京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 無病息災で

2011年07月16日 | HALL家の話

祇園祭山鉾巡行の先頭を行く長刀鉾のミニチュアが小さなガラスケース入りで土産品としても売られている。
実際に祭りを見たこともない頃から実家の人形ケースの隅っこにそれは置かれていて、父の一代ずっと、ほとんど場所も変わることなくそこにあった。子供心に美しいと思った記憶もある。京都に住むプライド高く自慢しいの、ちょっとイケズな伯母が送ってくれたものだ。優しい話好きの伯父と伯母とに案内されて見歩いたのが最初だったが、巡行を見物したのはそれよりもっと後年、二十歳も過ぎていたと思う。

祇園囃子の笛や鉦の音を耳にしながら、今年も無病息災を祈ることにしようか…。


12日から学校が始まったJessieだが、少し風邪気味らしい。
母親が洗濯物を取り入れている間に、写真と絵と折り紙とで「Show and Tell」の準備にかかり出したそうだ。自分の発表材料なのだから… でも…、やっぱり… 「あれ~、まがってる!」となる。
だが、母親が「まあいいか~」と言えば、「ま、いいっか」と、軽くのりあう迷コンビ。涙もなく一件落着の模様だ。名前入りのウチワと時の記念日に手作りした時計を持参して、14日に終了。まではいいのだが、いったい何を話したのだろう…。

  

デザートを作って。
その晩の日記:「(夜の間に)マミィちゃんぜったいにたべないでね」

コメント (6)
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