リス大学からTESCOへ向かう道の途中にとてもきれいな人工池があります。
夕方頃にここを通りかかるとグースの大群が一生懸命に草を食べていることが多いのですが、グースたちから少し離れて一羽だけ優雅に草地を歩いている鳥をしばしば見かけます。
その気品ある姿に神々しさを感じて、SakuraとRenは「ゴッド」と呼ぶことにしていました。
ちなみに、ゴッドはこの方。
もちろん、ゴッドと呼んでいた一番大きな理由は、僕たちがこの方が何という鳥なのかを知らなかったことにあります。
今日ここに紹介するにあたり、いろいろ調べてみたところ、ゴッドはアオサギ(grey heron)であるということが判明。
そして、もう少し調べていたら、更に驚くべきことが分かりました。
「北海道アオサギ研究会」という団体の会長をされている松長克利さんという方が「イメージとしてのアオサギ」という文章を公開されています。(http://www.greyheron.org/wp-content/uploads/2012/05/heron-as-image.pdf(PDFファイルです))
それによると、、、
・アオサギは古代エジプトにおいて聖鳥として崇められていたベヌウのモチーフだった(pp.1-2)
・ベヌウは西洋においてフェニックスと名を変えて伝えられた(その際、モチーフがタカに変化)(pp.2-3)
・聖書においてアオサギは「賢い鳥」とされて、西洋においては好意的なイメージが付与されてきた(pp.4-5)
・日本においては「醜い」と言われたり(『枕草子』)、妖怪と重ねられて描かれるなど、サギのイメージはあまりよくなかった(p.6)が、そのようなネガティブなイメージが付く前の古代日本においては、サギは田の神(「サの神」)の使いとしてサの神の見守る田んぼに飛来するとされていた可能性がある(p.7)
とのこと。(松長さんの主張が妥当かどうかは僕に判断できる知識が全くないので分かりませんが、少なくとも大変興味深いと思うので、おススメです。)
ゴッドは本当にGodだった!!!
今後もヘロンなどとは呼ばず、ゴッドと呼び続けようと思います。
(投稿者:Ren)
夕方頃にここを通りかかるとグースの大群が一生懸命に草を食べていることが多いのですが、グースたちから少し離れて一羽だけ優雅に草地を歩いている鳥をしばしば見かけます。
その気品ある姿に神々しさを感じて、SakuraとRenは「ゴッド」と呼ぶことにしていました。
ちなみに、ゴッドはこの方。
もちろん、ゴッドと呼んでいた一番大きな理由は、僕たちがこの方が何という鳥なのかを知らなかったことにあります。
今日ここに紹介するにあたり、いろいろ調べてみたところ、ゴッドはアオサギ(grey heron)であるということが判明。
そして、もう少し調べていたら、更に驚くべきことが分かりました。
「北海道アオサギ研究会」という団体の会長をされている松長克利さんという方が「イメージとしてのアオサギ」という文章を公開されています。(http://www.greyheron.org/wp-content/uploads/2012/05/heron-as-image.pdf(PDFファイルです))
それによると、、、
・アオサギは古代エジプトにおいて聖鳥として崇められていたベヌウのモチーフだった(pp.1-2)
・ベヌウは西洋においてフェニックスと名を変えて伝えられた(その際、モチーフがタカに変化)(pp.2-3)
・聖書においてアオサギは「賢い鳥」とされて、西洋においては好意的なイメージが付与されてきた(pp.4-5)
・日本においては「醜い」と言われたり(『枕草子』)、妖怪と重ねられて描かれるなど、サギのイメージはあまりよくなかった(p.6)が、そのようなネガティブなイメージが付く前の古代日本においては、サギは田の神(「サの神」)の使いとしてサの神の見守る田んぼに飛来するとされていた可能性がある(p.7)
とのこと。(松長さんの主張が妥当かどうかは僕に判断できる知識が全くないので分かりませんが、少なくとも大変興味深いと思うので、おススメです。)
ゴッドは本当にGodだった!!!
今後もヘロンなどとは呼ばず、ゴッドと呼び続けようと思います。
(投稿者:Ren)