資産1000億を目指すブログ

2065年までに1000億目標。株式投資についてつらつらと。誤字脱字錯誤に計算間違い多数。補正・修正は読み手側でして。

凋落の兆し

2022-10-19 18:37:40 | 投資日記
企業(産業)が凋落していく要因は色々あるんだけど、10通り前後に分類できるかな?と思う次第。自分が見つけた&ソートした限りだとこんな感じ。個別銘柄の対象期間は2000年~2022年。
※ごめん、結構ざっくり適当に分けてる部分もあるし、なんか復活気味の企業もあるので一概にはこれが絶対だ!って言えないけどね。ただまぁ、そんな感じじゃね。って感じ。


1. 新規事業 クックパッド(海外事業)3593ホギメディカル(なんちゃらオーケストラ) ジャストシステム(xfy言語⇒キーエンスに乗っ取られる)楽天グループ(携帯電話) メディア工房(占い⇒ファッションレンタル) 6173アクアライン 他多数

2. 多角化 カーチス(売上時価総額至上主義) ライザップ  LIFULL

3. 大量出店(既存食合いで低収益化) 幸楽苑 キャンドゥ(2011年頃)カーコンビニ倶楽部(翼システム⇒ブロードリーフに転売) アップル(海外販売拠点)3053ペッパーフードサービス ハニーズアダストリア 4331T&Gニーズ 2196エスクリ

4. 重い設備投資 7815 東京ボード工業 3137 ファンデリー プリントネット 

5. 事件 京進(殺人事件) 明光(ブラック企業大賞闇塾講師)

6. 大企業病(内部コスト増大)

7. 代理店契約終了 三陽商会(バーバリー) サイバネット(MATLAB) 9945プレナス(ほっともっと、やよい軒)

8. 大口顧客剥落 6026GMO TECH

9. 箱物x売上減 

10. 時代乗り遅れ ザッパラス(携帯占い) アクセス(ガラケーブラウザ) ラオックス(郊外ディスカウント店)コジマ(大店法適合中型店舗)パチンコ全般 デジカメ全般 スイス、アメリカ時計業界(クオーツショック)。 眼鏡(三城とか)

11. 二極化 ミニストップ他コンビニ下位勢(2000年以降)

12. 不採算事業の温存、不徹底 スーパーバリュー サンマルク ヴィレッジバンガード

"競争激化"は本当か。

2022-10-19 18:28:44 | 投資日記
競争激化、既存店苦戦と四季報で出てきたら、逃げる。
ほとんどの場合、これらは方便。起こっている問題は投資の失敗。

もう少し具体的に言うと、

売上目標を掲げ、投資計画を立てて投資をしたのに売上目標に届かない。故に大幅な減益になる。
「理由は競争が激しくなった為。市場要因である。」って口々にいうじゃない?

でもさ、よくよく考えて欲しいんだ。そんな短期間でいきなり競争が激化するか?という話。
競争や淘汰が激しい先端IT系とかの話ならばまだしも、アパレルや飲食とか、ある程度成熟した産業でそんなことはあるか?

十中八九ないんですわな。この手の話は簡単に反証が出来て、類似業態の競合他社はノーダメだったりする。
おまえは誰と戦ってるんだって感じ。まぁ出店地の薄い需要か既存店なんだけどね。

結局のところ"競争激化"というのは方便で、実際にあるのは投資の失敗。
自分たちの見通しが甘かっただけの話。そもそも売上が取れる余地がなかっただけの話。

なんだろうな、昔の日系ブラジル移民みたいな感じだよな。
南米は豊かな楽園だ!って宣伝されてたので、言ってみたら荒野だったみたいな。

ただ、今まで壮大な売上目標を立てそれを実行してうまくいってきた自負があるからこそ、この投資計画も立てという場合がまた多い。
投資家連中もそれ前提で株価を形成する。だからもはや、経営者としてやることは一択。今まで通り突っ走る!という事でこういう悲劇が起きる。

常にトップスピードで加速し続け、走り抜けようとしたら突如見えない壁に激突しグチャグチャになっちゃう的な。
いきなりステーキとかね。あそこは本当に大破してしまった感じだね。

他にもあったなぁ。幸楽苑とか、ヴィレバンとか。ヴィレッジヴァンガードはめちゃ面白かったな。
一本連続ドラマ作れるんじゃないかってぐらい反面教師でね。店舗作りすぎて飽和して赤字になって、閉店して、、でも閉店は中途半端で利益率は空中分解したまま、みたいな。
まぁそれはまたの機会に。

自分の中で印象的なのはリブセンスかな。壮大な野心と新規事業計画を打ち立て、人員を雇いまくって張ったが結果は散々。
理由は競争激化。いやいやいや…。しかもそのまま人員を切ることなく温存したから利益は見るも無残な低空飛行状態で数年間を無為に過ごす。
最近は盛り返してるけど、どこまでいけるのかな。社長さん、人員切る気なもんな。。切ったら自分の失敗を認めることになるからとか、そういう話なのかな。
まぁそういうシガラミは分からなくはないけど、損切は大切だよね。社長が損切りしないと、結局詰め腹切らされるのは株主なんでね。


目の前にある企業の価値を数倍にするにはどうしたらいいかを常々考える。

2022-10-19 17:45:38 | 投資日記
簡単か、難しいか。方法はどうか、実現性はどうか、過去のケースをもとに吟味する。

例えば、どのパラメータをどの程度いじれば価値数倍は実現可能か。

仮にそのパラメータが思い通りいじれたとして、他のパラメータに反動が来るのか来ないのか。
仮に反動なしにそのパラメータをいじれるとして、社長はいじる気があるのか、その兆候はあるのか。

まぁ、一番手っ取り早いのは

市場シェアがかなりあって
価格弾力性が低くて
ブランド力があって
代替品がないにも関わらず粗利が低いままで放置されている商品



客が離れるギリギリの水準まで値上げする。

これが一番楽で確実。楽だし、非常によく見るパターン。
例えば価格を20%程度上げたとして、営利率やEPSにどれほどのインパクトがあるかを考えれば一目瞭然。

価格以外のパラメータが全て一定且つ、初期営利率が1%とか5%とかであれば、これは営利率が1%⇒21%,5%⇒25%になることを意味する。
仮にその初期営利率ベースでPERが10倍とか15倍であれば、そのまま、営利増加分が株価に反映される。上記の場合で言えば株価5倍とか、21倍とか。

まぁ値上げだけじゃないけどね。でも、値上げが一番。次は稼働率上昇かな。
市況変化ははしご外されると怖いのであんまりそそられないな。そんなこといいつつ有機合成なんて買ってる自分がいるけども。。