資産1000億を目指すブログ

2065年までに1000億目標。株式投資についてつらつらと。誤字脱字錯誤に計算間違い多数。補正・修正は読み手側でして。

成長という名のマジックワード

2012-02-19 19:36:44 | 投資日記
投資において人類をつかんではなさない「成長」というキーワード。
企業はごく普通に成長率をキープしリニアに利益が増えていくとされる。

でも過去を振り返ればそうなる確率は極端に低い。
でも人は大体、成長に魅せられて、未来に魅せられる。

何度か経験すれば、そう簡単に成長は続かないと身に染みて分かるのだろうけど、
それが後世に伝わらないから、毎回毎回同じ事が起こる。その大規模なものがバブルか。

人類のDNA上のバグだよな。動物の時は有効に機能してた予測装置なのかもしれないけど、
今の資本市場社会では、逆に不利益を被る種になっているように思う。


今働いている企業はまさに成長企業(年率20-30%程度の成長率)。
売り上げは1000億円程度なのに時価総額は1兆円規模@ナスダック。

中で仕事してていつまでもこれが続くとはどうしても思えない。
まぁ自分がいるポジションがそういう日陰な所なだけかもしれないけどね。

お金に貴賎が無いように、資本も利益もない。金は金。

2012-02-19 19:27:05 | 投資日記
金に貴賎が無いように、資本も利益もない。金は金。過去の利益が資本であり、いまの利益は未来の利益であり、過去の利益が今の利益を暗示しないのと同じ理由で今の利益は未来の利益を予想するものではない。

人間でたとえよう。資本が貯金額ならば利益は今月の給料だ。大事なのはどっちか?どっちも大事だ。どちらが有用かと言えばそれは給料の堅さによるだろう。インセンティブベースの変動率がものすごい給料ならば堅さは低い。逆にほぼ固定給で安定して仕事が入ってくるのであれば給料は堅いだろう。で、一般事業はどうかといえば圧倒的多数は前者。すなわち物凄い勢いで利益は変化すると言う事。

私はPERとPBRのどちらかを取れと言われたらPBRを取る。ご存じのとおりPERは利益に紐づいている。そして利益はとてつもなく不安定だ。さらに長期的に利益率は市場平均に収束する。すなわち高すぎる利益率を持つ企業は他社との競争に揉まれ利益率は剥落していく。

さて、利益を決定するのに大事なのもの、要因とは何か。そこでモノを言うのは資本力だ。ゴミみたいに使い道のない陳腐化した固定資本は論外だが、大抵の資本はリサイクル可能だ。社長がバカではなく事業環境ががそれほど残念でなければ資本をベースに利益をうむ事が出来る。そして「平均」してそうなる傾向がある。であれば、平均を体現すればいい。故に分散投資だ。