ロンドン野郎

カナダのオンタリオ州ロンドン市で4年半暮らしたロンドン野郎。 この度本家大英帝国ロンドン市(近郊)へ参上。

Londonの”夜生活”のスポット 其の壱 - The Scots Corner

2009-08-30 11:36:58 | グルメ情報②

オンタリオ州ロンドン市のナイトライフ、なんて言い方をするとロンドン野郎が夜な夜な街に繰り出し飲んだくれていたという誤った?イメージを持たれてしまうのですが、ほんのちょっとだけ知っているロンドン・ダウンタウンの夜のスポットのお話をしたいと思います。

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ここ、The Scots Corner はダウンタウンの一角にある英国風パブなんです。 こんな風にバンド演奏がウリ。 最近、あるトロント在住の方の「おつまみカナダ」っていうブログで、このお店が今でも昔のまま営業しているの知って思わず書きたくなりました。 The Scots Cornerは一度このブログでも紹介した事があります(The Scots Corner<=ここクリックね)。

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何で英国風パブかって言うと、表通りからの外観がまさにそうなんです。 でも、出されるお酒やおつまみはやっぱりアメリカン(カナディアン?)。 決して高級ってわけじゃなく、若い人以外もその辺のおじさん、おばさんも集まるお店です。 この日、2004年8月20日はロンドン野郎の誕生日だったんですけど、赴任先の同僚のN君と夜の街に繰り出しました。

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この日の演奏はビートルズのコピーバンド。 曲はBack In The U.S.S.R.。 演奏の上手い下手はともかくですけど・・・。 ところでU.S.S.R.って何だか知ってます? これは今時、死語に近いかもしれませんね。

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なんでこんなポテチの袋が? これお店で売っていたんですね。 勿論、オーダーすれば、チキン・ウィングでも、ピザでも、ナチョスでも、それなりのお料理は出てきます。

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空のグラスはロンドン野郎。 多分ジン・トニックだったと思うんですよね。 ジン・トニック(正確にはGin and Tonic)。 こういう蒸留酒ベースの飲み物は悪酔いしにくいんです。 材料だけでみれば家でも簡単にできるスタンダード・カクテルです。 でも、逆に簡単であれば簡単であるだけ、プロのバーテンダーにとっては カクテルの基本として超難しいんだって。

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ロンドンの街は巨大大学ウェスタン・オンタリオの学生が溢れているので、一般的にこういうお店でサーブするのは学生のバイトが多いんです。 だから意外なくらいレベルが高い。 まあ、あの、ロンドン野郎は決して、そんなのが目当てのエロ男爵じゃありませんけど(しつこい!)。

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音楽に、酔いも回って、なんとなく夜も更けてゆきます。 あ~本当に懐かしいなぁ~。
The Scots Corner
268 Dundas Street,
London, ON N6A 1H3

静かなビーチ・リゾート - Port Bluce

2009-08-29 18:18:48 | ロンドン周辺の街歩き

話はまたカナダのオンタリオ州ロンドン市近辺に戻ります。 先日、エリー湖岸のリゾートPort Bluceの名前が、このブログのお客様のmonyoさまのブログの中でちょこっと出ました。 長らく忘れていましたが、ロンドン野郎、昔一度このビーチに出かけた覚えがありました。 2004年6月20日。 これも5年も前のお話ですけど、思い出してちょっと書いてみたいと思います。

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エリー湖とヒューロン湖に囲まれたオンタリオ州ロンドン市界隈には、いくつものビーチ沿いのリゾートみたいなところがあります。 メジャーなところでは、エリー湖側のPort Stanleyポートスタンレー。 ヒューロン湖側のGrand Vend グランド・ベンドなんかはこのブログでも何回か紹介させて貰っていますが、 これ以外にも小さな落ち着いたスポットが本当はいくつもあるんです。

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ここPort Bluceも多少は名が通ったところながらも、こじんまりとした小さな浜辺でした。 上の建物は浜茶屋さん? テラスから湖と水着のお姉ちゃん?を眺めながらビールを一杯といったところでしょうか。 浜辺で一杯は、勿論ご法度です。

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あまり人の手も加わってなさそうな浜辺が広がります。 本当に静かな場所。

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入り江の突堤の先には小さな灯台が。 ここでのんびり一日釣り糸を垂れるのも良いかもしれませんね。 何が釣れるんだろう。 カナダでは魚を釣ってもそのままリリースすることが多いので、日本みたいにあまりアクセクすることがありません。

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ちょうどこの日、かつての大英帝国を代表する小型スポーツカーMGのオーナークラブの集まりがあったみたいで、4台も並んでいました。 周りは海じゃないので、塩でさびる心配はありません。 もっとも、冬になれば塩を撒きまくるので、同じかも知れませんが、こういう貴重な車をカナダの冬場に乗るようなもったいない事は絶対しないと思います。 今この伝統ある自動車メーカーMGも中国の会社に買収され、なんか訳のわからん状況になっているのが悲しいです。

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こういう写真を見ているだけでも、癒されます。 5年も前の写真ですけど、日本に比べて時の流れが遅い土地柄でもあるので、今でもあまり様子は変わっていないんじゃないかな。


ニューヨーク独り旅 ⑫ - 極悪都市?ニューヨーク

2009-08-24 21:49:50 | ニューヨーク街歩き②

ロンドン野郎がニューヨークのマンハッタン島へ初めて足を踏み入れた2004年9月の連休。 オンタリオ州ロンドン市からデトロイト経由で飛行機の旅。 ごく普通の一般観光客としてでした。

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昔からの風評で、ニューヨークの街には犯罪者が溢れ、ちょっとでも隙を見せたら懐中ものを盗られたり、詐欺に遭ったり、殴られたりするんじゃないか。 地下鉄は悪の巣窟。 夜なんか一人で乗ろうもんなら、あっという間に囲まれてオヤジ狩りに遭うんじゃないかとか、8番街より西側に行くともうヤバいらしい。 5番街辺りでもなんかの酒のボトルを紙袋に入れて、わざと落として、補償金をせびる通称ボトラーがたくさん群れていたり、ましてやハーレム地域に迷い込んだら二度と生きて帰ることができないんじゃないかってマジで警戒していました。

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カメラもできるだけポケットの中に隠して、お金は強盗さんにお引き取りいただける程度のキャッシュとカードだけをポケットにねじ込んで、財布は持たない、それに服装も観光客だとバレないように変装(勿論そんなの無駄だけど)。 品の良い人相がばれないようにサングラスも掛けて、まさにATフィールド全開モード(?)でホテルから街に繰り出したんです。

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でも、一旦ニューヨークの街に出ると、ごく当たり前のように、当たり前の人たちが、当たり前の日常を送っているんですよね。 地下鉄に乗っても、ごく普通のサラリーマンやOL、それに学生、お金持ちそうな人も、貧乏そうな人も、地元民も、観光客もごく普通に振舞っていることに気が付きました。 その後いろんな理由でニューヨークを何度も訪れるようになってからは、逆にどんどん積極的に歩きまわり、ロンドン野郎の行動パターンを知っているみなさんから見れば、よくあそこまで平気で・・・と思われそうなくらい慣れきってしまいました。 犯罪には遭ったことも無いし、遭いそうになったこともありません。

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確かに1970年代から80年代の一時期は本当に荒んでいた時代もあったようですが、それでも人々はやっぱりマンハッタン島を目指していました。 どこかに荒んだ部分と健全な部分の境目があるのかも知れません。 また市を挙げて、犯罪防止に取り組んだ成果もあるでしょうし、911事件以降、住民たちの街を守る意識が高まったこともあるのかも知れません。 現在は治安は著しく改善されています

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少なくとも今マンハッタンの街をフラフラ観光していても、犯罪に遭うのは稀だと思います。 でも、ちょっと気を緩めた隙に、何か起こる可能性があるのも事実。 それはやっぱり日本と違う。 ニューヨークの街を楽しむには、境界線を越えて、特定の人々の領分を侵さないことと、ほんのちょっとの緊張感を常に持つことが必要だと思います。

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まあ、極悪と言えば、ウォール街で”合法的”に詐欺行為を働いていた人たちが、もしかしたら究極の極悪だったのかも知れませんけどね。

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という訳で、2004年の初めてのニューヨーク独り旅のお話はこれで(完)ということで。


ニューヨーク独り旅⑪ - 日清カップヌードル in Times Square

2009-08-17 20:50:34 | グルメ情報②
またまたお話は2004年9月の初めてのニューヨークに戻ります。 ここはアメリカでもっとも有名な繁華街Times Square タイムズ・スクエア です。 あまりの喧騒に気が狂いそうになるような場所ですが、きらびやかなネオンサインの中に、ある懐かしいものを発見しました。
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分かりますよね。 これぞ、まごうかたなき『日清カップヌードル』。 これが燦然と、上空に輝いているんです。 もちろん他にも日本ブランドの看板は色々あったりもするんだけど、このインパクトは半端じゃありません。 ご丁寧に湯気まで湧きあがっています。 三分間待たなきゃ!

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実は北米のスーパーなんかでも、結構コレ売っています。 オンタリオ州ロンドン市に越した当初は、スーパーでこの懐かしいラベルを発見して、一瞬大喜びしたんですけど、食べてすこしがっかり。 何故って、味が違うんです。 実際かなり違うんです。 あのカップヌードルらしい味って、北米の一般大衆にはなかなか受けないんでしょうかね。

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そうは言いながらも、ここはTimes Squareの看板の中では超一等地。 夜もこんな風にその威容を見せつけています。 さすがに賃料も高いのか、残念ながら今はもうこの場所にはありません。 そういえば、何かの映画で、同じ場所がタバコの宣伝になっていて、やっぱりご丁寧にタバコの煙が立ち上っているのを見た覚えがあります。

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Times Squareは本当に世界中から毎日人が集まる場所。 ここに看板を掲げるっていうのは、国際企業の夢かも知れません。


ちょっと東京でハンバーガー・ランチ

2009-08-14 00:39:40 | グルメ情報②

ニューヨーク独り旅のお話からちょっと離れて、ロンドン野郎はお盆休みでちょっくら実家のある東京に帰っています。 どうもこのところ、台風が来たりで天候は不順だし、それどころか立て続けにかなり大きな地震が太平洋方面で発生して、不穏な状況。 ロンドン野郎が今住んでいる地域は東海大地震の危険性がこの30年来言われていますが、どうもここにきて、かなり現実味を帯びてきたのではないかと、少々不安に・・・

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まあ、それはそれとして、東京に来たからには何か旨いものを食べなければと、毎日小グルメ旅みたいなことをやっとります。 この日は実家の近辺でちょっとした独りランチ。

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何? ただのハンバーガーじゃん! なんて言わないでください。 今、日本では全国的にマック的なファーストフードとは一線を隔したグルメバーガーが広がっているんですよ。 北米在住中にいろんなところでアメ飯の代表のハンバーガーは食べ歩きました。 日本でいえばラーメン食べ歩きみたいなものかな? そんな訳で少しばかり、ロンドン野郎はハンバーガーにはうるさいんです。

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このお店Fire House さん。 大きなパテにしっかり焼いて焦げ目の付いたバンズ。 それに付け合わせのピクルスがドンと鎮座。 フレンチフライは皮付きのざく切りタイプ。 パテはマヨソース味にピッタリ合っていて、ガブっとやると、ジューシーな肉汁が溢れます。 お値段は1000円近くするので、勿論お安いもんじゃありません。 でも、これはファーストフードではない。 ビールを飲みながら、まったりとしたブランチの時間を過ごすこともできます。  バーガーにはビールがよく合います。

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ちなみにマックのクォータパウンダーも悪くないけど、やっぱりはマックはマック。 モスも確かに日本人的には食べ物として美味しいには違いないんだけど、やっぱりハンバーガーじゃないんですね。 いま一つ違うんです! ロンドン野郎が日本のファーストフード・チェーンのハンバーガーで唯一『これはっ!』と思ったのが、フレッシュネスバーガーのクラシック・シリーズ。 これはなかなかですよ。 みずみずしい玉ねぎとトマトにマッチした厚手のパテはしっかり牛肉そのものです。 でも、やっぱり相応のお値段はします。 美味しいものには価値がある!

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と、言う訳で、このお店。 Fire Houseさんはココ。 本郷三丁目の交差点のすぐ近く。 春日通りに面した石川啄木の下宿で有名な床屋さん理容アライ(旧名”喜之床”)のお向かいです。

FIRE HOUSE
〒113-0033
東京都文京区本郷4-5-10
TEL03-3815-6044
FAX03-3815-6045