35年振りに訪れてみた 信州穂高の荻原ろくざん美術館です。
以前は 有名な入り口の写真一棟だけでしたが、現在は3棟に増築されていてすごく立派になっていました。 この3棟の中では 以前の第一棟にろくざんの作品、年譜が集約されており、他の2棟には 同時代の彫刻家の作品が展示されていました。 今回改めて知ったことですが、ろくざん享年31歳という若さで亡くなっています。そして 国の重要文化財の指定となっている ’女’、叔父さんの頭像などは、彼の晩年近くに製作されていますね。 これらは 眺めれば眺めるほど、内から味わいというか、そのものの本質が感じられてくるような気がしました。
彼は20台で資金稼ぎにアメリカへ渡り、その後フランスでロダン、ブールデル、マイヨールなど有名な彫刻家と知己になり開眼していったようです。
そう、英語もフランス語もこなしていたのでしょうね。
写真は 第2棟の入り口にあった言葉です。 なかなかよい言葉ですね。
上記の2つのろくざんの作品を鑑賞するだけでも行った甲斐があったように思います。