YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

YB号夏季用オイル交換

2022年05月28日 | YB125SP整備

 久しぶりのオートバイネタ。
我がYB号のエンジンオイルを交換したよ。
冬季は柔らかめな5W-40を使っているのでそろそろ夏季用
として10W-40に入れ替えるのだ。

 古オイルを排出するためにドレンボルトを外す。

ここはメガネレンチを使いたい場所だね。

 出てきた廃油は真っ黒でオイルの洗浄性能が良い仕事を
している。

冬季に使ったオイルはカストロールのウルトラクリーン
5W-40なのだ。

 マグネットドレンボルトを使ってるので先端に鉄粉など
を捕獲しているかもしれない。

見たところ大きな鉄くずは見当たらないから、エンジン
内に破損は起きていないようだ。

 ウエスで拭き取っても微細な鉄粉?くらいしか確認で
きない。

エンジン内部の健康状態は良さそうだ。

 オイルを抜いたら即、ドレンボルトを締め込む。

ここでレンチを持つ手は短めにする。
長めに持つとオーバートルクになりやすいのだ。
詳しくは過去にこんな記事を書いてみたのでオイル交換
に不慣れな人は一読すると良い。
オイルドレンボルトの締め角度(リンク)

 今回入れるのはヤマハ純正オイルのスタンダードプラス
10W-40。

実はこの1L缶は買い置きしていた物の最後の1本である。
凹んだ缶を安売りしていた時期に数本買っておいたのを
消費しきる時が来たのである。w

 100円ショップで買えるシリコン漏斗が便利。

そのままでも入れやすい。

 YB/YBR系のエンジンはオイル交換時の指定量が1L。

おかげで1L缶ならば、逆さまにして全部入れても丁度良い。

 入れ終わったら一応オイル量を確認する。

この時の注意点はねじ込まないで差し込むだけなのと、
サイドスタンド駐輪では測らない事。
実際サイドスタンド時に測ってみると、こんな感じに
先端にもオイルは付着しないのだ。

 メインスタンドで再度測ってみる。

ちゃんと新品オイルでゲージが濡れて設定範囲内になって
いるのが分かる。

以上、飽き飽きしているオイル交換作業のネタではあった
が、毎回少しずつ違う小ネタを仕込んで書いているので
何かの役に立てば幸いです。

 関東地方もそろそろ梅雨入りしそうで天候が不安定にな
りつつある。
梅雨のせいだと一月くらい放置するとエンジンの調子が
悪くなるし、かけっぱなしの車体カバーが湿気をこもらせ
て防錆処理不足な鉄部分に錆が起きる。
動態維持のためにYB号は乗れる時に乗っておこうと思う。


初めてのドライブ

2022年05月23日 | 雑記

 軽四号を買い換えてから初めて純粋に運転を楽しむ
ドライブに出かけたよ。

 事の発端はキャンプ道具の発掘だった。

押し入れに入ってたバイク積載用のキャンプ道具を出した
ついでに軽四号に放り込んでみた。
この程度の荷物で1~2泊くらいのキャンプは可能である。

せっかくだからちょっとドライブに出かけて、もしも
帰りが辛くなったらどこかで1泊キャンプして良く寝てか
ら帰路につけば良いかな?って思い立つ。

 山梨県秋山の県道を快走してきた。

いつもバイクで通る道を車で走るのは新鮮だけど、気持ち
的には箱の中から画面を見ている感じでちょっとつまらな
い。
しかしこのアルトの純正タイヤは燃費優先設計で空気圧
が280kPaと高圧なので、コーナリングでやたらとアンダー
ステアぎみになって怖い。
250kPaくらいに落とした方が好みだ。

いつもの休憩場所である笹子川の河川敷公園へ寄ったら
消防・警察関連の水防訓練の会場になってて休憩できな
かった。

 笹子トンネルを通って道の駅・甲斐大和まで行く。


 ここまで来て自宅から約100㎞走った事になった。

秋山ルートの都留~初狩経由だとこの距離なんだな。

 トイレを借りてから周囲を散策する。

東屋がある公園が併設されているのを発見した。

 丁度お昼ご飯の時間なので、ここで昼飯にした。

途中で買っておいた弁当などを食べる。

さて、この後に塩山方面へ抜けるか韮崎を抜けて白州や
富士見町へ足を延ばすか悩んだ。
午後から夕方にかけて山間部は大気が不安定になって
雷雨の可能性も出てくるとの天気予報。
ここで引き返す事にしたよ。

 大月体育館入口で脇に入って鉄橋のある場所で休憩。

ここはバイクでも何度も寄った場所だ。w

 帰宅直前にガソリンスタンドに入った。

レギュラーガソリン149円なんか久しぶりに見た気がする。
ほんと、まだまだ高い。
燃費計算したら21㎞/Lだった。
適当にキャンプ道具を積んで一般道の山坂道も走っての
燃費が20㎞越えするなら、いつか日本海側まで行ってみた
い気がしてきたよ。

 結局この日の走行距離は約192㎞だった。

甲斐大和からの帰路は甲州街道経由の千木良~津久井ル
ートで92㎞だから行きの秋山ルートよりも8㎞短い計算
になった。
次回空いている時間帯なら津久井~千木良~甲州街道ルー
トで山梨へ向かおう。w

 今回のちょっとしたドライブのおかげで山坂道の挙動
が分かって良かった。
とにかくノーマルタイヤはアンダーステアが出やすくて
スピードは控えめにしないと危険だとわかったよ。
使い切るまで我慢しよう。
あれならABブランドの CST マーキスMR61の方が遥かに
グリップする感想だ。

以上、普段は買い物号として街中ばかり走っている軽四
号を初めてドライブに連れ出したお話でした。


コーナーポールを作ってみた

2022年05月21日 | 雑記

 軽四号の36アルトは運転席からボンネットの先端が
見えない。
よって狭い場所での車両感覚がつかみにくいのだ。
対策として左前にコーナーポール(別名へたくそ棒)を
付ける
と改善する。

 市販品は何種類もあるけれど、お試しにしては値段が
意外とするので試作してみたよ。

吸盤でペタリと貼るへたくそ棒。w

 ダイソーで授業やプレゼンテーションで使う指示棒と
穴付き吸盤を買ってきた。


 先端の赤い部分はネジ込み式になっているから、一時的
に外して吸盤に通す。

通しにくい時はアルコールを穴周辺に垂らすと滑りやすく
なるのだ。

 固定場所はできるだけ平たい場所を選ぶ。

埃などを良くふき取ってからペタリと付ける。

 車内からの見え方はこんな感じだ。

この下に車体の角があると思って慎重に運転すればよい。

洗車機に通す場合は一時的に外しておけば良いし、出先の
駐車中に通行人が引っかかっても外れる程度の吸着力しか
無いので安全だ。
しかも走行時の振動で外れる事は無かった。

以上、すでに半月くらい運用して実績を得た自作コーナー
ポールでした。
結局市販品は買わずに、このままずっとになりそうだ。

なお、このアイデアは俺が考えた物じゃなくてWEBに公開
された他人のアイデアである。
良い工夫はどんどん真似しよう。w


軽四号のオーディオ交換

2022年05月14日 | 雑記

 36アルトに変えて一か月が過ぎた軽四号。
先日納車後一か月点検を受けて、特に問題は見つかっ
ていない。
さてさて、用意したネタを実行する日がやってきた。
単なる雨続きでやる事が無いのだ。w

 先代のワゴンRに付けていたオーディオ一式をアルトに
載せてみたよ。

純正のオーディオユニットから固定ブラケットを外して
1DINの社外オーディオと隙間を埋める1DIN小物入れを
なんとか固定して実装してみた。
純正のオーディオパネルでも使えそうだけど、上下左右に
隙間が起きてしまう。

 こんな市販品の2DINオーディオパネルを買えば済むん
だけどね。

買うつもりではいるが、雨の日の暇つぶしに図画工作を
やる事にした。

 純正パネルの裏側の構造をよく見ながら隙間を埋める
目隠し板を考える。

軽く図面を描きながら寸法を決めてみた。

 1Lジュースの紙パックを切り出して仮組してみる。

パネルを当てがって修正しながら寸法を追い込む。

 ダイソーで買ったPPシートの余りを使って目隠し板を
作ってみた。

両面テープで固定する構造だ。

 何度か寸法の微調整をして完成したよ。

ここは常時凝視する場所では無いから、この程度の目隠し
で十分な気がしてきた。w
このままずっとになりそうだ

以上、ゴールデンウイーク明けの天候不順による雨の日の
暇つぶしでした。


確認必須な箇所

2022年05月07日 | バイク一般

 GWも終わりかけて事故や故障、立ち往生など色々なトラブ
ル話が舞い込んできた。
とにかく大型連休には魔物が待ち構えているね。w
さて、これから説明する箇所はバイクの機能のうち、旅行
先で故障したら帰宅困難になる箇所の代表例だ。
出発する前には必ず点検し、整備や部品交換が必要なら完了
してから出かけた方が良い例なのだ。

 ブレーキパッドの残量を確認する。

減っているなら迷わず交換する。
出先で異音が起きて限界を通り過ぎて立ち往生している
人たちに助言した事がある。
一番ちかいバイク屋や用品店を紹介し、電話で車種名を
伝えて在庫確認後に向かう事になった。

 ドラムブレーキの摩耗限界を確認。

ブレーキペダルをいっぱいまで手で押さえてインジケー
ターを見ればよい。
ブレーキシューの摩耗限界まで来ていたらブレーキシュー
を交換したほうが良い。
これも都合よく店に在庫があれば良いんだが・・・

 クラッチワイヤーの目視確認。

クラッチレバーにカバーが有ればめくる。

 ワイヤーをのぞき込んで状態を目視する。

ほつれや大きな傷、数本切れていないか確認し、そんな
事が起きていれば迷わずクラッチワイヤーを交換する。

 クラッチレバーを引いて、隠れていたワイヤーも確認。

特にレバーの角の部分に擦れる箇所は切れやすいのだ。

 ドライブチェーンの振れ幅(あそび幅)を確認。
(分かりやすいように合成写真にしてみた)

適正範囲から外れてたら引き調整をすること。
極端に狭いとチェーンが切れる場合があり、広いとチェ
ーンが外れる場合があるのだ。
実際に起きているのを見た事がある。

アクスルシャフトを緩めた状態で調整し、締め込むと距離
が縮まる場合があるので、最後まで距離を確認する事をお
勧めする。

以上の箇所は不具合が発覚する前に整備したほうが大型連休
中のツーリングが安心だよ。
連休中は個人店とメーカーも休むため、出先で故障しても
直しようがない。
よって、これらの確認と整備は連休が始まる前の3~4週間前
に行い、交換部品の入手は早めに注文したほうが良い。
1週間くらい前に注文しても間に合わない事が多いのだ。

過去にこんな記事も書いたから一読すると良いだろう。
リンク→GW これだけは持ってゆけ


みどりの日ツーリング

2022年05月04日 | YB125SPツーリング

 今日は祝日、みどりの日
連日の行楽渋滞や事故情報を見てるので外泊ツーリングや
ドライブに行く気が起きにくいけれど、新緑は楽しみたいか
ら舗装林道を散策してきたよ。

 すごく久しぶりな裏ヤビツ

がけ崩れで何年も工事閉鎖や臨時開通の繰り返しだった
けれど、やっと全線本開通になったのだ。

 新緑の中を走るのは気持ちが良い。

と言いたいが対向してくる自転車、林道に不慣れな四輪、
真ん中を突進してくるリッターバイクや減速しない場慣
れした四輪が怖かった。

 久しぶりの菜の花台。

展望台を上ると富士ちゃんが全部見えた!
貴重な晴天で麓は観光客でにぎやかだろう。

 寄(やどりき)地区の鯉のぼりの渡しを見たくて先へ
進んだ。

お茶畑が広がり、あっちこっちで茶摘みも見られた。

だがしかし、今年の寄地区は鯉のぼりの渡しイベントを
やっていなかったよ。

 しかたないので虫沢地区へ目的地を変更。

キャンプ場や河原はにぎわっていたけど、集落は落ち着
いた雰囲気のまま。
せせらぎが気持ち良い。

 舗装林道を進み、第六点という峠を越えて松田町へ下る。

クネクネ舗装林道で125ccにピッタリなんだけど、今日は
不慣れな行楽客の車が多いので軽快に走れないのだ。

 途中の開けた場所から富士ちゃんがこんにちは!

間に人工物が目立たない眺めは湯ノ沢峠以来だな。
ここは貴重な撮影ポイントだろう。

 麓まで下りて酒匂川の堤防道路をゆっくり進む。

この立派な松並木が印象的なのだ。
あっちこっちで河原に下りられる広場ではバーベキューの
家族連れが多かった。

 ここまで下りると富士ちゃんは頭だけしか見えない。

一年中見られて冠雪の便りも目視できる生活がここには
ある。

 お昼ご飯はいつもの台湾食堂・黄金にした。

小田原店が本店なのだ。

 いつもの唐揚げランチにした。

大きな唐揚げ5個とどんぶり飯で税込み580円。
確かな満足!w

 昼食後は渋沢丘陵経由の帰路を選ぶ。

ここでも富士ちゃんが見える。

一般道の本格的渋滞が起きる前に帰宅できた。
今日は富士ちゃんが沢山見れたので楽しかったよ。

 帰宅後、フロントタイヤの減り具合を目視。

クネクネ要素が少し足りなかったのでこんなもんだ。w
いつもの市街地シビアコンディションよりは端を使った
であろう。
タイヤの慣らしはまだまだだけど一皮剥けたので良かった。

以上、まだコロナ禍が収まっていない今年のみどりの日でした。


貴重な晴天ツーリング

2022年05月01日 | YB125SPツーリング

 世間はゴールデンウイークに突入したね。
しかし地方によっては天候不順で東北じゃ降雪の便りも
舞い込む。
さて、昨日は朝からやっと晴れて久しぶりに青空を見た。
こんな貴重な晴天を逃すわけには行かないので、YB号を
始動させて晴天ツーリングに出かけたよ。

 甲州街道・小原宿まで行く。

相模湖駅と大垂水峠の間の宿場だ。
トイレ休憩に良い場所。w

 ついでに本陣を初めて見学してみた。

神奈川県内で唯一当時の建物や石畳などが現存する貴重な
本陣らしい。

つまり参勤交代などで寄ったお殿様はこの景色を見たわけだ。
こうなると復元と違って見るもののほとんどが「当時物」。
石畳なんか当時の人々が踏んだわけなので歩くのも楽しい。w



柱も当時物だから、ここに手をかけた女中さん達の姿を
想像すると感銘深いものだ。

囲炉裏(いろり:居炉裏)の位置も当時から変わらず。
本陣が消失していないと貴重な歴史的資料になるのが
良くわかる。

 小原宿を後に先に進む。

公衆トイレに寄って見渡すと新緑が眩しい。
晴天は良いものだ。

 鯉のぼりの渡しを見る。



こんなに晴れて新緑が綺麗な中で泳ぐ鯉のぼりを見たのは
久しぶりだ。

 山の山腹にある休憩所まで登ってみた。

一昨年はコロナ禍の自粛指示で草刈りも無くて荒れ放題
だったけれど、今年は綺麗に整備されていた。

 ここをラーの地とする。

持参したカップ麺とおにぎりで昼食にした。
先日実行した火傷防止シリコンチューブ装着と新調した
防風板が活躍する。

 食後は付近の林道を散策。

初めて通る立派な切通しに感激。
道祖神や祠などがあり、かなり昔に作った道のようだ。

 あっちこっち散策してきた。

北風が吹いて気温が低い一日ではあったが、新緑を堪能
できた晴天ツーリングでした。