kyon's日誌

つれづれに・・・

里親制の話題から

2014年01月22日 | 日記
散歩友とはホントに色々なジャンルの話で盛り上がる。
昨日は、捨てられた子供の里親制度を取り入れている町があるという話題を振ってきたので、
あ、それって、「クローズアップ現代」という番組じゃない?と聞くと、そうそうと言う。
たまたま、私もその番組を能代で見てたので、興味深く見たなぁと受けた。
親から捨てられた?子供達、乳児院や保護施設の方達の取り組みを紹介してた。

養子縁組に取り組んでいるらしい話は、生まれた時に病院で養子縁組をする場合と、ある程度の年齢になっている子供を施設で養子縁組をする場合があるらしく、中々大変な橋渡しのようだった。
某県の某町での取り組みは、里親制度を推奨して養子縁組を・・・という。

我らは、里親制がとても子供の成長段階の為にはいいような気がしたと一致。
それは、段階的に”慣らし”を経験させていくというのが良いね、と。

例えば、彼女は秋田市内に住んでいるが実家も別にある。
父親が亡くなって、さて、その家をどうしようとなったが、たまたま息子さんがそちらに転勤が決まった時だったので、家のメンテの為の家賃と称する代償を少し払って貰いながら、父の家を守る形になれた。
彼女には県外に弟らが居るけれど、何かの時に地元に戻る機会があれば、実家はよりどころとなるので、出来れば処分はしたくなかったと。

帰る場所、戻れるところ、ひいては自分の居場所がある・・・というのは大事だ。
動物的な帰巣本能に近い感覚かもしれないが、それが家であろうと、風景であろうと、人であろうと、そこに自分を受け入れてくれるモノがあるというのは救われる。
里親制というのがいいねと私らが頷きあったのは、そういう意味でであった。

そして、何故それが良い様な気がすると思えたのかは、自分の経験にも寄るからだった。
経済的に育てられないという親の言い分はともかく、
私も小学校入学前から数年、母の実家に預けられた経験がある。
母は水商売をして私らを育てたが、母の元ではこんなはずではなかった事ばかりだったな~(笑)
水商売女の子供だからと中傷され(そういう偏見が横行してた時代だった)、世間の白い目や子供同士の残酷さを体一杯に感じて育った。
ちょっと間違うと、私はどこかで曲がって育ったんだろうと思うが、曲がらずに育ったのは、一重にあの母の実家での生活が素晴らしい時間だったからだと今でも思っている。
タダ優しいだけでは無かったし、甘やかされた訳でも無かったし怒られもした。
けれど、素朴で実直で深い愛情に恵まれた。
子供の私にも十分に分かる単純な普通の愛情だ。
それが今の私の半分はつくっている気がするからなんだよねぇ・・・(^^ゞ

テレビの番組の話題から、あれこれ膨らんで、次から次と(笑)
しかしまぁ、人の気持ちは厄介よねぇ~と。
そそ、厄介だよねぇ~(笑)
人様からは厄介そうに見えない自分が、実は一番厄介で難儀な性格なんだわ・・・って彼女。
そっかぁ~?(笑)あらま、同じだ(笑)お~や参ったね~(笑)
ねぇ、もしかして、可愛くないのに、可愛いねぇ~と言えない?
うぅ・・・んん。。(彼女はちょっとバツ悪そうに頷いた)
あははは・・・あら、似てる!(笑)
どうもそういうバカっ正直な融通の利かなさ!何かが足りんよねぇ~
厄介だよねぇ・・・^m^
コメント (2)
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