今日は朝の早い用事があったこともあるが、咲いていることが約束されてる朝顔見たさで目覚めの気分も良かった。残念ながら「薄明」とまではいかなかったが。
しっとりと、柔らかな花びらを広げた初の一輪。すがすがしい空気の中で、こうして静かに人の世に姿を現した。
じっと見入っていると、やはり嬉しく温かな思いがあるものだ…。
一週間前に帰国したばかりのJessieが、補助輪をはずして自転車に乗れるようになった。この子にとって画期的な一歩を印した出来事になるのではないだろうか。
車の行き交う狭い道、補助輪がたてる騒音以上の大声を張りあげての後追いも、ついこの間のことだ。子供がこうして一歩一歩自分の世界を広げて行くことの楽しさ。大きな花がひとつ、ここにも咲いた。
鼻がかゆかったらしい。片手を離して乗っているのに気づき、「あらまたびっくり」とは母親の弁。
あー、どこまででも走っていきそうだ。