昨日、何の番組だったか、テレビで八幡平に咲く白く美しいキヌガサソウの花を見る機会があった。思い出したのは、6月の熊野古道ウォーキングの際に、山中の足元に群生していた花のことだった。心惹かれながらも写真を撮る余裕もなかったのだ。
何枚かの写真を見て、これかっ!といったんは納得。喜んでは見たが、どうも花びらがすこし違う…ような気がしてくる。葉もだ…。
偶然目に留まったミツバオウレン。鬱蒼とした山道で、この写真のようにスクットした茎には気づかなかったが、こちらのほうが近いだろうか。花びらのように見えるのは花弁ではなくガク片だと知った。あの時にひと言聞いておきさえすれば…。
「それぞれに特色あり 花のやさしさ 雑草の強さ」