kyon's日誌

つれづれに・・・

記憶の中の香港マカオ

2014年10月04日 | 日記
香港がデモやら集会やら、揺れてるね。
香港と聞けば、映画「慕情」の舞台になった地で、まだ英国領だった頃、
一度だけ海外旅行をした。
香港とマカオの旅行で、それも社員旅行。

ちょっとチャイナ服に憧れていたからね、直ぐに買った(笑)
翌日からチャイナ服を着てたら、中国人に道を尋ねられた(笑)
若かったので、着れたのね~(笑)
身に着けてはじめてへぇ~と、我ながら感動で、あんなにピッチリしてるようなチャイナ服が、意外に体を動かすのに不便は無いのだと知って、なるほどねぇ~と。
ま、日本に戻ってから着たことは無く、着る機会も勿論無く、人にあげてしまった(笑)

香港自体は大きな街で、高いビルが沢山あり、都市なんだけど、その中に貧民街という所もあった。
そこへいく時はバッグを絶対に身から離さないようにと添乗員に忠告された。
観光客向けの、とりわけ、日本語が通るデパートにも行った。
片言の日本語と英語と漢字で通じて、面白かったけどね、日本に行きたいという若い店員さんとお茶を飲んだりして手紙もやり取りした。
以前にも書いたが、日本に行きたいばかりの手紙と要求の多さに付いていけなくて止めた(笑)
恋人達の丘とか、英国領なので、英国人だけが住む立派そうな建物や通りもあった。

ホテルではフツウに水が飲めないし、バスルームの水は少し茶色っぽくて、香港は飲み水を買っているのだと後で知った。英国から返還されてから、あの、「水を買う」というのはどうなったのかは知らない。

マカオまではシーバスというのに乗って、着いたマカオの街のなんと暗いこと。
街が死んでるように見えた。
片田舎の道をバスに揺られて、着いた建物がエライ派手で、そこに公営賭博場があった。
回りは田んぼと畑・・・みたいな感じだったと記憶している。
そこにど~んとデカイ建物・・・ギャンブルを観光客がフツウに出来る・・・というのは驚きで、
色々あったが、金の無い若い社員だからね、出来ることはたかが知れてる(笑)
スロットマシンでジャラジャラ・・・程度(笑)数回で止めた。
お金の無い若者にはつまらない場所であった(笑)

香港があまりに華やかで、ネオンも多くて、その夜景の美しさなどが、マカオの暗さとは対照的で、
まぁ若いうちの経験として、かなり残るのだから、やっぱりインパクトがあったのねぇ・・・
その暗さの中にギャンブルを売りにする街の陰湿さを感じたりした。
いや、今はもう違うだろうけどね・・・分からんけど(笑)

国境を通過する時のパスポートチェック、そういう経験の無い自分にはモノ珍しく、
国同士が隣接していると兵士が守るんだ~・・・と、いうリアル。
鉄線が張られた場所も見た・・・マカオだけは、もう行きたくないと思えた。

たかだか20人以下の小さな商社。それでも社員全員の社員旅行が香港マカオ。
商社とは言えないような小さなアドベンチャー会社だったけど、思わぬ経験だったな~。
文字入りフィルム、スタイロ襖、小型発電機・・・今じゃメジャーなものだけど、
当時は珍しかったからね~(笑)
ワタシが辞めて秋田に戻ってから、しっかり大手(伊藤忠)に吸収されて無くなってしまったとはね・・
お~、人生は分からない・・・

長くなったが、その香港が揺れてるのは、少し気に掛かるのである。
コメント (8)
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