YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

ハブダンパー調整

2022年01月29日 | YB125SP整備

 パンク修理してから二週間経ったYB号。
修理した場所を確認してみたよ。

 ゴム栓はつぶれて穴は塞がっている。

修理後に何回か空気圧を確認したが、特に減った様子は
無いのでパンク修理完了という具合だ。

ついでにあっちこっちを目視確認していたら、スプロケッ
トハブの回転に違和感がした。

 ここの部分が数ミリ浮いている感じ。

反対側は奥へ沈んでいる。
たぶんハブダンパーが馴染めずにいる影響で奥まで刺さ
っていないんだろう。
出っ張った場所に印用のテープを貼っておいた。

 分解してハブダンパー調整を試みた。

狭くなっている箇所を彫刻刀で削り取ってスプロケット
ハブのクサビが奥まで入りやすくしてみたよ。

 結果、浮いていた部分はしっかり刺さって奥まで入って
くれるようになった。

こんな箇所は少々精度が悪くなっても支障は起きないと
思うけれど、厳密にはベアリングが偏摩耗してガタが起き
やすくなる。
ベアリング交換なんか面倒なので、今回みたいに彫刻刀で
削って調整する方が楽である。

しかし、まだ寒いなあ・・・


タイヤ敷板を作り直す

2022年01月23日 | バイク一般

 バイクのタイヤ交換やリアブレーキドラム内の清掃時に
タイヤを外したり付けるんだが、地面から浮いた状態だと
アクスルシャフトの付け外しは結構大変なのは経験者なら
分かるだろう。

 そんな時には敷板を作れば楽になる。

端材の木の板に斜面を付けただけだ。
これでアクスルシャフトの抜き差しがかなり楽になる。
ところが先日リアブレーキの掃除をした際に魔が差して
これを割ってしまったのだ。

 アクスルシャフトを半分差し込んだ時に、追い込み用
に、ついつい目にした敷板で叩いたら割れた。

単板で作った敷板なので木目は衝撃には弱い。
パッカ~ン♪って感じ。w

で、暇つぶしに在庫の端材で丁度よい合板を見つけて、
新しく敷板を作ってみたよ。

暇だからよく研磨してニスを塗って防水処理までやった。
タイヤ止めまで付けてしまった。w

 こんな感じになった。

今度は合板だから割れにくい。
でも叩き入れるの使ったらダメなので、次回はゴムハン
マーを用意してから作業する事にしよう。

木工って結構楽しいね。
普段出番が少ない電動レシプロソー(電動往復ノコギリ)が
大活躍した。


油水分離器の排水

2022年01月22日 | YB125SP整備

 我がYB号に後付けしている油水分離器。(←リンク)
 今季は水の溜まり方が早い気がする。

すでにここまで水が溜まっているのだ。
コロナ禍で運用時間が短く、短距離で回数が多いのが
原因で、クランクケース内の空気中の水分が十分な熱で
蒸発せずにブローバイガスホースを通じて排出されたのが、
油水分離器で捕獲されたんだろう。

 ホースを外して排水してみた。

ウエスを飛び越えて地面に流れるほどの量だった。

 ウエスを棒に巻き付けてホース内を掃除する。

変色がひどくなってきているから、次回は市販の透明ビニ
ールホースで交換する事にした。

 ついでにエアークリーナーボックスを確認。

スポンジフィルターは意外と綺麗だった。

 ペーパーフィルターは少し汚くなっていた。

掃除機で埃を吸っておいた。

 ボックス内の汚れ方を見る。

ブローバイガスの油分汚れは確認できないくらいに綺麗。
油水分離器導入で汚れ方が少なくなっているから助かる。

全部元通りに組み立てて今日のメンテナンスは完了。

普段やらないメンテナンスをこうして行っておけば、後
で慌てるような故障や不具合を防げる。
改造ばかりがバイクいじりではない。


久しぶりにパンクだホイ!

2022年01月15日 | YB125SP整備

 雪は溶けたことだしYB号でも乗ってあげようと引っ張り
出して各部を点検する。
タイヤの空気圧をチェックしたら、リアタイヤの空気圧が
やけに減っていたよ。
 
じっくり観察したら異物が刺さっていた。

何かの金属片みたいだ。

 ペンチでほじって抜いてみた。

予想外に短くて貫通していない様子。

 さらに観察を進めると大物が登場した。w

これだ!
パンクの原因はこれに違いない。

 ペンチで引っ張り出してみる。

これは完全に貫通する長さだ。

 さらに引っ張る。

え?
予想外に長いぞ。w

 そろそろ抜けるだろう・・・

おいおい、まだかよ!?

 やっと抜けた長さはこれ。

「すごく・・・長いです・・・」
これは建築などで使う結束用番線の切れ端だと思う。
どこで拾ったのかな?w
とにかく穴を塞がないとならないが、幸いにも我がYB号の
リアタイヤはYBR125用の18インチ・チューブレスホイールだ
から、パンク修理はかんたんである。

 軽四号に積んでいるパンク修理セットを使おう。

こんな機会に使ってあげないと、いつの間にかゴムのりが
劣化や蒸発をして使い物にならなくなる。

 リーマーにゴムのりをたっぷり塗ってから穴に差し込ん
でグリグリと穴を整える。

これを数回繰り返してゴムのりの化学反応を促す。

 次はインサーターにビーフジャーキーみたいなゴム栓
を真ん中まで通す。

そしてゴムのりを中心周辺にタップリと塗る。
タップリが成功の秘訣なのだ。

 整えた穴にブスリと差し込む。

結構力が必要な作業だけど、女性でもできる。
写真の程度まで差し込んだら一旦止める。

 今度はゆっくりと真っ直ぐ引き抜く。

真っ直ぐがコツなのだ。
インサーターの先が広がってゴム栓を避けて抜けてくる
構造である。
これを考えた人、頭いい~。w

 飛び出たゴム栓を切り取る。


2~3mm飛び出して切ると作業指定されている。

走行で押し付けながら摩擦熱でゴムのりの加硫反応を促す
目的があるらしい。

  残ったゴムのりのチューブは捨てる。

1回開けたゴムのりの蓋は気密漏れして、何ヶ月か経つと
乾いてしまうのだ。

 パンク修理セットにあったゴム栓の最後の1本を使って
しまったので補充しなければならない。

輸入工具屋のアストロプロダクツに寄ったついでに買うか
道具箱の中に在庫があるか確認しよう。
ゴムのりは自転車用でもかなわない。
成分が同じだから無駄に大きなゴムのりチューブを買わず
に100均ショップの2本入りで足りるのだ。

 仕上げは空気補充。

自転車用手押しポンプの改造品で75回ポンピングして、
約220 kPaまで空気を補充して完了。
ここまで作業は実質約15分。
これだからチューブレス仕様はやめられない。

以上、3年ぶりのパンク修理でした。


スパイクブーツとアルミスコップ

2022年01月07日 | 雑記

 昨日は関東地方に雪が降って色々パニックになっていた。
雪国や豪雪地帯から見れば、たった数センチの積雪で何を
騒いでいるのかと思うだろうが、降雪の準備をして居ない
ので仕方がない。
特に四輪は降る前にスタッドレスタイヤに交換するとかは
雪国出身者でも無いかぎりだれもやらない。

 神奈川は午前中から降り出して夕方にはこのくらい積
もった。

軽四号の屋根の積雪が我が家のバロメーターである。w

問題は雪が降った翌日なのだ。
除雪をしないと凍結路になって危ない。
翌日の朝は家周辺の除雪は必須だ。
でもこれさえも近年、周辺住民はやらなくなったよ。

 雪が降ると物置からコレを出してくる。

磯釣り用の防寒・スパイク底ブーツである。

 靴底にスパイクが打ってあり、凍結路面に対して最強。

雪かきには必須のアイテムなのだ。

小1時間、軽四号やYB号、自転車号の周辺の雪かきをした。
前回の積雪よりも少なかったので楽ではあったが、昨夜中
に降るのが止んだせいで凍結していた。

 アルミスコップの先端は路面を擦るのでめくれる。

雪国と違って積雪が少ないから路面と接触して削れる。

 使い終わったらメンテナンス。

めくれた部分をグラインダーで研磨してやる。

 これで次回も滑らかな除雪作業ができるだろう。

使うたびにどんどん短くなるのがアルミスコップの弱点
だけど、メンテすれば長年使える。
昨今流行りのプラスチック製の先端に金属補強した物に
比べて丈夫で長持ち。

気温が上がって夕方には幹線道路は乾いたけれど、住宅地
の陽当たりが悪い路地は凍結路のまま。
個人での除雪習慣が無い地域だと溶けきるまで何日も車を
出せないで居る。
幸い、今回は3連休を挟むので来週には溶けて平常に戻るだ
ろう。
南関東では久しぶりに積もる雪と除雪作業でした。


令和四年 初詣プチツー

2022年01月03日 | YB125SPツーリング

 堕落した生活に終止符を打つために初詣にでかけたよ。
近所や有名神社は三が日でも混んでるので神様も忙しい。
ならば少しマイナーな場所に行けば3日にもなるとひと気も
少なくなって、じっくりと願い事を思い浮かべながら参拝で
きるってもんだ。w

 散歩ツーリング途中の浅間神社。



地域密着型の神社である。

 参拝後に時々行く田園へ寄った。

ここは突き当りに弁天様があり、トイレが併設されてい
るので便利だ。

 台湾食堂で昼食を食べる。

台湾ラーメン・ライス・焼き餃子のセット。
寒い日にピリ辛の台湾ラーメンは実に美味しい。w

 やって来たのは塩川滝の神社。

ここは山奥なので地元民と場所を良く知る人以外は来ない
のだ。

お正月になると掃除やら飾り付けがされるので、地元に
愛される由緒正しい神社だ。

 奥に滝がある。

路面の一部は湧き水で濡れていて氷が張る場所もある。


神がやどり、古くは修行の場にもなった立派な滝である。



 乾季にも関わらず水量は多い。

落差もある立派な塩川滝である。

こんな感じで令和四年の初詣プチツーを終えた。
とにかく寒さが一段と増したから、さっさと帰って
きたよ。w


令和四年 元旦

2022年01月01日 | 雑記

 読者の皆様、新年明けましておめでとうございます! 
今年もよろしくお願い申し上げます。

我がYB号も無事に年を越しました。
このUSAインターカラーはトラ柄と言えば無理があるが雰囲気だけでも。w
買った当時、清水の舞台から飛び降りる思いで購入に踏み切ったけど良かったと思う。
おかげで今年の8月で維持6年目になりそうだ。
放置をしなければ致命的故障は起きず、実に素直なバイクだよね。
キャブレター車だから数か月単位で放置すれば不動車になるし、防錆保管をしていな
ければ致命的な場所にサビが起きて復旧に苦労するか、バイク屋さんの修理見積を経て
金銭的理由から廃車に至る例も意外と目にする。
バイクは寂しがり屋なのだ。w

今年も無理せず適度に乗ってあげようと思う。

 新年の夕食は簡単すきやきだった。

今年は色々忙しくなりそうなんだが、コロナ禍も続いて
いる事だし景気も良くないから、少しでも上を向いて歩
こうという願いを込めて。