あけましておめでとうございます
この年末年始、 を見てもバラエティー番組のノリについてゆけず、
連日ローカル局で放送されている韓国のドラマに見入っております。
運命に翻弄される せつない恋、やりきれない思い、心とは裏腹の素っ気ない態度。。
ブームが去ろうと、韓流スターの独身率が低下しようと、昭和の乙女には胸キュン場面が満載です
語り出したら止まらないので、このあたりで本題に入りましょう。
「せつない恋」 「やりきれない思い」 「素っ気ない態度」
いずれも 「ない」 が付きますが、これは 「有る ⇔ 無い」 の 「ない」 ではありませんし、
「せつ」 「やりきれ」 「素っ気」 を打ち消す意味の 「ない」 でもありません。
ただ、「やりきれない」 に関しては、「期限までに作業をやりきれない」 という使い方もあり、
この場合は、「作業をやりきれる(やり終えることができる)」 を否定する 「ない」 であり、
「語り出したら止まらない」 の 「ない」 も、「止まる」 を打ち消す 「ない」 です。
「有る ⇔ 無い」 の 「ない」 ではないということは、「せつある恋」 なんてありませんし、
丁寧に表現する場面でも、「せつありません」 や 「せつございません」 と言う人はいないでしょう。
あらあら、あるとかないとか、新年早々ややこしくなってしまい、申し訳ございません
ん? 「申し訳ございません」??
これって、正しい言い方でしょうか? それとも・・・。
お読みくださいまして、ありがとうございます。 今年もどうぞよろしくお願いいたします