SakuraとRenのイギリスライフ

美味しいものとお散歩が大好きな二人ののんびりな日常 in イギリス

試験1日目

2014年05月13日 | 【イギリス生活】学生生活
早速、1つ試験を受けてきました。
かなり緊張するんじゃないかと予想していたけれど、日本で何度も受けた試験と雰囲気はほとんど同じで、楽しかったです。

今日受けてきたのは、「政治科学の理論と解釈」。
科学哲学から合理的選択論を中心とした政治学の基本的な理論まで幅広い内容が取り上げられた授業です。
科学哲学を学んだことはこれまで全くなかったし、政治学の諸理論もつまみ食い的にいろんな本を読んで知った(聞いたことがある)だけだったので、内容自体はとても基礎的ではあっただろうけれど政治学を勉強する上で必ず知っておかなければならないようなことを体系的に学べたことはとても有意義でした。

試験は科学哲学の範囲から4問、政治学の諸理論の範囲から7問の計11問が出題され、そのうち3問を選択して回答する形式(ただし、それぞれのセクションから少なくとも1問は答えないといけない)。
Lakatos、HempelのCovering Law Model、中位投票者定理、制度論、SchellingのFocal Point、Selectorate Theory(どう訳すんだろう?)などなど、いろんな問題があった中で、Renが選んだのは(1)因果的推論をめぐる問題(観察可能なデータを用いる手法と実験的手法のpros and cons)と(2)Collective Action Problemについての問題(selective incentiveの意義)、そして(3)Prospect Theoryについての問題。

採点がどれだけ厳しいかにも依存しますが、一つめは「どうだ、まいったか!」な出来、二つめはまあまあの出来、三つめはだめだめの出来(選択すべき問題を間違えたと半分くらい書いてから思いました)だったので、全体としてはまあまあになるでしょう。
試験問題がとても素直な、基礎的な知識を問う問題ばかりだったので、ちょっともったいなかったかな。(Distinctionが取れた試験でした。結果が出るのはまだまだ先だけど。)
でも、writingが苦手な僕が思ったよりたくさん文章を書くことができていて、自分の成長を感じられました。

次の試験は来週の月曜日。
一週間も勉強できる時間があるので、しっかり準備しておきたいと思います。

(投稿者:Ren