YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

VM26化のための部品を作る

2012年12月05日 | YBR125改造

平日、帰宅後に部屋の中で作業できそうな事を進めることにした。

中華VM26キャブ取り付け時にYBR125のマニホールドからはみ出す部分に密閉用の整合板でも付けようかと思い立ち、手持ちの材料
を探したところ目に止まったのが0.8mm厚のアルミ板だった。
たわみ強度に若干不安はあるけど取り合えず加工してみよう。

混合気の大穴は直径30mmだけど、昔買ったシャーシーパンチがあるのを思い出して倉庫から出してきてパンチのセンターガイド用穴
を開ける。


0.8mm厚なので問題なく30mmの大穴がきれいに開いた。


シャーシーパンチが無い場合は、円内に小さな穴を円状に開けてニッパーで切り取ってヤスリで仕上げる気の遠くなるような作業をするか、
ホールソーでいっきに開けるしかない。
真空管アンプを自作するオーディオマニアのシャシー加工のノウハウでも探せば具体的な方法が幾つか見つかるだろうから参考にどうぞ。

次は前出の自作ガスケットケガキ用の型紙に利用して固定穴径6mm・幅48mm間隔で正確に開けてからざっくりと切り出す。


大雑把に切り出したら金ノコやヤスリで外周を整えて完了。
キャブに当ててみて仕上がり確認するといい感じだ。


キャブとマニホールド間に挟んでみると目標通りにはみ出し部分が隠れて密閉構造になった。


加工が大変だけど1.0~1.2厚のアルミ板の方がたわみにくいだろうけど・・・今回はこれで試そう。
本番ではさらにマニホールド側に自作ガスケット、場合によってはさらに液体ガスケット塗布となる予定で整合板とキャブ間の気密は
キャブのOリングにまかせる事にしよう

最後に出来上がった整合板を型紙代わりにしてマニホールド側の段差を削るためのケガキをする。


昔50ccを色々いじってた時に、このような段差があると気流が大きく乱れて息継ぎ発生やセッティングが出しにくくて苦労した事が
あり
段差を無くしたら驚くほど改善した経験からこの作業は無視できないと思ってる。

これからゴリゴリ削るのかと思うとうんざりしてきたけれど、世の中こんな作業が大好きな職人肌の人が居るんですよね。
頭が下がりますよ。m(__)m

今回はたかがアルミ板1枚の加工で疲れちゃったw