倉野立人のブログです。

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JR川中島駅前に 今年もイルミネーション点灯 ~慈(いつく)しみの心で~

2021-11-30 | 日記

早いもので 時節は11月の末となり、今年も JR川中島駅前に「イルミネーション」が点灯されました。

 

 

 

こちらのイルミネーションは、まちに冬の到来を告げる いわば季節の風物詩となっているところですが、無論 これ(イルミネーション)は自然に出来上がるものではなく、地域の多くの方々のご協力によって設(しつら)えられているものです。

 

去る日曜日、駅前にお住まいの「本町区(もとまちく)」の住民からなる「本町区愛好会」の方々が手弁当で集まり 協力し合って電飾の設置作業を行ないました。

 

 

 

こちらの駅前広場には 立柱から成るモニュメントが建っており、イルミネーションは その造作(ぞうさく)を活用して設置されています。

 

 

 

モニュメントの中心に支柱を立て、その頂点を要(かなめ)として ピラミッド状に電飾の手綱が裾広に設置されてゆきます。

 

 

 

愛好会のメンバーさんらは 今や阿吽の呼吸で作業を行なわれており、てんでに気を回しては設営作業に励んでおられました。

 

 

 

肝心なところは リーダー格のNさんが指示を飛ばし、迅速かつ安全のうちに作業が進められました。

 

 

 

 

コロナ禍の影響等に伴い地域コミュニティーが滞(とどこお)る傾向にある中、こちらの本町区においては、例えば このイルミネーション設置作業を通じるなどしてコミュニティーの維持が図られています。

 

 

 

メンバーの一人ひとりが地域に愛着を抱いておられ、その気持ちが重なり合って それが「形」としてイルミネーションに体現されています。

そして そのイルミネーションの放つ光が、駅前を通る人々の心を癒やす原動力となる。

 

「I ❤ MOTOMACHI」の電飾ロゴ

 

 

そして かかるイルミネーション設置作業は、本町区の住民相互の「慈(いつく)しみの心」の醸成の機会ともなっています。

作業でカオを合わせた際には 互いの健康を気遣い、何かあったときには励ましと慰めの言葉をかけ合う…単なる作業の枠を越えた 大切なコミュニケーションの場ともなっているのでした。

 

 

 

これから年末年始の間、ブルーライトの鮮やかな電飾が JR川中島駅前を明るく照らしてくれます。

 

 

 

みなさんも 冬の夕暮れにJR川中島駅前に足を運んでみてください。

モニュメントの真ん中に鎮座した 輝くキティちゃんが出迎えてくれますヨ。