カナダ最大の都市トロントの原宿Queen West界隈のお話はこれまで何度も書いています。 今回はそこで見つけたちょっとしたアートたち。
トロントのダウンタウンって、なにかとっても風情があって素敵な場所です。 あんな無機質なコンクリート製のCNタワーでさえ、今こうして写真で見るだけでも、懐かしくてたまりません。 トロント中のいろんな場所から見えた光景です。 きっと東京で見る東京タワーと同じで、この街にはなくてはならない絵の一部なんですね。
若者の集まるこのQueen West界隈には、こんな風に古い建物の壁を利用したアートがあちらこちらに目につきます。 上の絵なんかはある意味、ニューヨークで一昔前会った落書きみたいな感じもしますが、よく見るとトロントの夜の風景なんです。 ちゃんと中心にはCNタワーが建っていますよ。
これは煉瓦の壁を利用した壁画。 衣料、服飾産業の中心、Spadina Av.の西側にあったと思います。 ね、よくみるとまさにその街らしい絵ですよね。
これは、Queen West沿いにあったなんか良く分からないオブジェ。 これ、いったい何だったんでしょうね。 もう少しよく観察しておくべきでした。 でも、街の雰囲気にすごくよく溶け込んでいたなぁ。
この壁画は恵まれない環境にある若者を支援する活動を行っている社会団体YOUTHLINKの建物。 未来への夢を力強く訴える内容の壁画です。 左上のロゴの上の赤いマークはロンドン野郎の駐在先で参加していた慈善団体United Way。 こういう活動へのサポートも行っていたんですね。
ああ、このQueen Westは本当に懐かしい光景です。 いろんな人たちがいました。