お箸*27 お箸の長さ

2021-08-08 | お箸の世界
 残暑お見舞い申し上げます

立秋を迎えたとはいえ、蒸し暑い日がまだまだ続きそうです。


 さて、「咫」という漢字をご覧になったことはおありでしょうか?

「尺」に「只」をのせたような形で、画数は9画、部首は「口(くち)」

音読みは「し」、訓読みは「あた」「た」「ちか(い)」で、漢字検定の準1級に登場します。

この中の「あた」が、実はお箸の長さを導く目安となるんです。

親指と人差し指を L の字(直角)に開いたときの、もう一辺の長さが「一咫(ひとあた)」

その1.5倍が「一咫半(ひとあたはん)」で、手に合ったお箸の長さと言われています。

私の場合は一咫が14㎝ですので、一咫半は21㎝。

ちなみに女性の平均サイズは21.5㎝、男性は23.5㎝だそうで、

持ちやすく扱いやすい長さのお箸は、見た目にもバランスがよいと思います。

ただ、飲食店ではそれぞれのお客様に合わせて用意するわけにもゆかないでしょうから、

外食する際には、どうしても長めのお箸を使うことになります。

「マイ箸」を持ち歩けばよいのかも知れませんが、器もお箸も、お店の雰囲気やお料理に

合わせて選ばれたものと、それ自体を楽しんでいます。


     
     銀座にある「下鴨茶寮」
     緊急事態宣言は解除されていたものの、ほぼ貸し切り状態。

こちらのお店はビルの高層階にありますので見晴らしがよいのですが、

近くにあるエルメスのビルの屋上には、なんと両手で実物のスカーフを振る白馬の騎士


     
     スカーフのサイズは特注? 雨の日はどうしているのかしら?? 等々、あれこれ気を揉む庶民です   


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