YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

中古の打撃系工具

2021年01月30日 | 雑記

 リサイクルショップに寄ったら工具売り場に面白い物
があったので買ってきた。

 打撃系工具など。

上のハタガネ以外は工場などから排出された手製のタガネ
類。
材質が我々素人では入手困難な固い鋼鉄なのが購入の決め手。
しかも総額で500円以下だったから、思う存分使ったり追加工
ができる。

 プロが作るこの手の工具は実に面白くて便利だ。

微妙な曲げ具合は特定作業時に大活躍したんだろう。
俺の場合はベアリング抜きや何かを外す時に突っつく道
具として使いたい。

 既存の工具。

今まではセンターポンチの他、何かのアクスルシャフト、
自動車のヘッドバルブくらいは用意していたけれど、今回
買ったタガネ類で色々な場面でたたき込む作業が捗ると
予想する。
YB号のホイールベアリング打ち換え時に活躍するだろう。


軽四号の車検だった

2021年01月23日 | 雑記

 昨日は軽四号の車検を受ける日だったよ。
昨年のうちに予約して早割りをさせたのだ。
工場へ行く前に少しだけ事前確認をしておく。

 車検屋さんに着いた途端に点かなくなったら困るので、
灯火類の点灯試験とコネクターの接触促進を行った。

いったん抜き刺しするだけで接触不良ぎみなのをを回復
できるのだ。

 とにかく灯火類は全て目視確認。

盲点はハイマウントストップランプやナンバー表示灯。

 ワイパーブレードのゴムが切れていないか確認。

これも盲点なのだ。

 ブレーキパッドの残量を確認。

前回は車検前にパッド交換をしたけれど、今回は十分残り
があるから大丈夫。
他にタイヤとスペアタイヤの空気圧チェックや発煙筒の
使用期限(俺の場合はLED式なので電池の状態)確認。

 車検工場に到着。

立ち合いで各部の状態やら要注意部品などの説明を受ける。

 これが一番見たかった。

センターナット止めのリアブレーキドラムなので、気軽に
目視できない内部。
異常も無くブレーキシューのライニング残量も規定値の
範囲内だった。
ブレーキシリンダー内も綺麗でダストシールも元気。
普段確認しにくいからこそ民間車検場に依頼している。

今回は全ての項目が合格だった
ただし注意点としてオルタネーターベルトに少しヒビが
入り始めていて、鳴くようになったら要交換だとの事。
これは注意しなければならない。

2年前の車検後に整備した項目はこんなところ。

2019 10/05 ドライブシャフトブーツ交換
2020 01/30 エンジンオイル交換 5W-30
2020 06/27 クーラント交換 古河薬品工業LLC緑
2020 06/27 前ワイパーブレード交換
2020 06/28 点火プラグ点検・清掃
2020 07/01 タイヤ交換 マーキスMR61
2020 09/13 エンジンエアフィルター交換
2020 09/27 タイロッドエンドブーツ交換
2020 12/19 エンジンオイル交換/オイルフィルター
       交換 5W-30

 コロナ禍で自粛している間にコツコツと整備していた
おかげで要交換な項目が無かったよ。
車検が終わってから買い物などで走り回ったけれど、
車検前に少しブレーキ鳴きがしていたり、ブレーキの踏みし
ろ(遊び)が多かったのがちゃんと直っていた。
記録簿にも清掃と調整が記してあったし、日帰り車検で
あってもちゃんとやってるんだな。
昔頼んだガソリンスタンド車検の酷さと比べたら、車検・
整備専門店の方が看板に責任を背負っていると思ったしだい。

 今回のように地味に整備し続ければ、次回の車検も大きな
出費も無く終えるだろう。


ハンドルの高さ変更

2021年01月16日 | YB125SP改造

 我がYB号のハンドルは社外品のハンドルと高さ調整の
バーライザーを使っている。

ハンドル自体の絞り角度は気に入ってるし、この高さな
らあらゆる場面での操作感に問題は起きていない。

コロナ禍の自粛生活によりネタが切れたので、バーライ
ザーだけ外して高さをハンドル約1本分(20mm)低くな
るようにしてみた。

 久しぶりに純正のクランプでハンドルを固定してみた。

ボルトの頭を隠す樹脂製キャップがなぜか行方不明なので
素のままになってしまったよ。w
こんな変更や軽四号の車検前点検などで午前中を過ごし、
お昼を食べに出かけた。

 蕎麦屋のファーストフード系でのり弁セットを注文。

この組み合わせは初めてだったが美味かった。

 食後に散歩ツーリングコース途中の公園に寄る。

疎な地域だからコロナ的には安全なのだ。
他にだれも居ない。w

 ハンドルを1本分下げたら外観が少しシャープになった。

とは言うものの、ビジネスバイクな感じは抜けないまま。

変更後は微妙な違いを感じる。
右左折時に少しクイック感が増したのでアップハンドル
のイージー感は薄れた。
長時間で疲れるなら元の様にバーライザーでアップさせ
よう。
来週は軽四号の車検なので、その準備を進める事にする。


油水分離器の排水管掃除

2021年01月09日 | YB125SP整備

 久しぶりに油水分離器の排水管の掃除をした。

寒い季節に短時間・短距離走行を繰り返すと排水管に水が
溜まるから、適当なタイミングで排水する必要がある。

今季は約2か月でこの程度の水分が溜まった。

 ホースを外して排水。

車体が純正状態ならこの水分がエアクリーナーボックス
内へ侵入したりエンジンオイルに戻って乳化の原因に
なってしまう。

 割りばしとウエスでホース内も掃除する。

短冊状に切ったウエスを巻き付ければ掃除が楽だ。

 ついでにエアクリーナーボックス内も確認。

油水分離器のおかげで水分が侵入せず、今回は綺麗な
状態を保ってた。

 排水管を元に戻して作業完了。

次回はホースも替えて透明度を戻す事にしよう。

 油水分離器って何のことか?と思った人は以下の過去
記事を通読してみると良い。

油水分離器
その後の油水分離量
2日間の出来事


YBR250のブレーキキャリパー

2021年01月02日 | YB&YBR関係雑記

 お年玉企画で面白いネタを仕入れたから書くね。

ご存知YB125SPの他YBR/YX/YS系のフロントブレーキの
キャリパーは1つのピストンでパッドを押す片押し1POD
キャリパー。
特に大きな不満は無いけれど、もう少し効きが良いブレ
ーキが欲しい時にYBR250の2PODキャリパーを流用する
方法があるんだな♪

実際このように2POD化してブレーキ強化した人たちが
居るのだ。
実は昨年の暮れに読者様から要らなくなったボロいYBR
250用ブレーキキャリパーを頂いたので、研究がてら分
解・掃除・採寸・修正・組立・実装をやってみたよ。

 徹底的に分解・清掃した。

基本部品構成はYB/YBR系とほぼ同じなので難しい事は無い。
ただし、もらった個体が恐ろしく汚かったので洗濯洗剤溶液
とブラシで大まかに掃除してから、台所レンジ用のアルカリ
性強力クリーナーでさらに掃除してやっと綺麗になった。
綺麗になったところで採寸をするのが我がブログの流儀。w

 ピストン径を測定。

25㎜系なのでヤマハが採用した他のキャリパーで同寸な
物でもあれば補修部品が流用可能だろう。

 ピストン長も測定する。

27㎜程度だと分かった。
2つのピストンはそれぞれ同じ値だったよ。

 ダストシールの厚みは1.8㎜。

他車種の流用品を探す時に役立つ値なのだ。

 ダストシールの内径。

ゴムなので誤差があるけれど参考値として重要。

 フルードシールの厚みは3.2㎜。


 フルードシールの内径。

こんな感じの結果だからヤマハが良く採用しているNISSIN
のブレーキキャリパーで近似値のシールが見つけられれば、
国内入手可能部品として保守が楽になるはず。
だから採寸と公開は重要なのだ。

 ここの潤滑処理はかなり重要である。

ブレーキパッド交換のブログ記事や動画をよく目にする
んだけれど、スライド機構のメンテナンスを同時にやっ
てる例はあまり見ない。
実はブレーキ操作を行うとここの軸とキャリパー間で摺動
するんだよね。
全然メンテナンスしていない個体だと、固着してパッドの
片減りや引きずりを起こしてしまうのだ。
今回入手した物はシャフトにサビが発生していて錆取りと
均し処理で苦労した。
サビ取りをしても表面が食われて梨肌に荒れてしまっていた。
穴の中も随分汚れていたから、メンテナンスに結構時間が
かかったよ。
なお、サービスマニュアルでは指定のグリスはリチューム
石鹸系グリスだったけれど、手持ちにラバーグリスやブレ
ーキパッドグリス、等速ジョイントグリスなどが有れば、
それを使っても構わないし、むしろそれらの方が長もちする。

 組みあがってから車体に付けてブレーキフルードを充填
した。

YBR250用キャリパーはサポーターをそのまま使ってYB
125SPに完全ポン付けできるのが嬉しい。w
ブレーキパッドも寸法共通なので、純正1PODで使ってる
パッドをそのまま移植したよ。
最初にシリンジでブレーキフルードを下から圧送し、マス
ターシリンダータンクが満たされたら今度は下からエアー
抜きをする。
この方法が一番早くて確実にエアー抜きができる。

 最後に水で掃除。

漏れたり垂れたブレーキフルードは塗装に攻撃を加える
から、加水分解の特性を利用して水で掃除をすると良い。
ブレーキクリーナーやパーツクリーナーは乾きが早すぎて、
残留ブレーキフルードがその後に時間をかけて塗装を侵食
するからお勧めできない。
大量の水をかけて洗い流すのが一番なのだ。

 今回分解と観察をした結果、この2PODキャリパーと
YB/YBR系1PODキャリパーでは違う部分が赤で囲った部品
だけという事が判明した。

お互い部品の保守や修理時に参考にすると良い。
特に9と12のラバーブーツはNmax系やYZF-R25と共通だ
と分かったから国内で入手が容易なのだ。
できれば4または5のピストン関係の流用可能品が判明す
れば良いんだが・・・
ヤマハの2POD系でピストン径が同じ物が分かれば可能
性が高くなる。
残念だけれど大量の整備情報の中で、ついでに採寸して
公開している記事は皆無に等しいから、これから海外を
含めてWEB検索して探すよ・・・

 さて、1PODから2PODに変更して実走してみた結果な
んだけど、すごく変化が起きたのか?となるとそうでも
ない。
同じ寸法形状のブレーキパッドなので、摩擦面積は変わ
らずなのだ。
違いはパッドのバックプレートを押し出す位置と面積が
2PODの方が広い関係で、バックプレートのたわみが起き
にくいから効きの感触が強くなる感じ。
具体的にはブレーキレバーを握る力が少なくても効くよう
になったとか、同じ制動距離でも握り込む力が弱く済む
感じに変化したよ。

 感覚的には20%ブレーキ強化した感じで、ある日の夜
事故にあいそうになったが制動距離が短くなったおかげ
なのか、衝突寸前のところで回避できて助かった。

左折専用線で信号待ちしていて左ウインカーも出していた
車が青になって発進して何故か右折してきたのだ。w
何となく車とドライバーの組合せでイヤな予感がして身構
えてたからブレーキが間に合った感じ。
ドライバーさん、口を半開きでこっちを見ていながら停止
もせず。

という感じで今回の流用実験ネタは大成功となった。
おかげで無事に年を越して、こうしてブログを更新している。


初詣ツーリング

2021年01月01日 | YB125SPツーリング

 令和三年(2021年)
新年明けましておめでとうございます。
早速初詣ツーリングに行ってきたよ。

 今年は新型コロナウイルスの影響で有名どころの神社
では「分散参拝」「分散初詣」と称して、正月は三が日
にこだわらずに参拝日をずらして密にならないようにし
ようと呼びかけているね。
なのでマイナーではあるが厳かな神社へ行ってみた。

 塩川神社。

密どころか誰もいない。
神様とゆっくり談笑できた。w

 石神社。

散歩ツーリングコースの途中にある。
母親が入院していた時に、気分転換に徘徊してはココに
寄って神頼みしてたから、俺にとっては馴染み深い。

一応由緒正しき存在の神社なのだ。

 近くに八菅神社という大きくて立派な神社があり、周辺
の駐車場が満杯になるほどの混雑が起きていた。
なので、ここを選んで正解だった。

 今日から使い出した防寒レッグウォーマー。

これとレッグシールドがあれば厳冬期も少しは楽にツー
リングが可能なのだ。

 延期しているオリンピックは今年開催予定だけれど、
新型コロナウイルスの変異体も発生して分散し始めてい
るし、本当にどうなることやら・・・
世界的に良い方向へと向かう一年でありますように。