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クズラのブログ

日頃の農作業や社会活動、そして両親の介護などを綴ります(22年1月記)

サニーレタスとほうれん草の種を播きました

2013-03-29 | 慣行農業
 昨日(28日)、久しぶりの農作業をして、階段を降りるとき、ももの筋肉が少し痛みます。

 田んぼのそばで始めた自然農の畑は、まだ土に栄養がなく、山間で日照が悪く、気温が低いという、あまり条件のいい場所ではありません。
 昨年9月に、ほうれん草、白菜、キャベツ、水菜の種を播きましたが、ほうれん草は発芽が見られず、白菜とキャベツは生長せず、水菜だけ少し収穫できました。

 昨年12月には、玉ねぎの苗を自宅の庭から移植しました。まだあまり生長していませんが、何とか生き延びています(写真。手前の苗は枯葉の横に見えます)。

 サニーレタスの種を播きました。昨秋に敷いた枯れ草を少し除けながら、数粒ずつ点播きしました。

 ほうれん草は、枯れ草を少し除けながら、筋蒔きしました。

 ついでに、少し時期が早いとは思いましたが、とうもろこしとインゲン(つるなし)も1粒ずつ点播きしました。

 しゃがむ姿勢が多くて、腿が疲れました。

玉ねぎを移植

2012-12-10 | 慣行農業
 今日(10日)は久しぶりの農作業。庭に種を播いて育てた(今日は播種から77日目)玉ねぎの苗約100本を川口の畑に移植しました。

 枯れ草をよけてスコップで土を分け、十数センチの玉ねぎの苗を植えました。

 冬の霜柱で苗が浮かんでしまうこともあるので、10株についてはスクモ(モミガラ)をかけて保温し、残りはそのままで枯れ草の保温力にゆだねました。

水菜は直播で、白菜は移植で

2012-10-23 | 慣行農業
 春から始めた自然農の畑で、失敗しながら野菜作りを試みています。
 春には数種類の野菜の種を直播して、結局は枝豆だけしか実らず、その枝豆もイノシシに食べられました。直播で育つ野菜は限られることを勉強しました。

 夏草が枯れる前の9月中旬、水菜、キャベツ、白菜などの種を播きました。



 水菜は、直播で結構育っています。昨日は、間引いた水菜を食べることができました。




 キャベツは、直播で、貧弱ですが一部の苗が育っています。その苗で植え付けをしました。




 白菜は、直播ではほとんど育ちませんでした。家の庭に種を播き、育った苗を(本葉3枚くらいのとき)畑に定植しました。

ネット下の草を4日かけて刈りました

2012-07-26 | 慣行農業
 先日(18日)は、あぜに敷いたネットを剥がして、50m分の草刈りをしましたが、あと40m分を残したままでした。

 この2日間(24日、25日)も、短時間ずつでしたが、残りのネットの一部を剥がし、草を刈り、もう一度ネットを敷いていました。

 今日(26日)は、昼前に1時間と午後に2時間作業して、残った作業が1時間くらいになったところで、栗の木陰で寝転がって撮った写真(左)です。

 あと1時間くらいで作業が完了するだとうという思いと、風もなくて暑いのでここで終了して後日にまわしたいという思いが交錯しているとき、真上の空と栗の枝葉を撮っていました。小さなイガグリが見えます。

 しばらくして上半身を起こすと、さっと山風が吹き下ろしてきました。

 それまでは、7:3で「終了」の思いだったのですが、立ち上がると、続きの作業をしていました。

 残った作業も思いのほか簡単で、30分少々で終了しました。

 この自然農の畑には、枝豆が70本くらいと、かぼちゃが3個できている以外は、腐葉土と刈り取った草で覆った畝があるだけ。自信はないけど、来年の野菜の収穫のための土づくりにはなっていると思っています。

枝豆の花が咲く前に草を刈りました

2012-06-29 | 慣行農業
 今日(29日)午後は、枝豆(これだけなんとか育っている)と葉大根(貧弱に育っている)の周りの草を刈りました。

 自然農の佐藤さんの資料をよくみると、やっぱり草を刈らないとだめみたいです(自然農の講座では、稲作については録音もして勉強したのですが、野菜作りはその気になって聞いてはいませんでした)。

 枝豆の周りの草を刈り、刈った草を枝豆の間に敷きました。草と枝豆の伸び具合が同じくらいなので、間違えて枝豆も5本刈ってしまいました。数えたら、75本残っていました。

 枝豆と葉大根以外は全滅のようなので、畝全体を草刈り機で刈って、刈った草を畝の上に被せています。草刈の途中でしたが、草刈り機の油が切れたところで終了。残りは後日に刈ります。

 そして、覆った草を掻き分けて、トウモロコシの種を50個ほど播きました。トウモロコシは3度目の挑戦です。

 午前は、冬期湛水田の最後の補植をしましたが、慣行田に比べ、活着が遅いようです。

トウモロコシ(再度)とインゲンの種をまく

2012-06-16 | 慣行農業
 今日(16日)は雨でしたが、トウモロコシ(ナンバ)とインゲンの種をまきました。

 トウモロコシとオクラは、5月11日に播いたのですが、(播いてから雨がほとんど降らなかったせいだと思いますが)発芽しませんでした。

 新しくトウモロコシの種を買って(198円)、それと家に残っていたインゲンの種もいっしょに、伸びつつあるカボチャのそばに、播くところの草を10cmほど刈りながら、1粒ずつ、各50粒ほど播きました。

 梅雨に入ったので、雨不足の心配はなく、このトウモロコシとインゲン、カボチャの3野菜は相性がいいそうなので、発芽と生育を期待しています。

※写真は、カボチャの葉と、左手前が小さく草を刈ってトウモロコシの種を播いたところ、右手前がインゲンの種を播いたところ。

溝さらえで、ネットを剥がして草を刈りました

2012-05-27 | 慣行農業
 今日(27日)は、地区の溝さらえの日でしたが都合がつかず、父に出てもらいました(出なかったら2000円の負担です)。“溝さらえ”では、放流の準備として、ため池(大正池)から延びる水路や溝のごみをさらえ、両側の草を刈ります。

 昨日は、電気柵の外側に敷いていたネットを剥がし、草を刈っておきました。

 今日は、夕方近くになって畑と田んぼに行き、地区の人が溝の山側(写真では右端)を刈ってくれていた草を運び出して、湛水田などに投げ入れました。その後、再びネットを敷きました。

 畑の作物は、最初に播いたピーマン、鷹の爪、ししとうは、芽が出ていません。後で播いたナス、枝豆、葉大根は芽が出て、本場もでていますが、ナンバ(トウモロコシ)とオクラは芽が出ていません。芽が出ないのは、気温がまだ低いせいなのかどうか、よくわかりません。

野菜の種をまき、刈った草を掛けました

2012-05-11 | 慣行農業
 冬期湛水田で白鳥や鴨が食事しながら遊んでいました。白鳥がいたのは初めてです。カモやアオサギ、シラサギなどは、近づく前に飛び立つのですが、この白鳥は悠々としています。近くの一級河川「旭川」で岡山市が放し飼いしている白鳥のようです。強くパンパンと手を叩いてみましたが、逃げようとしません。
 大きな水かきでかき回されると、水中生物の光合成や繁殖が邪魔されるので、ちょっと困ります。電柵のスイッチを切り、一部の杭を倒して、飛んで逃げるのを期待して帰りました。

 前置きはこのくらいにして、今日(11日)は、道などに生えた草を刈り、畑の畝に薄く掛けました。

 というのは、昨日、福島からやってきている佐藤和夫さんの自然農の畑(と苗代)に行って、色々な野菜が育ち始めているのを見て、「腐葉土層ができていないはずだけど、ある程度は野菜ができるんだ」と思って、すぐホームセンターに種を買いに行きました。

 買って蒔いた種は、トウモロコシ、オクラ、枝豆、ナス、葉大根の5種類です(蒔く時期が適当かどうかは解りませんが)。それで今日、芽が出ても紫外線に負けないように、そして乾燥しすぎないように、刈った草をかけてまわったのです。

 種を蒔いたところに水をかけようと、一昨日のソーラーパネルとポンプをセットしてみましたが、残念ながら曇り空ばかりでした。

ピーマンと唐辛子を蒔きました

2012-04-19 | 慣行農業
 一昨日と昨日、畑(2畝。曲がっているが下底30mの台形)に溝を切って(周囲と中に2本)、畝を2つ造っていました(時間がなくて、昨日までにできたのはそこまで)。

 今日(19日)は、連れ合いにも手伝ったもらいながら、1つの畝にピーマンの種を2条(2粒づつ、株間40cm)蒔きました(写真左の畝)。

 そのとなりの畝には、唐辛子の種を1条(2粒づつ、株間50cm)蒔きました。

 ピーマンを蒔いた上に、山側の溝に溜まった落ち葉を被せました。唐辛子を蒔いた上には、途中まで落ち葉を被せました。続きは後日に行います。


抜いた梅の木を片づけ、耕運機で耕す

2012-04-16 | 慣行農業
ノビル 今日(16日)は、先日抜いた梅の木を片づけ、耕運機で耕しました。

 久しぶりに連れ合いが遊びに着いてきました。あぜに生えていた野蒜を抜いていたようです(写真)。家に帰り、酢味噌和えをいただきました。

 それから、梅の木を焼くのにてこずっていたら少し手伝って(遊んで)くれ、畑に少し溝を切ってくれました。

 抜いた梅の木は、2日がかりで燃やしました。抜いて間がない梅の木は、乾燥していなくて、そして枝やとげが多くて木と木が合わさらず、なかなか燃えてくれません。

耕した畑と、奥に積んだ梅の木 2日かけて焼き、幹など太い部分は畑のそばに片づけました(乾燥してから焼くつもりです)。

 畑は、3年くらい放置していて、一部に笹や芝が生えていました。最初は、耕さないで唐鍬で溝を切ろうとしましたが、笹や芝が邪魔して、体力もなくて、1時間で3mほどしか進みませんでした。

 次の日は、意を決して、小型の耕運機をもってきて耕し始めました。このかわいい耕運機、地面が固いと回転爪が止まり、上に持ち上げてやると回転を始めます。固いところは3~4回通らないと耕せません。1日に2~3時間の作業で、4日目にほぼ耕し終わりました。

残りの梅の木4本を抜きました

2012-04-01 | 慣行農業
 一昨日(3月30日)、父が加勢してくれたおかげで、残りの梅の木4本(古木2本と若木2本)をウインチで抜き、柿の若木1本だけ残しました(28日に最初の1本を抜いていました)。

 今日は、抜くときに掘った穴を埋め戻し、片づけやすくするため抜いた木の枝を切り落としました。

 梅の木には、花やつぼみがついていて、少しかわいそうでした。ごめん。

 枝を少し持って帰り、生け花にしました(写真)。

梅の古木を4時間かけて抜きました

2012-03-28 | 慣行農業
 昨日(27日)、「畑」にあった梅の古木を4時間かけて抜きました。これは、自然農の畑を準備するための作業です。

 畑には、30年前に移植した梅の古木が3本、梅の若木が2本、柿の若木が1本あります。
 この畑は、元は田んぼでしたが、水漏れが多かったので畑にして、川の改修で抜かれた梅の木を移植していました。野菜を植えることはあまりありませんでした。

 抜く木の高さ1.5m部分と、隣の木の根元とを縛り、ウインチで引っ張りながら、抜く木の外側を掘って、太い根を鋸で切っていきます。ウインチを引っ張り、木が少し傾き、根を切り、またウインチを引っ張る・・・を繰り返しますが、かなり丈夫な紐が2回切れて、それをまた結んで作業を続けました。

 木がかなり傾いて、てこの力が働きにくくなり、根元に縛っていた木を川岸の木に替えて、作業を続けました。

 午後に始めて4時間、夕方前にやっと抜けました。ウインチを巻く手に力が入りにくくなるほど、久しぶりに筋肉を使いました。

 掘った穴を埋め戻す力も、その日にブログにUPする力も残っていませんでした。でも、古木があと2本残っている・・・

自然農の稲作を受講

2012-03-12 | 慣行農業
 今日、建部町公民館で開かれている自然農の講座(全3回の第2回目)に参加し、参考になる話が聴けました。

 講師は、福島県でやまなみ農園をやっていて、原発事故後に建部町にやってきた佐藤和夫さんで、今回の題は「自然農の稲作り」でした。佐藤さんの話で印象に残ったのは、次のようなことです。

・田んぼは耕さず、農薬や化学肥料は使わず、有機肥料もほとんどやらないのが自然農。草刈り機とチエンソー以外の農機は使わない。

・品種は、コシヒカリ、コガネモチ、黒米。

・最初、田んぼの水を切るために、5mおきにスコップの幅(上部30cm、下部20cm、深さ25cm)の溝を切る。

・溝と溝の間の地面には藁や草を敷く。

・播く前に種籾を水選する(消毒はしない。1000粒位なので手で選別することもある)。

・秋に準備していた苗床は、藁をはずして表面のぬかと土を混ぜる。

・4月10日、苗床に1~2cm間隔でモミ(10a当り250g)を播く。苗が1.5~2葉になるまで、ビニールトンネルで保温する。苗床は、周りに溝をきって水を入れるが、浸さないで、乾いたときだけ水を入れる。

・田植えの1週間前に畦草を刈り、田んぼはセリだけを刈る。

・田植えの前日に、たまらない程度に水を入れ、田植え後の1か月は1~2cmで浅水管理する。

・6月1日、籾播きから50日~60日経って5.5葉(3分けつ)の成苗ができた頃、株間30cm・条間40cmで田植えをする。古い鎌を田んぼに刺して横に振って穴をあけて苗を入れ、上の土をつまんで寄せる。手植えで10aに4日間程度かかる(約8300本植える)。

・7月1日(7~8本に分けつしている)から、田んぼ全体を草刈りし、刈った草は、藁といっしょに所々に丸めて置く。2週間後、丸めた草からセリが伸びているようなら、反転させて置く。草刈り後は10cm程度で水管理する。

・8月1日に25~40本に分けつ。8月12~15日に出穂。9月15日に落水。10月10日から稲刈り、ハザかけ。11月1日に脱穀(反当り5俵だった)。その後、後片付けして、稲藁を戻す。

・苗床も準備し、10a当り1.2m×4mで周りに溝を切り、5kgのぬかを振り、藁をかけておく(飛ばないように)。

・たくさんの失敗を経験して覚えるのが農業。

・田んぼの生き物を大切にしていれば人間も大切にすることになる。