京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 「畳の上で…」

2011年07月18日 | 日々の暮らしの中で

「海の日を畳の上で…」

山鉾巡行を終えて京の街全体の気温が下がったのではないだろうか。落ち着いた静けさが戻り空気も薄くなったような気配を感じたのも、涼しい朝を迎えたせいだと思う。

本を読んだり、冠題の「星満天」に付句を付けてみようかとイメージを膨らませてみたりしては、うとうとうとうととして過ごした。
5月に友人と訪れた義仲寺では、ドウダンツツジの白く小さな花が周囲の新緑に映えてかわいさを増していた。きれいな「青空」と「満天の星」、即興の一句の言葉の取り合わせを思わず笑いあったことなど思い出していた。

久しぶりの雨音を歓迎しながら、強まってきた雨脚の中、朝顔を覗きに出たところがご覧の通り!だった。7月5日以来の待ちに待った2輪目のつぼみが明日に備えているではないか。いっぺんに気分がシャン!と。

人真似で、素人が大きな花を咲かせようとイタズラに手出しをしたせいか、かわいそうなことをしたものだと悔やみの連続だった。
明日の朝は雨かもしれない。鉢植えなら雨を避けることもできようが、どうか大きく開いてほしものだ。寝て待つしかないことだけれど。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする