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京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

前半終了

2008年06月30日 | 今日も生かされて
この月間中、老舗の和菓子屋さんの入り口には、写真とともに上賀茂神社の「夏越の祓」の案内がありました。
「茅の輪をくぐることによって、半年間の穢れを祓い清めて無病息災を祈願する行事」です。
早いもので2008年度も今日で前半が終了。

弟の四十九日の法要を営んだ年始めでしたが、風邪をひくこともなく、健康には恵まれて半年が過ぎようとしています。
照りつける暑さ本番を前にした時が、立ちくらみのような、少し不快な感覚に襲われる苦手な時期ですが、乗り越えるでしょう。
茅の輪をくぐってはおりませんが、あと半年、息災でありたいと願います。

その弟が義兄弟と称してお付き合いのあった方の、4人兄弟のご長男が結婚。
臨床心理士の彼は、まさに百万ドルの笑顔の持ち主。
この家庭にしてこの子たちあり!で、大好きな子たちです。

前半最後の日。
その報告をいただき、お二人の穏やかな笑顔を見つめながら、幸せな気分です。
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きっぱりと...

2008年06月28日 | 今日も生かされて
きっぱりと決断...、とはいきませんが、決めました。

やはりチケット代が高いこともあって取りやめます。
格安チケットでは、空席なし、フライトなし、希望日外ではさらに値が上がり。
他社でも当然のこと。12万を超えるチケット代に燃油関係諸費を含め5万円近くをプラスすることになる。
彼らが帰国したときに、よりたくさんの楽しみに充てる方がいい。
みんなで楽しい時間を、思い出を創ろう!と、きっぱりと?気持ちを切り替えます。

友達とも仲良く遊んでいます、お世話好きの姫ちゃん

元気にキンディ通いも続きます。

関空からの出国ラッシュの映像を見ると、きっとムズムズするだろうけれど決めました。
早く会いたいね。Jayからもその旨のメールが届きました。
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たっぷり文化の日

2008年06月25日 | 映画・観劇
三橋節子さんの作品に出合いました。
右肩鎖骨腫瘍のため右腕切断。昭和50年、35歳の若さで二人の子供さんを残し亡くなった。
『湖の伝説 -画家・三橋節子の愛と死- 』(梅原猛著)を通し知ったのでした。特徴のあるタッチが経歴とともに印象深く残っていました。出品作は「陶器登窯」でした。

「今、振り返れば京都府の英断だったと思う。」と始まるのは、先日の地元紙コラム『凡語』。
京都の美しい景観や伝統行事・風俗を後世に伝えるために京都画壇の大家ら118人に一点ずつ製作してもらい、府のコレクションとしたという。
1971年から2年がかりで行ったのが「京の百景」。80年代、府外にも依嘱しては「京の四季」。
92年、自然をテーマに京都ゆかりの画家らに依頼しての「いのちの賛歌」。

今では500点の府の所蔵品があるという。
「画家の生きた目で風土の美を残そうとしたところに、文化への柔軟な視線が感じられる。」
「未来に手渡すべき京都の遺産とは何かを一つ一つの絵が問いかけている。」と結ばれる。

 ≪絵画でめぐる 京都美の探訪 名作の四季 自然と風物≫ を訪ねました。
小川立夫さんの「乙訓寺の牡丹」、森田りえ子さんの「朝の月」(大輪の菊の上方に月が)。
季節ごとに、明るく華やかな、こんなに美しい光景を飾れるとしたらせです。
訪れたことのあるたくさんの土地の景観を前に、思い出を確かめながら過ごしました。

今日は午前11時からシネマ歌舞伎「ふるあめりかに袖をぬらさじ」を見たのでした。
終わったのは14時ごろ、休憩20分が挟まります。
玉三郎さん主演で豪華なキャスト楽しみました。
ことばの言い回し、抑揚、語尾の扱い、とっても魅力的でかわいい。七之助さん演じる花魁・亀遊が17歳の設定に驚き。

思わず拍手したくなります。再び幕が上がるのを期待してしまいます。
シネマですから仕方ないことです。

8月9日から東京で、野田秀樹版の「オペラ アイーダ」が勘三郎さん主演で挑戦されるそうです。
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ちょっとお高いし、悩みます

2008年06月21日 | 今日も生かされて
行きたいなあと思うようにはなっているのですが...。
実のところは、この時期娘たちの所へ行くことをあまり真剣に考えてはいませんでした。秋には家族で帰国する予定でもあり、どうしようか悩んでいます。

夏休みにも入りますし、航空運賃も週替わり?で高騰。
7月25日あたりは77000・78000 ・79000円と各社でも違います。
これを1ヶ月後、お盆を過ぎると、62000 ・69000円となってくるようです。
7月上旬は54000円台からとれます。
ここに燃料関係含めプラスαとなるわけですから、この時期はちょっとオタカイワネ。

  ... it's my pleasure to get your ticket.

と、Jayは言ってくれるのです。

とても嬉しく思いますが、あまり散財をかけたくもないしでして。
大きくなって、よく“ Okasan”の事を口にしているという姫ちゃんには無論会いたいし...。(少し待てば何ヶ月後かには来るじゃないの、と思うし。)
向こうの空気は吸いたいし、新居もみたいし(広くて寒そうだけど)。

嬉しい、ぜいたくな悩みですか。

今日は夏至。
これこそ梅雨空という一日でした。ムシムシで。

田んぼ苗がよく育つと言うものも、大雨の被害にあわれる地域が必ず出てきます。
生活の基盤が奪われることは苦しいことだと察します。ましてや命にかかわることは言葉もありません。
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若さを保つ「ぱらそるぱらぱら」

2008年06月18日 | 今日も生かされて
この頃“笑い転げる”ということがないか。普通に話して笑って、大笑いしないですなあ。
大人だけの世界だとそうなっていかざるを得ないのでしょうか。

「表情筋」を鍛え若さを保つ。
春先、地元紙に掲載された記事が目に留まり、しばらくは試していたものの張り紙さえ目に留まらなくなり、終わりを告げました。

   ☆≪はっきり読みエクササイズ≫  このポイントは
①できるだけ大げさに口を動かす
②一音づつ、ゆっくり大きな声で   

一、さかだちさかさまサシスセソサ
二、たのしいたこあげタチツテトタ
三、らくだいらいおんラリルレロラ
四、ざわざわざぶざぶダデヂヅデドダ
五、ぱらそるぱらぱらパピプペポパ

を、繰り返すのです。

顔に24種ある表情筋を鍛える全体運動だそうです。できる時に、できる場所で、できることを、が基本だと。
な、なんと、早くて1週間、遅くとも1ヶ月後には、顔が引き締まる、肌がきれいに、などの変化が感じられるようになるのだそうですから。
(歯科医の女性が指導されています)

☆ぺットボトルに息を吹き込んだ後、吸い込むトレーニング
☆親指を口の中に入れて残りの4本指でほおをなでさする  がプラスされています。

前者は、ほおとあごの引き締め効果
後者は、たるみ解消       

が期待できるそうです。

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劇団☆RS新幹線、 「メタルマクベス」

2008年06月16日 | 映画・観劇
ゲキ×シネ SHINKANSEN☆RS『メタルマクベス』
大阪まで行ってきました。
急な打診だったため友人は都合がつかず、それならひとりで行こうと腰を上げました。

“ヘビメタ”とは耳にしていますが、これほどのあふれるロックの音響の中に身を置くのはもちろん初めての経験でした。
ものすごいボリュームですが、それが決して嫌いではない自分がいます。
笑えるのです。随所で笑ってしまいます。「なんやの、あほらしいことを」と言いたくなりそうなのですが笑いに吹っ切れ、突っ走っていきます。

松たか子さんの舞台は初めて。すっかり彼女の演技に引き込まれてしまいました。
TVでのイメージは覆され、魅力を感じました。素晴らしい表現者です。あんなにエネルギッシュな彼女の姿を見たことありません。

王の命を永遠に奪ったことで自分たちの永遠の眠りが奪われてしまう。
自分の野望のために、はかりごとを企んでは欺き、人をおとしいれていく。
心の弱さや不安をかいま見せながら、夢か現実か、うつろな半狂乱の姿を見事に演じていました。

森山未来さんの歌唱も魅力でした。コメディ的な箇所、楽しかったです。
内野聖陽さんは「エリザベート」のトート役でも。大ファンです。

4時間余り。途中15分の休憩を挟み、たっぷり楽しんで帰りました。


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父の日に届いた母への贈り物

2008年06月15日 | 今日も生かされて
「昨日の地震(震度6)の時は、ちょうど(仙台に住む)娘の家に来ていたので運が良かった」と話す叔母でした。
安心しました。家の様子を見に帰ったら屋内は物が散乱し、ひどい状態だったとのこと。

決して他人事ではありません。わが身にふりかかることを想像すると恐ろしい。
緊急地震速報を地震発生数秒前に知ってもどうしようもないという男性の言葉。
知った時にはもう立っていられないほどの揺れの中だったそうだ。
地震のない国に行きたいわ。

その、地震のない国から小包が届きました。
父の日に届いた母へのプレゼントは、これからの季節にはぴったりのネックレスです。 

“姫ちゃん”からもです。「おかあさんのオミヤゲ~」と言っていたという貝がありました。
「小石もあったんですがね」と娘。
身につけて夏を乗り越えますわ。

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この時季、編物の話

2008年06月10日 | 今日も生かされて
この季節に毛糸の話ですが、
“姫ちゃん”のためにベストを編んで送ってあげようと、赤い毛糸を買ったのはまだ寒いころ。
私の母が孫娘に編んでくれた赤いベスト。お気に入りで、愛用していました。
よく似たものをプレゼントしよう。暑くなるまでには編んでと思ったはいいが、いまだに手つかず。

雨、雨、雨と続く日も多く、寒さ嫌いの娘にとっては、つらい季節が既にやってきている模様。
驚くほどの重ね着をしているようです。自分が寒いと、ついつい子供にも厚着をさせがちなので気をつけなくてはなりません。
しかし、夫は薄い半袖のティーシャツ姿で笑っています。娘は言います、「体温が違う」と。
秋の紅葉の頃に帰国を予定していますから、まっ、それに間に合わせればいいか。

ちょっと根気がなくなっているのでしょうか。気持ちはあるのですが、とっかかりの時を逃している。
いつ、そのタイミングがおとずれるか、今のところ見当がつきません。自分次第です。

石垣りんさんがエッセイで「私は編物がきらいでした」(「手袋と靴下」『焔に手をかざして』収)と書いています。
私も中学生時代は編み物含めて家庭科の授業が大っきらいでした。
ワンピースや手袋、靴下を仕上げて提出しなくてはならないときの最後の製作者は母でした。やってもらっていたのです。
なんでも真面目に?、親の手を煩わせることはほとんどなかったと思うのですが、これだけはだめでした。
私には、全く興味・関心がなく、言われて仕方なくの状態でした。楽しいと思ったことがありません。

子供が生まれ、それを機に手作りの楽しさを知ったといえます。
自分の服も、持て余す時間の中で作り出していました。変われば変わるものです。
何事も時期があり、気持ちが向いた時がスタートなのです。

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夢で人生が変わってくる

2008年06月06日 | 今日も生かされて
三浦雄一郎さん帰国のニュース。プロスキーヤーで登山家、75歳。
クラーク記念国際高校で学ぶ生徒さん達に出迎えられて、教育者でもいらっしゃる。

70歳で、そして再び75歳で世界最高峰に立ち、「涙が出るほどつらく厳しくて嬉しい」という言葉が印象的でした。
「空に手が届きそう」な感じなのだそうです。
「それなりに衰えはあっても可能性はあると思う」と、80歳での挑戦も言葉にされた。
いくつになっても何かに向かって生きることのできる素晴らしさ。三浦さんの目には強い力、意志が感じられる。

http://www.study.jp/news/interview/talent/miura_yu.html
■いくつになっても人生の冒険家であれ
「人と比較してこれはだめだからとあきらめてしまう。でも、自分でできること、たとえば、高校の数学でできない問題があれば、中学や小学校まで戻ってやり直す。やってみて、これができたという達成感が一番大事な心の土台を作ってくれる。困難を乗り越えてできた時は、涙を流して感動する、こういう世界を繰り返し体験させることが大切」

■いくつになっても人生の冒険家でいるその秘密は、
「もう歳だからと、枠を作ってしまうとだめになる。夢で人生が変わってくるわけですから、ただ富士山を見てきれいだと思うだけでは登れない。生物学の法則に、『鳥は翼があるから飛ぶんじゃない、飛ぼうという意志があるから飛ぶんだ、飛びたいという夢があるから飛ぶんだ』と言われています。人それぞれ、いろんな可能性という翼があり、夢に向かって、小さな鳥でさえ飛び立って頭をぶつけたりしながらうまく飛べるようになるんです」


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金髪の座頭市がタップダンス

2008年06月05日 | 今日も生かされて
大した雨ではありませんが、肌寒い一日でした。

ビートたけし主演の「座頭市」(北野武監督)をDVDで見つけ購入。中古品です。
もしかすると、娘の夫は前回の「丹下左膳」より気にいるかもしれません。期待して、さっそくに送りました。

金髪頭に朱塗りの仕込み杖を持った“盲目の居合の達人”、市。

勝新太郎の「座頭市シリーズ」さえ、内容は知りません。TVでの放映時にチラチラ程度できちんと作品を見たことがありません。これを機に、私も本作品をレンタルで見てみることにしようと思います。
最後に、タップダンスのシーンがあるそう。「映画的」とかですが、どこがどう? と見てみます。


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菊池寛の“日常道徳”観

2008年06月04日 | 映画・観劇
『丘を越えて』(原作:猪瀬直樹『こころの王国』出演:西田敏行 池脇千鶴…)

芥川賞、直木賞の創設者の菊池寛。「父帰る」「恩讐の彼方」「真珠夫人」…文学史の知識としては知っているが、作品を読んだことがありません。そういう意味でも、どのような人物なのかを知りたい思いがありました。

満州鉄道爆破事件のニュースがラジオから聞こえてくる。
今後またもや時代は変わっていくのだ。それは、満州事変、やがて太平洋戦争へと続くその前であることを教えてくれているのです。
と、突然ミュージカルのような場面に変わり、「丘を越えて」の歌とともに出演者が踊っている。

ネットで見ました。www.honya.co.jp/contents/archive/kikuchi

私の日常道徳
一、私は自分より富んでいる人からは、何でも欣(よろこ)んで貰うことにしてある。何の遠慮もなしに、御馳走にもなる。総じて私は人から物を呉れるとき遠慮はしない。お互に、人に物をやったり快く貰ったりすることは人生を明るくするからだ。貰うものは快く貰い、やる物は快くやりたい。

一、他人に御馳走になるときは出来るだけ沢山喰べる。そんなとき、まずいものをおいしいと言う必要はないが、おいしいものは明らかに口に出してそう言う。

一、人と一しょに物を喰ったとき、相手が自分よりよっぼど収入の少い人であるときは、少し頑張ってもこちらが払う。相手の収入が相当ある人なら、向うが払うと言って頑張れば払わせる。

一、人から無心を言われるとき、私はそれに応ずるか応じないかは、その人と自分との親疎によって定める。向うがどんなに困っていても、一面織の人なれば断る。

一、私は、生活費以外の金は誰にも貸さないことにしてある。生活費なら貸す。だが、友人知己それぞれ心の裡(うち)に金額を定めていて、この人のためにはこのくらい出しても惜しくないと思う金額だけしか貸さない。貸した以上、払って貰うことを考えたことはない。また払ってくれた人もいない。

一、約束は必ず守りたい。人間が約束を守らなくなると社会生活は出来なくなるからだ。従って、私は人との約束は不可抗力の場合以外破ったことがない。ただ、時々破る約束がある。それは原稿執筆の約束だ。これだけは、どうも守り切れない。

一、貴君のことを誰が、こうこう言ったといって告げ口する場合、私は大抵聞き流す。人は、陰では誰の悪口でも言うし、悪口を言いながら、心では尊敬している場合もあり、その人の言った悪口だけがこちらへ伝えられてそれと同時に言った賞め言葉の伝えられない場合だって、非常に多いのだから。

一、私は遠慮はしない。自分自身の価値は相当に主張し、またそれに対する他人からの待遇も要求する。私は誰と自動車に乗っても、クッションが開(あ)いているのに、補助座席の方へは腰をかけない。

一、自分の悪評、悪い噂などを親切に伝えて呉れるのも閉口だ。自分が、それを知ったため、応急手当の出来る場合はともかく、それ以外は知らぬが仏でいたい。

一、私は往来で帯がとけて歩いている場合などよくある。そんなとき注意をしてくれると、いつもイヤな気がする。帯がとけているということは、自分で気がつかなければ平気だ。人から指摘されるということがいやなのだ。そんなことは、人から指摘されなくても、やがては気がつくことだ。人生の重大事についても、これと同じことが言えるかも知れない。

一、人への親切、世話は、慰みとしてしたい。義務としてはしたくない。

一、自分に好意を持っていてくれる人には、自分は好意を持ち返す。悪意を持っている人には、悪意を持ち返す。

一、作品の批評を求められたとき、悪い物は死んでもいいとは言わない。どんなに相手の感情を害しても。だが、少しいいと思う物を、相手を奨励する意味で、誇張して賞めることはする。
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クマのプーさんのネクタイ

2008年06月03日 | 今日も生かされて
電車内で向かいの席に座られていた男性のネクタイに目が行きました。

ご年配の方、背筋を伸ばし両手をそれぞれの膝に乗せて、記念写真でも撮るかのような構えでした。崩れることなく揺れに身をまかせながらお見事です。
が、ごくまれに、瞬間、両肩をすくめるようにして、もしかすると、筋肉の緊張をほぐしておられたのかもしれませんね。「やっぱり疲れるのかしら?この姿勢では」などと勝手に想像しているうちに、何やら胸のあたりにオレンジ色のものがチラチラするのに気が付きました。

その小さなオレンジの正体は!
≪クマのプーさん≫でした。
クマのプーさん柄のネクタイをされていたのでした。

なぜその柄のネクタイなのか。どうでもいいのに、その背景に思いを巡らした結果、
「父の日のプレゼント」、「敬老の日のプレゼント」、「自分の好みで」など考えますが、

余計な御世話だ、ほっといて、と言われそうなことですね。
きっとどなたかからのプレゼントなのではないでしょうか。
小さなプーさんですから、プーさんばかりが浮き上がって存在を主張してはいません。気がつけば、「あらっ、プーさん」って感じですから、かわいいですよ。

外見の風貌からして、小さな発見をした思いで、心の中でクスッとしてしまいました。
今月は、父の日がやってきます。
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