goo blog サービス終了のお知らせ 

ロンドン野郎

カナダのオンタリオ州ロンドン市で4年半暮らしたロンドン野郎。 この度本家大英帝国ロンドン市(近郊)へ参上。

ウチの近所⑧ - 高塚駅の面白車両

2012-03-24 10:25:03 | 車・バイク

高塚駅で見かけた面白車両・・・ってことで、最初はこれ。 しっかりフロントグリルにベンツマークが付いていますね。 JR東海で使用している高級おベンツさまです。

Img_5652

ウニモグ U1250LUNIMOG=多目的動力装置というところから来ている超高級多目的車両。 写真では良く見えませんが、車輪のアタッチメントを使用し、線路の上も走行できる特別仕様。 ちょっとした鉄道車両くらいそのまま連結して引っ張れます。

Img_5654

ちなみに荷台の部分にくっついているキカイは何でしょう。 分かる人がいたらまた教えてくださいませ。

Img_5729

そして次はこれ。 見るからに只者では無い特殊な鉄道車両。 マルチプルタイタンパーって呼ばれるレールの上下左右のゆがみを修正する為の車両だそうだ。

Img_5659

オーストリアのPlasser & Thurer社製。 これも舶来もんの高級品ですね。

Img_5657

欧州は本来標準軌なので、日本の狭軌に合わせた特別仕様なのでしょうか。

Img_5656

こういった保線の車両が昼間活動することはあまりありませんが、東海道本線の高塚駅の待避線には日替わりでこういう普段目にする事がないような車両が止まっていることがよくあります。

Img_5734

そしてこれモーターカーと呼ばれる小型の機関車。 補修用のレールの台車を引っ張っています。 この車両は新潟トランシスという車両メーカーで製造された日本製。

Img_5745

クレーンまで装着されていますね。

Img_5739

そして最後にこのチッコイのはトロッコ。 要するにこれにアタッチメントを付けて、レール等を運ぶための台車です。

高塚駅にはこういった保線用の車両だけではなくて、輸送途中の新型の鉄道車両などが一時的に待避線に停まっているいる事もあるので、また何か見つけた時には写真をアップさせて貰いたいと思います。

ウチの近所の話題は、もう少し続けさせて下さいね。


寄らば撃つぞ! 北米の現金輸送車

2010-12-07 06:58:02 | 車・バイク

特殊な車ということで、もう少し話は続くのですが、北米の街角でよく見かける現金輸送車

Img_1312

勿論、日本でもコンビニのCDへの現金の補充なんかで、警備会社の現金輸送の車は時々目にしますよね。 日本の場合は、鉄板で窓をつぶした普通のバンにガードマンが二人ひと組で、一人が周囲を目力で威嚇しながら見張り、もう一人が現金を機械にセットという行動パターンがあるようです。 でも北米の現金輸送との最大の違いは

Img_1314

なにしろアチラの悪いやつらは武装しているのが当たり前ですから、現金輸送車も、完全防弾仕様。 防弾仕様になれば当然重量も重くなるので、強力なエンジンを載せたこんな装甲みたいなヘビーなものになってしまいます。 武装と言っても拳銃程度のちゃちなものだけじゃなく、自動小銃や軽機関銃みたいな強力な火器を持っている可能性も十分あるので、民間人のガードマンでも当然相応の対応をせざるを得無いということになる訳です。 許可を持ったガードマンの銃器による武装が認められているのは世界の常識。

Img_13

現金輸送車の車体には、よく見ると窓の下に銃眼まで付いています。 何かあれば、ここから銃身を突き出して車内から狙い撃ち。 悪いやつらが近寄ろうもならハチの巣にでもしかねない勢いです。  ここまでやるかという感じですが、このくらいでないと現金強奪の意図をくじく威嚇にもならないんでしょうね。

日本はまだまだ平和です。


リムジンだらけ! STRETCH LIMO

2010-12-01 22:10:42 | 車・バイク

アメリカ人、いやカナダ人も好きなんですよね。 このダックスフント車的なリムジン。 STRETCH LIMO。 勿論、北米の道路環境ならではの車でもあるんですが、アメリカやカナダの至る街でこんなのを見かけました。 我ながらよく写真を撮りまくったものです。

Img_9864

これはカナダのトロントの街角で。 ベースの車はフォードのSUV。 ユニークなのは、トレーラまで引っ張ってるんですよね。 一体何を積んでいるのか・・・

Img_0944

これは本家ニューヨーク。 リンカーンの正統派リムジンですねぇ。 セントラルパークのすぐ南側です。 どんなお偉いさんが乗っているのでしょうか。

Img_1011

これもニューヨーク。 7番街のシェラトン・ニューヨークの真ん前。 お上りさんのお金持ちが空港から到着したのかな。

Img_2619

これもニューヨークの街角でしたね。 こんな車はいったいどこで作っているのか。 ベースの車はフォードであったり、GMであったりするのですが、そういった自動車メーカーの製品じゃないんです。 ベースになる車を前後ぶった切って、その間のボディーをつなぐ、っていうやり方で、コーチビルダーって呼ばれる改造自動車屋さんがトンテンカンテン手作業で作っているんです。

Img_2621

これもどこかニューヨークだったと思います。 実はロンドン野郎もその昔こんな感じのリンカーンのリムジンに乗ったことが一度だけあります。 お仕事で行った(本当ですよ)ラスベガスでホテルのサービスのリムジンで空港までVIPをお迎えに行ったんです。  高級なリムジンだと車内にバーがあったりテレビがあったりするみたいですけど、その時の車はて極めてシンプル。 向かい合わせの応接間みたいな席が並んでいただけでした。 別にミニバンでも良かったくらい。

Img_2675

これもクリスマスのニューヨークだったかな。 普通考えると、こういう構造って、車体強度的にはあまり良い事は無い筈。 間違ってもあの厳しい北米の自動車安全基準に合致するとは思えないのですが、 少量生産の特殊車両ということで、何か例外措置が適用になっているのかも知れません。

Img_3626

ロンドンの街。 教会の前で、新郎新婦を待つリムジン。  で、この後いったいどこに行くんでしょうね。

Img_9459

これもロンドンのどこかで見かけたリムジン。 多少構造はシンプルですね。 そういえば、こんなのに中学生くらいのガキどもがたくさん乗って、キャーキャーやっているのも見たことがあります。 卒業記念かなんかで、みんなでお小遣いを出し合ってチャーターしたのかも知れません。

リムジンもただ室内のキャパシティだけを言うんだったら、バスのような車両の内部をそれなりに豪華に艤装すれば良い筈。 なんでこんな凝った無駄な事をするんでしょうか。 やっぱり、北米の皆さん、こういういうのが単純に好きなんでしょうね。

結局、ただのアホ


これも古いフォードだねぇ

2009-04-05 22:16:20 | 車・バイク

前回に引き続き、クラシックカー・シリーズです。 401号線を東へ向かって走っていると、なにやらまたまた見なれない垂直尾翼付きの車が・・・

Img_2449

この後姿を追って、グイグイと近づいてみました。

Img_2450

お、おおっ! これはまた古いフォード・フェアレイン500 Ford Fairlane500。 これも1950年代後半の車です。 にしても、本当に綺麗にレストアされていますね。 実際博物館モノですが、個人オーナーがものすごく大事にドライブを楽しんでいるようです。

Img_2451

なんかオーナー夫婦の雰囲気もそれらしくて素敵! カナダは車検とかそんなにうるさくないので、情熱さえあれば、こんなことができてしまうんですね。 それでも冬には融雪の為に塩を撒きまくるカナダでこれだけの車を走行可能に維持するのは大変な根性です。


古き良き時代のクラシック・シボレー

2009-04-04 17:13:08 | 車・バイク

ロンドン野郎の赴任先の職場があったカナダのオンタリオ州インガソル村の某自動車工場のパーキングで発見したこの車。

Img_6882

完璧にレストアされた1957年型シボレー・ベルエア Chevrolet Bel Air。 今から50年も昔の車がこんな形で蘇ったんですね。 50年以上も昔のクラシック・カーです。 本当にその時代の新車かと見間違うばかりの完璧な仕事です。

Img_6881

これぞアメ車!って感じでしょ。 デザインやコスト的に見るとありとあらゆる無駄だらけ。 何故かボンネットやバンパー上には前を行く車を破壊するためのミサイル発射ランチャー!?

Img_6883

贅沢にも大量にベタベタ貼られた高価なクロムメッキ部品何の意味もないタイヤの白い装飾(White Wall)。  フェンダー・サイドにはシャークを思わせるエラ?が。 今時の車から見たら恐ろしくコストが掛っているに違いありません。 実際高価だったんでしょうね。

Img_6880

リアには直進安定性を確保するため?の垂直尾翼にジェット・エンジンの噴出口?まで確保。 こりゃぶっ飛ぶに違いない!

Img_6885

こんな訳の分からない車ですが、合理化が行き届いた今の車を見なれた眼には、ある意味とっても新鮮なデザインでもあるんです。 こんな車を作っていたゼネラル・モーターズが今や存亡の危機に直面しているこの時代。  何か面白さが無くなって行くような感覚をフト覚えたりします。