SakuraとRenのイギリスライフ

美味しいものとお散歩が大好きな二人ののんびりな日常 in イギリス

BBC Promsに行ってきました

2014年09月01日 | 【イギリス生活】
夏のクラシック音楽の祭典、BBS Proms@Royal Albert Hallに行ってきました。



今回鑑賞したのは、オペラ『サロメ』(R.シュトラウス)。
開場(18:45)から開演(19:30)まで少し時間があったので、£4でパンフレットを買って、バーでお酒を飲みながら時間つぶし。
会場内の売店では軽食も売っていて、コーニッシュパイを食べている人を結構見かけました。

ちなみに、SakuraとRenがすごく気になっていたのが服装。
何を着ていけばいいのか分からず、とりあえずRenはスーツを着てみましたが、来ていたほとんどの人はシャツだったりジーンズだったりセーターだったりと、かなりカジュアルな装いでした。

そうこうしている間に、初めはまだまだガラガラだった会場も、



開演数分前には人でぎっしり埋まりました。



ここで気づいたのですが、オーケストラの舞台はあるけどオペラを演じる場所が見当たらない。。
なんだか変だなと思ってもう一度パンフレットを読み返したところ、今回のプログラムは「semi-staged」であるとのことでした。
事前の予習によると、この作品はサロメ役のソプラノの人の踊りとか狂気じみた演技が目玉のはずなんだけど、それでよかったのか。

もう一点、いつもの(と言っても、Renはこれまで新国立劇場でしかオペラを観たことがないんだけど)と違うのは字幕がなかったこと。
周りの観客も歌われているドイツ語が分からないので、皆さんパンフレットに掲載されているテキスト&翻訳を見ながら観劇していました。
パンフレットを買っていなかったら何にも分からないまま終わるところでした(笑)

カーテンコールでは皆さんスタンディングオベーション。
サロメ役のNina Stemmeさんに一際大きい拍手が送られていました。(Renはヘロデ役のBurkhard Ulrichさんが一番好きだった。)



公演後はもう夜遅かったのでいそいそ帰宅しました。
でも、感想を二人で話し合いながら帰れるのは、良い観劇をした後にしかできない贅沢な時間ですね。


ただし、この日はトラブル続き。
行きでは前を走る電車に起きた人身事故で2時間ほど途中のShenfield駅で足止めを食らい、
Londonでは地下鉄のいくつかの路線が運行していなくてなかなか行きたいところにたどり着けず(バスで振り替え輸送をしている区間もありましたが、どのバス停から乗ればいいのかあまり親切な掲示がなくて困りました)、
そして、Colchesterまで帰ってきたら最終バスがほんの数分前に出たところで、タクシー帰りを余儀なくされました。

家までたどり着いたらもうぐったりで、翌日も半日くらいぼーっと過ごしました。
・・・何か悪いことでもしたかなあ。

(投稿者:Ren)