kyon's日誌

つれづれに・・・

ありがたしの風呂

2014年10月07日 | 日記
台風一過・・・ギンギンの青空だ。
何だか、気分的にうっとうしさもスッキリするな(^^ゞ
散歩に行くぞ・・・と、起きた時から思ってる(笑)

けど、随分と昨夜は寒々としてた。台風が一つ過ぎるほどに寒さを連れて来るんだなぁ・・やだなぁ。
空だけの掃除にしておけよ・・・と思う。
地べたで生きてるワタシ等を困らすな・・・。
と言いながら、また次が来るってか・・・、ったく~・・・(ー_ー)!!

寒かったから、あ~、お風呂ってありがたいなぁと思いながら入った。
尻の位置をずずず~っとずらし、短い足を延ばして浴槽に寝る~・・(笑)
寝ると足は浴槽の端に届く・・・イェイ。
ちゃんと腰を立てて坐ると足・・・届かん(o_ _)oパタッ・・・あぁ・・みじけ~。
足指をウニュウニュ動かしてみる。
お湯がレンズになって、湯の中の角度で、細~く美しくなる手指にちょっとうっとり~(笑)
あらら・・・オバサンの手指もそこそこ見れる・・・湯から出して、急にガッカリ(笑)
あ、現実はきびし~(笑)

しかし、昔は銭湯なるものに通ったりしたんだよねぇ・・・と、ふと思う。
毎日こんな風に冷えた体を温める・・・って、無かったなぁ。
2、3日に一回の銭湯だった。
東京にいる時だって銭湯だった(笑)
風呂付、トイレ、洗面所付きなんて夢のような世界だったな~。

学生寮を出てアパートのような下宿生活をした時も、共同のトイレと洗面所・・・
半畳の入り口にガス台と流し台が付いて、6畳一間。
直ぐ脇を貨物車が定刻になると通る・・真夜中にガタガタ~っと音と共に窓も部屋も揺れる。
あ、○○時だな・・と分かる。

その線路のケタ橋の下をくぐって銭湯まで行く。
そのケタ橋の脇に人がうずくまって、これは世に言う浮浪者で、そそそ~っと足早に通り過ぎるようにして。
悪さをする風では無かったから、よかったさ。
でも、関わり合いになっちゃいけない・・・と田舎娘は不安も過ったり。
一度、母が訪ねて来て、この光景を見て、娘一人を東京なんぞに置いてちゃならぬと思ったらしい。
電話もマメに掛かってくる・・・その度に大家の居る一階まで下りて、スイマセンと何度も言う面倒なんザ、母は知らぬ。思えば、母はその頃から電話魔だったんじゃなかろうか(笑)
その電話魔・・・秋田市内に戻って来た時も頻繁だったなぁ・・・あ~やな事を思い出した・・

あ、そう言えば、女風呂の中に平気で入って来て、背中を流す専門の方が居るのも東京で知った(笑)
サンスケさんというらしいとは後で知ったが、
凄い職業があったもんだ・・しかし、幾ら恥ずかしい気持ちになっても、逃げも隠れも出来ないもんだ・・・田舎もんのワタシにはやだったなぁ~・・・

ま、そんなこんなを思い出しつつ、なんて「キレイ・清潔」を好む日本人になったものかと思ったりもした。
フツウにアパートであろうと今や風呂付は当たり前の時代だ。
長湯は出来ないけど、お湯に浸る感覚は、ありがたいもんだなぁとあらためて思う。
ホカロンや衣服で温めても、やっぱりお風呂の温め方には叶わないのよねぇ・・
関節が効率良く暖まるのは、やっぱりお風呂だなぁ・・・と(笑)
コメント (9)
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