maruの多分日記

ネコに癒されています。
見たこと聞いたこと思ったことなどをつぶやいています。

シェラ・デ・コブレの幽霊

2015年06月15日 | テレビ・映画・ビデオ

日に日に暑くなってきました。
夜も暑くて寝付けない。
こんな時は怪談ものの映画でも観て涼しくなるにかぎる・・・
って、涼しくなるのでしょうか。
背筋がぞーっとするから涼しくなるというのでしょうか?

私は逆に暑くなっていました。
怖いから夏でも布団の中に入って観ることになるからです。
さすがに30歳を過ぎてからは布団の中から観ることはありません。
でも、涼しくはなりません。


『シェラ・デ・コブレの幽霊』という映画をご存知でしょうか?
アメリカで試写会をしたところあまりと言えばあまりの怖さに上映が禁止されたそうです。
それがウィキペディアによると、1967年に一度だけテレビの日曜洋画劇場で放送されたらしいのです。
淀川長治さんが解説されていたあのTV番組と思います。

それを小学生の私は、もぐりこんだ布団の中から観たような気がしています。
洋物の幽霊話でモノクロ映画でした。
幻のような、靄のような幽霊が突如現れます。
記憶にあるのは大きな屋敷の中で半透明の幽霊が現れるシーンです。
断片的なシーンしか覚えていません。
だから違う幽霊ものの洋画だったかも知れません。


で、この映画をまた観たくなってDVD等探してみたのですが、ありません。
さすがのamazonにもありません。
あれば売れると思うのですが。
版権とかなんだとか難しいのでしょう。
売れないと判断されているだけかもですが。

数年前に探偵ナイトスクープにも幻の映画として取り上げられています。


ジェイソンの『13金』に代表されるようなアメリカ的なスプラッターホラーではなくて、
どちらかというと『呪怨』『リンク』のように精神的にぞくぞくる日本的なホラーのようです。


観たくなってきません?
私はとても観たいです。