YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

Fブレーキパッドとフルード交換

2012年09月29日 | YBR125整備

いやでも走ればいずれは減るブレーキパッドやブレーキシュー。
タオバオの輸入代行業者経由で入手しておいたフロントブレーキパッドの買い置きの出番だ。

交換ついでにブレーキキャリパの掃除をしよう。
俺はブレーキクリーナーなどという溶剤をバシャバシャかける趣味はないんだ。
だって汚れの垂れた液がそこらに撒き散るし、なにより溶け出た汚れがクリーナーの揮発後にうっすらと
残るのが気もちわるい。それらをウエスで拭く手間もめんどくさい。

家庭用洗剤としは最強の部類と思う洗濯洗剤をお湯で溶かして濃いめの洗浄液を作り、それをブラシで
キャリパごと洗うとあら不思議、本当にきれいに汚れが落ちる。水ですすいでおしまい。

用意したのは中国製、謎の青パッドだ。
これ、印刷してある型番を検索で追うとギリシャのバイク用品メーカーにたどり着くんだけど、
本物かどうかは仏のみ知る
未使用の純正パッドと比べてみたけれど、バックプレートの精度や寸法は一致してポン付けは大丈夫。
パッドの厚みが純正よりも1mm厚く、消耗期間の点では有利だろうけど減りが早ければ相殺かな。

ついでにブレーキフルードも交換。
納車から一度も換えていないフルードはコーヒー色に変色してて、丁度いい機会だな。


下抜きでブレーキレバーニギニギすると、なんかゴミが混ざって出てきた。w


交換用フルードはヤマハ純正のブレーキフルードBF-4・100mLボトルで、この量で十分交換可能だ。

 排出しながら減った分を上から補充しつつ、下から出る液色が新品になったところで終了。
廃液を見てみるとけっこうゴミが出てた。これ、なんの破片だろう?
マスターシリンダーカップやシールのバリの破片かもしれないけど結局謎のまま。


廃液に水を加えてみたら白く乳化したので、やはりブレーキフルードはアルコール系(またはグリコール系だっけ?)
だと言うことがよく分っていい勉強になったよ。年数が経つと吸湿して劣化するのもうなずける。

パッド・フルード交換後すでに一年以上走ってるけど、まだまだパッドの残量は残ってて純正よりも消耗が少ない。
効きは初期制動がキュッと食いつく感じで純正よりも扱いやすく、すっかり謎の青パッド・XGP270のファン
になってしまった。w


パンクの果ての変態チューブレス化

2012年09月28日 | YBR125整備

俺のYBRのリアタイヤはミシュランのM62 3.00-18 を履いているんだけど、このタイヤは
チューブ仕様のタイヤなんだ。
2007年式以降のYBRは全てチューブレスホイール+チューブレスタイヤの組み合わせで、本来チューブ
仕様のタイヤの装着は不可能。
だが、バルブを切り取り外してチューブを入れればM62を履けるので自分で組み付けた。

某月某日、ちょいとツーリングへ出かけた時に、駐車場から街道へ出る際に雑草に隠れたフタ無しの側溝を
渡るヘマをやらかしてしまったw

写真はその後の雑草が刈り取られて認識しやすい状態。(今更かよ!)

この大穴を見つけた時にはすでに遅く、リフトアップにてフロントはやり過ごしたもののリアはガツンと溝を
通過してしまったわけで、転倒しなかったのを幸いにそのまま次の場所へと向かった。
途中で小休止してバイクに戻ったところ、ごらんのようにパンクしてやがったw

やっちまったぜ!チューブ仕様でパンク!!

まあ、なんだかんだで途中のガススタで空気を補充しつつ、チューブとタイヤを犠牲にする覚悟で帰宅したけど、
たとえパンク修理道具を持参しててもチューブレスホイールの構造で出先修理する苦労を考えると、帰宅できる距離
だったので正しい判断だったんだろう。

翌日、シャコ万でビードを落として

チューブを取り出して見たらリム打ちと呼ばれる穴の空き方をしてた。wどうりで空気が直ぐに抜けるわけだ。

さて、チューブの修理でもするかと思ったけど、ここで俺の悪い癖がニョキニョキと登場!

このままM62をチューブレス状態で組んだらどうなるだろ?

こんな発想をするにはわけがあって、実は以前どこかのYBRのブログでチューブ用タイヤをチューブレス状態で組んだ画像を
見た事があり、驚いて印象が残ってたのだよ。
幸い、以前からバルブをL字型に換えてガススタで空気を入れやすくしたいと考えて、L型バルブを買い置きしてあったので実行
に移すことにした。
しかし、L型バルブの圧入方法を詳しく紹介してる記事が見つからず、わずかな情報を頼りにシリコンオイルを薄く塗ってヌルヌルにして、
木片とメガネレンチを使っテコの原理で引っ張り上げる方法を実行してみた。

ヌルリン♪ 簡単にハマったではないか!
さて手組みで一番苦労するのがビード上げであろう。色々模索した結果、最近流行りの爆発ビード上げ
でビードが上がり、自転車の空気入れ(米式
バルブ)できちんと収まった。

とりあえず目の前でシューシュー空気が抜けることも無く、まるで最初からチューブレス仕様のように膨らんでるM62ちゃんw

完全にメーカーの保証外・想定外の組み方だぞ?
重々承知の上でやっております。ハイw

その後ひと夏を過ごし、過積載のキャンプツーリング3回もあわせて述べ5000kmほど走っておりますが特に異常は現れず、
林道ではわざと少し圧を落としてみても外れたり漏れたりする事も無く現在に至る。

考察:昨今のタイヤ製造の品質の勝利なのか、カーカスの密着品質の向上により密閉度が高いのでは?
    これでチューブレスパンク修理道具を持参しておけば、なんらかの穴あきパンクでもタイヤを外す事なく緊急修理も対応できそう。
    自己責任100パーセントだ。

ところでネットを徘徊してると、この逆パターンな事例をいくつか見かける。
GN125HやCBF125で、チューブ式キャストホイールにバルブを装着
してチューブレスタイヤを履いてる人が居るようで・・・

うん?
2005年~2006年式YBR125、またはYB125ZやYB125SPって上記のチューブ式キャストホイールだったよ?
スナップインかクランプイン型のバルブを装着すればタイヤもチューブレス仕様を選べて種類も増え、パンク時も修理が簡単でいい。
まあ、ほとんど見かけないので無理には勧めないけど、自分でタイヤ交換できる人はチャレンジしてみたらどうだろう?
オフ車の林道内でのパンク修理に比べたらお気楽だと思うよ。


開設

2012年09月27日 | 雑記

管理人の雷太です。
ヤマハのバイク、YBR125(2007年式・キャブ仕様)を軸にしたブログです。
車体の詳細は他のブログや検索で見てね。

ネットを徘徊してたら酷似してる名のブログがあったので見分けやすくするために、ブログタイトルをちょっと変更しちゃった。