月に願いを・・・

皆既月食を見たいなぁ～と能代に向かう水曜日に、途中から能代方面には雲が・・
秋田を出る時には快晴で雲なんかなかったのに、こりゃ月食は大丈夫か？
などと・・・カメラを持参したのだ、ちゃんと見たいなぁ～(^^ゞ

テレビでも散々見せてくれてるが、何しろ、それは他人さまの空のこと・・
どうせならこの目で、自分の居場所でちゃんと見たいじゃないか・・・
で、それは母も絶対に見たいと云う（笑）
いよいよ時刻が参りまして・・・
８５の婆さんと６１の娘は外に出る訳です・・・
ちょっと家を出て小路の坂を５メートルほど上がったら、あらあら・・・見えてきましたな・・
ひゃぁぁ～・・・キレイだぁ～！
８５の婆さんも浮かれ気分、６１の娘は写るかしらとカメラを向けて・・・（笑）
母は脇の塀に寄りかかり、手を合わせて何だか祈ってるし・・・（笑）
オマケに歌まで歌う～（笑）御機嫌だ！
　　　　　　　　
ついに皆既状態に入り・・・
母に皆既状態を見るか～？と聞くと、見る見る！（笑）
月食は二階の東向き窓からじっくりと・・・やぁ～不思議だねぇ～（笑）
雲が月を覆って隠してしまったりして残念だったりもしたけどね、見た見た。

母が云うに、
祖母が昔言ってたと、
月が縦に満ち欠けする時は、物価が上がり、横に寝て満ち欠けすると物が安くなる・・・って、、、
ホンマかいなと疑いつつ・・・（笑）
昔の人は、占いのような迷信のような、或いは言い伝えやらを大事にしたんだろう。
母もその祖母の言葉をうろ覚えだが、思い出した。
あぁ・・・そう言えば、ワタシも聞いたことがある、祖母が夜中の火事と昼間の火事がどうのと。
しかし、詳しいことは忘れてる。
もしや、ワタシも母の年齢まで生きてたら、思い出すんかしら？
などと・・・（笑）

いや、しかし、我ながらモノ好きだね（笑）
月に願いを掛けたりするんだ・・・っていう母の乙女心にほだされた（笑）

で、皆既状態から抜け始めると・・・
　　

はい、まぁ、こんな感じで満月は戻って来たのは、母が寝てから。
変身し終えたまん丸月の何と、眩しいことよ！
太陽のような意地悪な輝き方じゃないから肉眼で見れる・・・
部屋の中にはお月さんの光る影がずず～っと入りこんできてる・・・
何だかほわわ～んとお月さんを見つめてたな～(^^ゞ
オバサンだって、乙女するのよ（笑）