12月25日(金)、長野市域内で5件(市364~368例)の新型コロナウイルス陽性感染者が発生したことが報告されました。
その概要は下記のとおりです。
・市(364例目):50歳代男性→市(359例目)/50代男性と接触があった人/県外への往来アリ
12月18日 筋肉痛・寒気の症状
12月23日 市(359例目)との接触があったとして医療機関を受診⇒検査⇒「陽性」と判明
12月25日 医療機関に入院
※濃厚接触者:同居者2名 同居以外6名
・市(365例目):30歳代男性→市(359例目)/50代男性と接触があった人
12月23日 喉に違和感の症状
12月23日 市(359例目)との接触があったとして医療機関を受診
12月24日 検査の結果「陽性」と判明
12月25日 入院調整中
※濃厚接触者:同居者2名 同居以外1名
・市(366例目):60歳代男性→市(359例目)/50代男性と接触があった人←無症状病原体保有者
12月23日 市(359例目)との接触があったとして医療機関を受診
12月24日 検査の結果「陽性」と判明
12月25日 入院調整中
※濃厚接触者:同居者1名
・市(367例目):40歳代女性→市(363例目)/30代女性 の同居者←無症状病原体保有者
12月24日 市(363例目)濃厚接触者として検査⇒「陽性」と判明
12月25日 入院調整中
※濃厚接触者:同居者4名 同居以外1名
・市(368例目):60歳代女性
↑市(359例目)/50代男性と接触があった市(366例目)/60代男性の同居者
12月22日 咳・咽頭痛の症状
12月24日 市(366例目)の濃厚接触者として医療機関を受診⇒検査⇒「陽性」と判明
12月25日 入院調整中
※濃厚接触者:同居者1名(市366例目と共通)
この日 報告された事例は、いずれも既往の感染事例の人の濃厚接触者でありました。
昨今「家族内クラスター」が問題視されていますが、識者によると 家族の間での感染は、いわば〝結果〟であり、イチバン問題なのは 家族の輪の中にウィルスが持ち込まれること自体であるとのことです。
つまり、家族間でウィルス感染が広がったときは「とき既に遅し」ということにもなることから、やはり基本的には 家族ひとりひとりが(外で)感染しないこと、また 少しでも風邪の症状が出たときには、直ちに医療機関に相談することが肝要と申せます。
以前も触れましたが、一度(ひとたび)〝家族内クラスター〟が発生してしまうと、家族の日常生活が機能停止に陥ってしまいます。もし 要介護の家族が居たら・日常 欠かせないメンテナンスを要する作業があったら・ペットを飼っていたら…など その家庭特有の課題に直面しなければならないこと(家族経営の事業所などは なおのことです)、また 感染の事実は、家族それぞれが勤める会社や学校にも影響が及ぼされることにもなることから、やはり それ(家族内クラスター)にはならないよう努めるべきことは論を待たないところであります。
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