新KOOさんのENJOY LIFE

日々身のまわりに起こった出来事などへの思いを綴っています・・・・・ちょっときれいな写真と共に・・・

大震災・大津波被災地を撮影した写真展に思う

2012年04月12日 21時24分00秒 | 日記

 3月7日の本欄に記載した件で、大阪ニコンサロンへ行って来ました。 ついでにサロン内にあるギャラリーなどを見てきました。「 ニコンサロン連続企画展Remembrance3.11」と称して被災地を撮った2氏の写真展示会が行われていました。
 被災地の様子を個人的に撮ってきて写真展を開いている例は、先日京都の国際交流会館で見受けました。その京都の展示会で自分は被災地を見てきてこのように詳しく撮って来た。「あなたたちは知らないだろう」というような姿勢で写真の説明をしつこくしていました。 思わず心の中で、そんなことは知ってますよ。親類縁者で 地震津波で被災した人もいるし、原発で問題となっている福島県に住んでいる人もいますよ・・・・とつぶやきました。
 いや、余りしつこいので、少し被災者の現状を教えました。 あれだけ大きな地震・津波が来たあと、一年経った今もなお続く余震のたびに どれだけ被災した人たちが怯えているのかを。
 被災地の展示作品に 芸術性、物語性を表現している積りでしょうが、もしかしたら幸せな生活をしている側にいる者が勝手に感じていることかも知れません。 被災者が作品展を見ても芸術性、物語性を感じるかどうか疑問です。なお、今日のニコン大阪の写真展では出過ぎた写真の説明は全く無く、静かに見て廻ることが出来ました。
 
【写真は (左)大阪ニコンサロンの様子 中央の盛り花の周囲に展示用カメラが並べられています。 (右)本日、ギャラリーの中ではNIKON企画展 3.11として被災地の写真作品が展示されていました。  】