倉野立人のブログです。

日々の思いを、訥々と。

まいった まいった

2019-09-30 | 日記

9/30 Mon.

 

厳しい選挙をどうにか乗り切り、やれやれと思った矢先、2年余を経て社会活動も復調の軌道に乗せ、何というか順調にリハビリをこなしていた感のこの日、あろうことかパソコンのトラブルに見舞われ、とんだ往生をすることとなってしまいました。

 

 

一番のトラブルは、画像ソフトが言うことを聞かなくなってしまったこと。画像のインストールができなくなり、すったもんだしたいるうちに、MDカードにストックしていた全ての画像が消えて無くなってしまいました(ガックリ)

 

怖いですね、パソコントラブル。今までの画像については、主なものはブログ掲載用に取り込み済みではありましたが、これから取り込もうとした ここ1~2日の画像データは 全てパー。

実は、日曜日には 私が公私共にたいへんお世話になっている本町区(もとまちく)の運動会で、1963年の東京五輪の入場行進の再現とか、老若男女が共に楽しんだ競技の模様とか、さまざまなレポートがあったのですが、画像が飛んでしまったうえでは 掲載の臨場感も半減してしまいますので、今回は泣く泣く割愛とさせていただきます。

そんな私の窮状を知ってか知らずか、本町区のDJショーケンさんが、閉会式後の「大 全員写真」を送ってきてくださいました。その参加者の笑顔をもって、運動会の盛り上がりぶりを推し量っていただければと存じます。

 

 

折しも来年は、2度目となる東京五輪大会が開催されます。

これまで30回に亘り「さきの東京五輪」をモチーフに運動会の演出を図ってきたDJショーケンさん、次回の本町区運動会は「2020年東京五輪」がモチーフになることと存じます。

果たして どんな演出がされるのか、今から楽しみにしたいところです。

 

 

ところで、9月の最終日にパソコントラブルに見舞われた私でしたが、そんな私的なトラブルなど捨て置けとばかり、明けて10月からは、社会では大きな「変更作業」が始まることになり、憂慮に尽きないところです。

 

消費税率が10%に引き上げられます。

 

将来に向けた社会保障の財源確保のため、万(ばん)やむなしとして2%の引き上げが実施されるところですが、この「内容」については それぞれご案内のとおり、軽減税率の導入などに伴い、ややこしいものになっていることが伝えられています。この商品は10%、こちらは8%、店内でのお召し上がりか テイクアウトかで税率は異なり・・・スーパーやコンビニ、持ち帰りを伴う飲食店などでの「レジ」での混乱ぶりが目に浮かび、現場のスタッフのご苦労はいかばかりかと拝察するところです。

 

また そんな複雑な税率変更は、主に個人商店に対し レジのシステム変更などで大きな費用負担を強いることにもなっており、これを機会に閉店する老舗飲食店も相当数あるようです。

 

私のパソコントラブルは、非常に困ったところではありましたが、それは所詮 自分の事務作業のみへの影響に止まりました。

それに比して、多くの顧客を相手にするサービス業の方々が直面するかもしれないトラブルの数々、どうか影響が最小限に止まることを願うばかりです。

この日のトラブルは、パソコン無しでは社会生活が立ち行かなくなった現実を実感すると同時に、明日からの消費税率引き上げに伴い、その余波は多方面に亘るのだろうなと思いをいたした時間だったのでした。

 

 

一方、明日からは 消費税率引き上げの〝還元政策〟とも言える「幼稚園・保育園無償化」が 併せてスタートします。

3歳以上の幼保の費用が無償化されることとなり、それ自体は評価されるところです。

 

が、私は それでは「片手落ち」と言わざるを得ません。

保護者に対して恩恵を及ぼす同時、それ以上に、「現場」の保育士さんなどの関係職員の処遇向上を果たすことこそ重要と強く思うところです。

介護職と同様、大切な幼児を預かる保育職は、その責任感と負担感の大きさの割に、収入が少ないと言わざるを得ません。

幼児の育成環境を真に向上させようというのであれば、関係職員のモチベーションを上げることにも目を向けるべき。

今後、消費税の引き上げ分の使途が注目されるところですが、ピント外れの方面に垂れ流されることなく、真に社会ニーズに見合ったところに有効活用されるよう、私たちは厳しくチェックしてゆくべきと思うところです。

 

また、一般国民から搾取する以上は、特に大企業からの法人税についても一定の負担を求めるべきとも 併せて思うところです。

さらには、戦後の荒廃期に 庶民の心の寄り拠として優遇され続けている宗教法人についても、戦後70有余年を経た今 再考の時期にきているのでは、とも思うこの頃です。

 

 

拙宅のパソコントラブルは、結果として さまざまなことを考える機会を与えてくれたのでした。

 

 

また、10月1日は、議会の(全体の)初会議が招集されており、私にとっては「議会活動の再出発の日」となります。

この日のPCトラブルを〝厄落とし〟として、恙(つつが)なく 実質的な初日を迎えることができればと思います。

 

議会内でも、私に対する風当たりは厳しいことを予見するところですが、全てを真摯に受け止めつつ、諸事に臨んでまいります。