ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆ 憲法記念日~火曜日・・・

2011年05月03日 | トリプルスターの日常

  

午前4時、サリーに給餌をしてから産箱に入れました。
さっそくお腹を空かせていた子犬達が群がって、争うようにオッパイを飲みます。
離乳食を食べるようになる頃(25日~30日目)、授乳は立って行われることが多くなります。
乳離れの為の最初のアクションでしょうか。
この時足(腰)の弱い子犬は、乳房争奪戦に敗れて満足するほどの乳が飲めません。
だんだんと強い個体との格差がついて行って、結果として(野生の世界では)淘汰されていくのですね。
人間が管理する場ではそう言うこと(自然淘汰)は起こりませんが、個体の強弱の目安として捉えられることはあります。
      
      二度目の出産を経験したサリーですが、一度目と違って今回は子犬達の便の処理(食べて片付ける)を行いません。
      しょうがないので人間が後片付けをしなくてはならず、思いのほか手間がかかります。
      人任せの手抜きママサリーは、授乳を終えて余裕しゃくしゃくの表情で貫禄充分ですが、、困ったもんです。
      
      5時半、Wan達の給餌~排泄~掃除等の全てが終わって、術後のハル君の一日が始まります。
      先ず一回目の「導尿」が行われます。
      適齢(7ヶ月齢)で去勢済みのハル君ですが、尿道が細くてカテーテルを挿入するのに手間がかかります。
      
      朝一番の「導尿」では、250cc前後の尿がとれます。 
      導尿を行えば尿を漏らすことはありませんから、シーツやおしめ等は無用となります。
      尿はトイレに捨てて、使った器具(シリンジとカテーテル)はアストップ希釈液を使っての洗浄・消毒が行われます。
      器具の使用は一回限りではなく、乾燥させた後に複数回使用することとなります。
      (洗浄~消毒~乾燥と~器具の取扱には細心の注意を払わなければなりません。)
      
      さてリハビリ開始です。
      足を動かす為の神経を刺激する為に、何ヵ所かのポイント(ツボ)に強い刺激を与えます。
      
      両足先、小指と薬指の間(水かきの根元)のポイントを、指先を使って強く圧迫し続けます。
      簡単に言うと、グリグリする感じとでも言いましょうか?
      根気良く、、、代わりばんこに、、、一回あたり30分程行います。
      
      尻尾の先端、固い芯をグリグリと刺激します。
      手加減が難しく感じられますが、一番反応の出やすい(尾を振る)処です。
      他の場所と交互に、、やはり正味20分程刺激するでしょうか、、?
      
      それから足裏の神経に沿って、踵までを点々と強く圧迫して刺激を与えます。
      写真を撮るために片手になっていますが、本来は両手で異なったポイントを刺激するようにしています。
      
      足裏から踵にかけては、拳骨で叩く方法も取り入れます。
      他に数か所、それぞれの場所にあった方法で刺激を与えます。
      電気針低周波や超音波等の治療方法も効果的ですが、専門分野の領域になって手を出すことは出来ません。
      
      朝方90分程。
      日中一回60分程。
      夕方又は就寝前に一回、90分程のリハビリを行います。
      日々、反応が変わって来ますので、その時に一番適した方法を取り入れて根気よく休まずリハビリを続けることが大事ですね。
      リハビリは、専門家(獣医師・理学療法士・鍼灸師・整体師等々)の意見を取り入れて効果的に行いたいものですね。

      友人のブリーダー(英国)から写真添付のメールが入りました。
      予定日より数日早く出産が行われたとの知らせでした。
      
      1 black boy
      1 black girl
      1 yellow boy
      3 yellow girls  六頭の赤ちゃんが生まれたそうです。(死産二頭)
      日にちが早かったので、子犬は小さめだと言っています。
      
◇この組み合わせには興味があって、ブラックの男の子を気にしておくように頼んでありますが、一頭ではどうでしょうかね~
相模原からジェイドがやって来ました。リハビリの方法と飼育の相談でした。
行田市から一組、見学がありました。
結構忙しかったです、、、、計画していた作業は出来ませんでした。
夕方4時前後に夕立の様な雨が降りました、、、。
明日は完全作業日(の予定)です~


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私達には、このたびの大災害で被災した犬達をお預かりする用意があります。
○被災された方で、避難所生活や仮住まいの為愛犬と一緒に暮らせなくなって困っている方がいらっしゃいましたら、
無期限でお預かり
させて頂きます

○飼い主家族とはぐれてしまい、
保護されている犬達を無期限でお預かりする用意があります。
※全ての被災犬が対象です、犬種は問いません。現地までお引き取りに伺います。
皆さまからの情報を広く求めておりますので、ご協力の程宜しくお願い申し上げます。
怪我からの回復・手術後の回復・PTSD
(Post‐Traumatic Stress Disorder=心的外傷後ストレス障害)等のリハビリテー
ションを必要とする犬(出来ればラブラドール種)
を受け入れさせて頂きます。
対象犬の状態により、回復の見込み、回復までの期間を断言することは出来ませんが、常態に戻してから飼主さん又は里親さんに
お渡しする作業(リハビリテーション)を行います。

愛犬の怪我や種々の不具合でお悩みの方、一度ご相談下さい。相談日時、場所などはご要望にお応えいたします。
※保護犬などのご相談にも、別途お受けいたします。

 皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
今年も昨年同様に、ポンコツ犬舎に起こる様々な出来事を中心に書いてまいりたいと思っております。
ブリーダーと言う立場上、書かれる記事の中に一般の皆さまには理解できない内容もたまには有るかと思いますが、長い目で
読まれ、温かな目でブログの主旨を正しくご理解いただければ幸いに存じます。
ブリーダーの毎日は、みなさんが思っている以上に遥かに過酷なもので、ついつい言動も顔付も険しくなる時があります。
しかしブリーダーの元に暮らす沢山のラブラドール達は、毎日変わらず皆一様に幸せに満ちた顔付きをしています。
そんな笑顔のラブラドール達に学び励まされ、動けなくなるまでラブラドールと共に歩んで、好い顔つきになれたらいいなぁと思う
毎日です。四季折々、日々犬舎に巻き起こるドタバタを、拙い文章でこれからものんびりと綴ってまいりますので偏屈な作者(ブリ
ーダー)の奇妙なブログですが、今迄以上に気楽に覗いて頂けましたら幸いです。

「ラブラドール」のこと全般に関して、気になる事やご相談事等が有りましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
出来る限り、お役にたてるように努力いたします。


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