kyon's日誌

つれづれに・・・

こわいこわい

2018年03月24日 | 日記
今日は気温が上がりそうです。気が付けばチューリップの芽も行者にんにくの芽も出てきて、植物はそれなりに春を実感しているんだね。

さて・・市役所に出掛けた。
到着した日にも阻喪をしてた母の洗濯の乾いたものをデカい袋に詰め込んで市役所に(わざとらしい気もするがその足で病院に行く予定だから仕方なし)・・。
福祉課で対面して椅子に腰かけ、要介護1の現在の状態等を述べて、介護保健施設(中間施設)に入る場合の施設費用云々の紙面から、食事料金は母の場合は一番高い1500円、介護度にも寄るが非課税者の場合は半額で済む。その決め手の「段階」とはどういう意味かを聞きたいと思った。
調べてもらうと母は「段階6」というではないか・・・え?!
施設の説明書の中では「段階4」までしか記載されていない。その「段階」に応じて食費も、施設費用も格段に違うのが表になっている。それは見学説明を受けた時にも施設側から福祉課で確認してもらいたいという話であったし・・・。
入れても入れなくても、そりゃ、ワタシとしては確かめたい訳です。大体、専門的な用語が多くて、「段階」などというものの意味自体が分かってない訳・・(苦笑)
 
「段階」とは、介護保険料の段階表があり、市の方の記載では第一段階~第11段階までありました。
で、母がどの段階かというと第6段階となる。
「第6段階」とは、「基準額×1.10、本人が市民税課税で、前年の合計所得金額が120万円未満の方(保険料76200円)」とある。

何だか、こう言っては何だが、窓口のお姉さんは使えねぇ~~マニュアル通りの説明しか出来ない・・なんてちょっと胸の内で思ったりしたが・・・税金のことに関しては税金課でないと分からないからなんて・・・扶養者が居れば非課税になる可能性があるが・・・的・・母に扶養者がある訳ない・・・これから収入が上がる訳もない・・・っつうのに(苦笑)
これじゃ介護保険施設の示す段階とは違いすぎ、もっと高額な費用が必要になるではないか・・・お~くわばら・・
前日に算数苦手のワタシが、一応ザックリと保健施設に入る為の試算をしたが、それでも三ヶ月はギリギリ、その後もとなると破産するというのに、これではアウトである。あらためてこれはやはり病院に通い続けるしかない。(苦笑)

ただ、市役所に専任?でもないだろうけど、ちょっと格上っぽいケアマネさんが来てて、ワタシの話をあらためて聞いてくれ、包括センターや依頼することになってるケアマネさんに確認電話をして、予約したグループホームの社長さんにも電話を入れてくれ、待ち順のことを少し考えて欲しい旨をお願いしてくれたらしい。
それでどうなるというのでもないかもしれぬが、まぁ、市役所を訪ねた甲斐はあった・・・という感じかな。
 
病室に着くと、母が寝ながら何かうなされている・・・おや?なんだ?
「こわいこわい」と目はワタシを一寸見たが、「こわい」の連発で少し怯えた感じ・・・ん?寝ぼけてるかしら?
「何が怖いの?」何度も聞くと、
「目の前に大きな顔がある、見てる!周りにも顔が一杯ある、怖い」ブルブルと震えてる。
あらま・・・
「ちゃんと起きてみよっか、ほら私が来たから大丈夫」・・・などと言いながら体を起こして「今日は風呂だよ」と言うと、まだボンヤリしてる。風呂が空いてるか見て、ラッキーなことに空いてたので直ぐに湯を出してまた病室に戻り、「風呂に入れるよ」と言うと、いつもなら・・さっさと部屋を出るような動き方をするが、それもしない。
着替えを準備して母を追い出すように風呂へ・・・廊下に出ると方向が分からない感じを受けた。周りを見回してる。3階の風呂場に促し、いつもの長風呂を終えて部屋に戻ると一杯の水を飲み、直ぐ横になった。疲れたから眠い・・・と。
「顔は見えないでしょ?」
「そこに居る」と指さす。
「顔はもう私が追い払ったから大丈夫だからねっ!」
ワタシはにわか陰陽師になってるし・・・(笑)
まぁ・・見えないはずのものが見える・・レビー小体型認知症の幻視・・・の症状だろうと察した。
でも、久々に母は風呂に入れた。やはり気持ち良かったんだろうね・・・直ぐに寝入った。
しかしなぁ・・あの風呂好きが最近はあまり進んで風呂に入りたいと言わなくなっている。着替えも億劫そうで、あれほど寒がりなのに股引を二枚も履く人が、この2週間はパジャマのズボンだけにしてる。股引は履かないのかと問うと、「いい」と履かない。
阻喪した時の着替えが面倒なのだろう・・・それなりの知恵には違いないが、寒さにも疎くなってる?(苦笑)
ふぅ~~んんん・・・(^_^;)
コメント (8)
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