmanの芸術的ショーウィンドゥ。

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まさに芸術品。

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いったいどれだけの時間と手間を掛けて製作し・・・

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どのくらいの期間、五番街を飾るんだろう。

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超有名おもちゃ屋F.A.O.Schwarz。 映画にもよく出てくるよ。

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改装工事がほぼ終わった五番街のランドマーク、The Plazaにも灯りがともっている。 本来のホテルは縮小されて、大半がコンドとして販売された。



以下、次号へ続く・・・


2007クリスマスNY観光隊 ②地下鉄博物館

2007-12-31 09:14:18 | ニューヨーク街歩き

ロアーマン・ハッタンから地下鉄でイースト・リバーを渡ったブルックリン区。 その中心地に当たるブルックリン・ハイツの今は使われていない廃駅に地下鉄博物館(The New York Transit Museum)があります。 正確にはMetoropolitan Transportation Authority (通称"MTA”)の博物館なので、地下鉄だけではなく、MTAが所轄するバスも含めた公共交通機関が展示されているのですが、やはり旧Court Street駅のプラットフォームと線路を目いっぱい使った1904年の開業以来の膨大な数の歴史的な地下鉄車両の展示が圧巻です。 とても全部は紹介できないので、ほんの触りだけ。

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なにしろ博物館全体が地下にあるので、 地上ではこのオレンジののぼり だけが目印。 かなりの確率で道に迷うこと請け合いです。

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博物館の入口も小さな表示があるだけで、普通の地下鉄の入口とまったく同じ。

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入場料は昔の駅のチケット売り場で払います。 その頃はメトロカードなんてなかったのでトークンと呼ばれる乗車コインが販売されていた筈。 博物館の入場料は5ドル。

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こんな風に旧駅のプラットフォームに沿って、歴史的な車両がズラリと並んでいます。 駅自体も今の現役の駅よりもキレイかも。

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1950年頃の車両。 展示車両は全て完璧にレストアされています。

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内部はとても近代的なデザイン。 このころには吊革は廃止されている?

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これは1917年当時の車両。 車体は金属製だけど、車内の構造は木製。

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吊革と電球照明。 それに天井で回る扇風機が古めかしいものの、基本的な構造は今の列車と同じ。

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これは1908年。 ほぼ創業当時の車両。 車体の外板にも木材が使われている。 車内に荷物の網棚が無いのが日本との発想の違い?

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これは珍しい。 各駅の売り上げを回収する現金輸送車両。

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左の展示が実際の現金回収の様子です。 東京の地下鉄なんかはどうしているんだろう。

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展示車両の内部には、当時の広告まできれいに再現されている。 これはシェービング・クリームの宣伝といっしょに戦時国債の購入を呼び掛けているもの。

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カリフォルニアのサンキスト・レモネードの宣伝。 確かにクールだ。

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ヒッチコックの『鳥』のポスター。 怖かったよね。

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自動改札機(通称”ギリギリガッチョン”)の歴史の展示。

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昔は木製だったんですね。 誰が金属の棒を斜めに3つ並べることを考えたんだろう。

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一応こんな風にバスの展示もあったりする。 考えてみれば、地下鉄の駅にバスの実物を入れるのはかなり大変な作業なので、展示が小さいのは当たり前か?


場所が本当にとっても分かりにくいので、是非事前に博物館のWeb Site にアクセスして、地図を確認してください。

以下、次号へ続く・・・


2007クリスマスNY観光隊 ①NYの定宿

2007-12-30 13:08:03 | ニューヨーク街歩き

今年も赴任先の職場がクリスマス休暇に入った23日よりニューヨークへ出張って参りました。 今回は会社の同僚夫婦と初めて車でのニューヨーク突入です。 オンタリオ州ロンドン市からマンハッタン島まで約900キロの道のり。 北米では珍しいカーナビ標準装備の我愛車SUZUKI XL7の出番です。 NYまでの道中、雪にはならなかったもののずーっと雨続きで、アパラチア山脈越えは結構ハードでした。

ようやくニュージャージーからホランド・トンネルをくぐり抜け、マンハッタン島へ入ったのは中華街のキャナル・ストリート。 傍若無人なイエローキャブ軍団をかきわけ、6番街をミッドタウンまでやっとの思いで這い上がり、クィーンズボロ・ブリッジへ。 実は今回の宿泊ホテルはロンドン野郎がいつもNYで定宿にしているイースト・リバー川向うのComfort Inn, Long Island City。 この時期ただでさえ高いホテル代が異常に高騰するマンハッタン。 このホテルはマンハッタン島まで僅か一駅、地下鉄N・W・7が通る交通の要衝Queensboro Plaza駅の真前にありながら、マンハッタンの半分以下のお値段で泊まれるんです。

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ここがその穴場ホテル。 Comfort Inn, Long Island City。 ロンドン野郎の”定宿”と勝手に呼んでいます。 これまでにも何度もかなり長期間宿泊しました。

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これ、ロビー。 一応、普通のビジネスホテルです。 しかも部屋では高速インターネット無料接続、無料コーヒーメーカーに一般的なアメニティーもしっかり用意されています。 更に、簡単な朝食まで無料提供。 我々のような中貧乏旅行組にはピッタリです。

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ホテルには駐車場は無いので、今回どうしたと思います? フロントのお兄さんの”お勧め”はなんと路上駐車。 『大丈夫だよ~ん』という力強いお言葉を信じ、ホテルのすぐそばの路上に本当に6日間放置です。 半信半疑でしたが、結果として一セントの駐車料金も掛からず、車も無事でした。   しかし・・・

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この近辺、かなりうらぶれています。 ホテルの脇はクズ鉄置き場だし、隣はアフガニスタン系(勝手に決めるな!)とおぼしき、レンガ屋さん。 駅前には本当に貧乏な人が好みそうなお店が並んでいます。 でも、ほんの1ブロックも南に行けば、City Corpの最新の高層オフィスがあり、ホテルのお向いは韓国系の新聞社。 地下鉄の駅もほんの目の前なんですが、この一角だけが忘れ去られたようなうらぶれぶりなんです(あまりにもシケていて悪い連中でさえ集まらない?)。 まあこれまでの経験上、駅とホテルの早足の往復だけに留めておけば特に何も問題は無いと思います。

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地下鉄のQueensboro Plaza駅はこんな風に高架の駅になっています。 駅の反対側では、高級コンドミディアムの建設なんか始まっているので、この交通の便を考えたら、このうらぶれ系の一角も、もうそんなに長くはないと思います。 穴場なのも今のうちかも。

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そしてこれが貧乏NY旅行最大の味方メトロカード。 回数券、一日、一週間、一か月の乗り放題券があり、今回$24の一週間券を購入しました。 これ一つでマンハッタン中の地下鉄、バスが乗り放題。 ちなみに本来は一回の乗車料金が$2。 今回の旅では、冗談じゃなくて500%くらい活用させてもらったような気がします。

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一時は悪の巣窟みたいに言われていた地下鉄も、今はかなり安全になり、マンハッタン中どこへ行くにもこの上なく便利な乗り物です。 勿論、最低限の緊張と注意が必要なのは言うまでもありません。

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バスも地上どこを走っているか見て分かるので、ある程度路線を把握すしておけば、なかなか楽しい移動手段です。 降りるときは、壁にくっついている”ハエ取り紙”みたいな細長い黄色いスイッチに触れると最寄りのバス停で停まってくれます。

以下、次号へ続く・・・


クリスマスの風情 - Victoria Park

2007-12-23 20:57:31 | ロンドン街歩き④

これも昨年と同じネタなんですが、オンタリオ州ロンドン市のダウンタウンの中心に位置するビクトリア公園の今年の風情です。 ロンドン野郎のアパートメントのすぐ前です。 今年は雪があるので、少し趣が違います。

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公園の中心のステージ前のスケートリンクも大勢の市民でにぎわっています。 ここは貸し靴もないけど無料。

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4年前と全然変わっていない、素朴な電球のイルミネーション。

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公園前のロンドン生命本社ビルのライトアップもこの時期の限定。

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これも毎年恒例のキリスト様がお生まれになった厩。 欧米社会ではこういう公共の場所でも『信仰の自由』云々と騒ぐ人は間違っていもいない。  そのくらいキリスト教は常識。

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ここにはLED照明の飾りつけはまだ存在しません。 ニューヨークのロックフェラーセンター前の有名なツリーは今年からLEDに変わったそうです。


クリスマスの風情 - SANTA LAND HERE!

2007-12-22 22:15:07 | ロンドン街歩き④

オンタリオ州ロンドン市のクリスマスの風情。  昨年と全く同じネタなんですが、今年はカメラをグレードアップしたので、ちょっと見てやってください。 有名なクリスマスのおうちです。

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毎年大勢のロンドン市民がこの家を見にやってきます。 周りはちょっとした交通渋滞。

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写真じゃ分りませんが、クリスマスソングのBGMも流れているんです。

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今年は雪が積もっているので余計風情がありますね。

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んっ? この足跡は何じゃ。 ウサギ?

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隣のライバルと競い合っています。 どっちが元祖だったんだろう。 

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昨年の写真と見比べてみると、実は飾りつけはほぼ同じです。 それでも、毎年のロンドン市の風物詩になるくらい有名な存在になっています。